両建て?ハーフ&ハーフ?トラリピで仕掛けるならどっち?

トラリピで仕掛けるなら、両建てとハーフ&ハーフのどっちがいいの?

何が起きるかわからないFXでは、広いレンジ幅を最小の証拠金でカバーする設定方法で「ハーフ&ハーフ」という技があります。
今回はハーフ&ハーフと単純に両建て注文をした場合と、どちらが有利か比較してみましょう。

ハーフ&ハーフは中級者以上向けと言われていますが、初心者の人でも内容は知っておくと、今後の役に立つはずです。
ぜひ最後まで読んで、トラリピの運用を詳しく理解しておきましょう。


両建て VS ハーフ&ハーフ!
トラリピの技をしっかり学んで、どれで運用するか決めてくださいね


ハーフ&ハーフについてはこちら

レンジ相場では両建てで仕掛けた方がガッポリ儲かる?

  • 想定レンジの上限から下限まで、買い・売りトラリピで運用
  • 買い・売り注文本数は同一

トラリピで同じレンジ幅に買い・売り両方の設定を仕掛けることを、両建て注文と言い、買う・売り同時にポジションを持つことになります。

上がるか下がるかを予想するFXで、両方とも注文を入れてしまえば、どちらかは必ず当たるという理屈ですね。
同じレンジ幅に買い・売り両方入れるので、含み損がとにかく大きくなりますが、想定レンジ幅内にいる限りは利益が1番取れるやり方ですね。

  • 通貨ペア:カナダドル円
  • レンジ幅:72〜84円
  • 注文本数:41本(値幅:0.25円)
  • 必要証拠金:買い:331,280円 売り:373,920円
トラリピ カナダドル円両建て注文例

運用する証拠金が多く必要

まず両建て注文ではハーフ&ハーフと違って注文本数を減らすことができないので、証拠金が多額に必要であるというデメリットがあります。

しかしトラリピの証拠金は両建てMAX方式なので、売買同時に運用すれば、どちらか多い方の証拠金だけで済みます。

つまり、証拠金は買い・売りどちらか多い方だけです。
片方向トラリピのみと同じ証拠金で運用できますが、含み損がとにかく大きくなるので、運用するなら証拠金維持率は要注意です。

レンジ幅を超えた時の損失が大きい

同じレンジ幅に買い・売りの両方を仕掛けるトラリピでは、想定しているレンジ幅を上下どちらで抜けてしまっても損失になります。
これはハーフ&ハーフでも同じですが、両建ての場合は注文数が多いので、レンジ幅を抜けた時の損失はかなり大きくなるでしょう。

証拠金維持率によっては、レンジ幅を抜けるとロスカットの危険もありえます。
確かに両建ては効率が良いように見えて、注文数が多い分だけ損失のリスクも抱えているわけですね。

スワップ金利はマイナスの方が大きくなる

FXではポジションを持っているだけでスワップポイントという金利差が毎日貰えますが、一般的にマイナス方向の金利の方が大きいんですね。
長期的にマイナススワップのポジションを持つと、かなり痛いです。

僕もマイナススワップが痛いので、基本的にはプラススワップの方向のみで運用しています。
マイナススワップを払い続けるのは、焼かれるような思いですからね。


僕がトラリピで仕掛けているのも、プラススワップが発生する片方向が基本です。
マイナススワップで沢山ポジション持たれると、地味に痛いんだよね


ハーフ&ハーフなら証拠金が抑えられてスワップ金利でも有利

ハーフ&ハーフ:
レンジ幅の上半分を売りトラリピ・下半分を買いトラリピで設定して、レンジ幅をちょうど2分するように仕掛ける戦略。

先ほどの両建て注文を、ハーフ&ハーフで運用した場合に必要になる証拠金は、以下の通りです。

証拠金は両建てに比べて半分以下で、同じレンジ幅をカバーできるハーフ&ハーフはかなり優秀ですね。

  • 通貨ペア:カナダドル円
  • レンジ幅:買い:72〜78円 売り:78〜84円
  • 注文本数:20本ずつ(値幅:0.315円)
  • 必要証拠金:買い:119,852円 売り:124,664円
トラリピ カナダドル円ハーフ&ハーフ例

設定によってはマイナススワップのポジションを長期的に持つことになる

ハーフ&ハーフで設定すると買い・売り両方を仕掛けることになりますので、マイナススワップの発生する方向でも仕掛けることになります。
両建て注文でもハーフ&ハーフでも、買い・売りの両方を扱う以上はマイナススワップは避けられません。

ハーフ&ハーフの設定によっては、長期的にマイナススワップのポジションを持つ可能性もあります。
例えばカナダドル円のハーフ&ハーフで仕掛けるなら、なるべく中央値を少し高めにして買いポジションをメインに運用するような工夫が必要ですね。

簡単そうに見えて、ハーフ&ハーフはある程度の相場の読みも必要なので、中級者以上向けと言われているわけです。

トラリピで仕掛けるならプラススワップ方向のみ

トラリピ カナダドル円買いトラリピ例

基本的に僕がトラリピで運用しているのは、プラススワップが発生する方向のみで運用しています。
カナダドル円などのクロス円の場合は、たいていは買いでプラススワップですね。

僕はトラリピでは買い方向のみで仕掛けて、下がったら買って、プラススワップも狙う運用をしています。
ひたすら下がったら買うだけおじさんになって、上がったら売るだけおじさんになり、ひたすら買っては売り買っては売りを細かく繰り返して、僕は利益を出しています。

ハーフ&ハーフも優秀ですが、まずはプラススワップの方向だけで運用すれば、相場の読みも単純で済みます。
トラリピなら、機械的に下がったら買うを繰り返してくれますからね。
読みにくい相場の時こそ、トラリピで仕掛けておけば機械的に拾ってくれるわけですね。

長期的な運用で利益を積み重ねる

トラリピを運用していると含み損を抱えて不安になることもあるかもしれませんが、利益を生むにはある程度の含み損は付きものだと思ってください。
含み損が膨らんでしまっても、為替相場は回帰性があっていつかは戻るもの。

人間がトレードすると暴落で悲観的になってしまいますが、自動売買なら機械的に相場の戻りも拾ってくれます。
トラリピで仕掛けておけば、いつか戻った時に機械的に決済してくれる。

含み損も長い目で見れば、いつか利益になるもの。
保持しているポジションからは、プラススワップも貰えますからね。


両建て?ハーフ&ハーフ?
それぞれのメリットをよく理解して設定しよう

単純に運用したいなら、僕みたいに買いトラリピのみがおすすめだぞ!


トラリピで細かく利益を積み重ねて、長期的に運用しよう

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