ニュージーランド中銀が政策金利を利上げ!資源国通貨に着目せよ!

コロナ後の経済から脱却で、大きなテーマになっている各国の利上げとインフレ
先日のニュージーランドとカナダ中央銀行の政策金利発表でも、利上げという結果になりました。

利上げすると通貨ペアはどうなるの?今後の見通しは?
ぜひ利上げについて学んでいってくださいね。


利上げ利上げって、いったい利上げするとどうなるの?
政策金利発表と値動きを見ていきましょうね

ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は利上げ見通しを引き上げ

先日のニュージーランドの政策金利の利上げニュースで、政策金利は0.5%の利上げで2%の金利になりました。
さらに注目すべきは、ピーク時の利上げ見通しが3.95%に引き上げられたこと。

NZ中銀、初の2会合連続0.5ポイント利上げ-政策金利年内3.25%想定

中銀の最新予測では、政策金利のピークが従来の3.35%から3.95%に引き上げられ、2023年7ー9月(第3四半期)にピークに達するとの見通しが示された。2月時点では、24年に3.35%でピークを付けると予想していた。

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-25/RCF24SDWLU6801

予想では2023年の7月くらいにピークに達するのではないかと見通しとなり、従来の予想よりも速いペースでより高い金利をつけると上方修正されました。

NZドル高になっていく

政策金利は通貨の強弱に影響があるもので、より高い金利の通貨にお金は流れる傾向があります。

金利が高い=お金を借りにくい=流通量が減る=通貨の価値が上がる、という流れです。
以前はコロナ経済の緩和により、金利を下げる=お金が調達しやすい、という流れがでした。

つまり政策金利が上がるということは、その通貨の価値が上がるということ。
そしてFXではスワップポイントという金利差の補充がもらえますが、より政策金利が高いほどスワップポイントも高くなります。

同じオセアニア通貨でも豪ドルよりNZがドルの方が高いですから、スワップポイントという面ではNZドルの方が有利なんですね。


一般的には金利が上がれば、通貨ペアも上がる!
サプライズがあればあるほど、大きいボラ(値動き)が取れるんですね

豪ドルNZドルはレンジ上限

NZドルといえば、僕も含み損を抱えていますが、トラリピで人気の豪ドルNZドルは以前から続くレンジ幅の上限付近。
FX自動売買に頼らなくても、豪ドルNZドルは下がりそうな気がしています。

僕も裁量トレードで豪ドルNZドルは売りで持っていますが、売りでプラススワップですから安心して長期保有ができています。

絶対ではありませんが、過去の流れから見ればこれから下がる可能性が高いと思います。
FX自動売買と裁量トレードの両面から、豪ドルNZドルは攻めてみてくださいね。

NZドル高の到来!”あの通貨ペア”を売る僕のオススメのトラリピ戦略を紹介以前にもお伝えした通り、"あの通貨ペア"が今売り時!2022年の為替のテーマになっている利上げの影響と、今後の政策金利見通しについても見ていきましょう。 ぜひ最後まで読んで学んで…
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カナダ中銀は中立水準以上の利上げを示唆

先日のカナダ中銀の政策金利発表により、カナダ中銀も利上げで政策金利を1.5%にすると発表。

カナダ中銀、2会合連続で0.5ポイント利上げ-さらなる行動を警告

カナダ銀行(中央銀行)は1日、政策金利を0.5ポイント引き上げた。2会合連続での大幅利上げとなる。同中銀はインフレ抑制に必要ならば、「一段と強力な」措置を取る可能性があると警告した。

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-01/RCSXTTT0G1KY01

カナダ国内でも物価上昇が止まらず、短期的にはさらにインフレが続くとの見通しを発表しました。
もう世界的に資源高と輸送費高騰が続いていますから、世界的にインフレは避けられないでしょう。

通常は物価上昇を抑えるために利上げしますので、カナダも2-3%程度の中立金利(景気を過熱も冷やしもしない金利水準)まで金利を上げざるを得ません。

原油高で資源国通貨は強い値動き

資源国のロシア産の原油を輸入停止したことで、以前から高かった原油価格が再加熱。

将来的にはロシア産の原油は9割禁輸とする、とEUの方針を示しました。
ウクライナ侵攻が続いてる状況では仕方ないことですが、輸送費が上がれば物価上昇の要因になり得ます。

こればかりは誰にもわかりませんが、ウクライナ侵攻の先が見えない中、原油価格が下がる要因がありませんからね。
ニュージーランドもカナダも資源国ですから、比較的強い値動きをする、と僕は思います。

クロス円の取引はポジションを持ちすぎない低レバレッジで運用する

DMMFX スプレッド縮小キャンペーン
  • 期間:2022年6月1日(水)6時00分 ~ 2022年12月1日(木)6時59分
  • 対象通貨ペア:NZドル円、カナダドル円

2022年は米ドル円も20年ぶりの円安水準。
誰が見ても上がり過ぎだと思いますが、日銀が円安方針である限り下がる要因も見えないのが現状です。

先ほどのNZドルとカナダドルは、DMMFXでスプレッド縮小していますから、ここでトレードするのが1番安いと思います。
スプレッドは小さいように見えて、トレード回数が多いとかさむコストですからね。

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クロス円は確かに上がっていきますが、いくらなんでも上げすぎなので、あくまで低レバレッジ。
暴落が来ても慌てない水準でトレードしてくださいね。


金利が上がれば通貨も強くなる
インフレ(物価上昇)を抑えるには、利上げが1番手っ取り早いわけなんです




黒田総裁が円安容認発言!?
クロス円が爆上げ!?





安易な逆張りはしないようにしましょうね・・・

毎回ポジションを入れすぎなんだよ
暴落しても耐えられる所までにしとけよな


クロス円の”売り”はご用心!

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