ローソク足で相場を予測してみよう!《陽線編》


ローソク足の基本的な読み方を以前に説明しましたよね。
ローソク足1本でも、そこから多くの相場の状況が読み取れます。


今回は、様々なローソク足の形で相場の状況を読み解くヒントを説明します!

特徴的なローソク足の陽線の形について

特徴的な形のローソク足は、出現タイミングによって相場の流れが変わったり転換を明示するサインと捉えられます。そのため、相場の予測をするのに役に立つと言えます。

ここでは、特徴的な形のローソク足の中から、4つの陽線の形をピックアップして説明します。

大陽線(だいようせん)

図1:大陽線の種類

大陽線は、始値より終値が高い陽線の中でも実体の部分が長い陽線のことを指します。
上昇が強かったことを表していて、相場が今後上昇していく可能性が高いことを暗示しているローソク足です。

さらに、大陽線はヒゲの形によって3つのパターンに分けられます。

陽の丸坊主(ようのまるぼうず)

始値と安値が同じ位置にあり、高値がそのまま終値になった陽線です。
上ヒゲも下ヒゲもなく、上昇の勢いが非常に強かったことが分かります。

相場がさらに上昇する可能性が高いです。

陽の大引け坊主(ようのおおひけぼうず)

始値からいったん弱まった相場が切り返し、そのあと大きく上昇して高値がそのまま終値になった陽線です。
特に、相場が安値圏と思われるところで出現したときは、下落から上昇へ転換していく可能性が高いです。

陽の寄付坊主(ようのよりつきぼうず)

基本的には強い相場を示唆していますが、高値から押し戻されて終わっていることから上値に抵抗があったことも感じさせます。
そのため、相場が高値圏で出現したときは、さらなる上昇の可能性もありますが、下落に注意しましょう。

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小陽線(しょうようせん)

図2:小陽線

小陽線は、実体が短い陽線のことを指します。
実体が特に短いものは“極線(きわみせん)”といい、見た目がコマに似ていることから“コマ足”とも呼ばれます。

上下のヒゲの長さによっても捉え方は変わってきますが、実体が短いということは買い方と売り方が拮抗していた証拠でもあります。そのため、相場の勢いが小休止して一時的な拮抗状態にあることを表しています。

下ヒゲ陽線

図3:下ヒゲ陽線とからかさ

下ヒゲ陽線は、下ヒゲが長い陽線のことを指します。
実体が長くてもそれ以上に下ヒゲが長く、上ヒゲがあっても短いものであれば下ヒゲ陽線に当てはまります。
ですが、実体が短く下ヒゲの長いものがより有効的な形です。

特に実体が短いものに関しては“たくり線”“からかさ”とも呼ばれます。
これは相場の転換示唆している可能性が高く、重要な形の1つです。
また、下ヒゲの長さが実体の3倍以上あるものを“たくり線”と呼ぶことが多いです。

下ヒゲが長いということは、売り方よりも買い方のパワーが強いことを表します。

下ヒゲ陽線は、相場が安値圏と思われるところで出現したとき、下落が一時的に止まるか、上昇転換する可能性があると解釈されます。上昇局面の途中で出現したときは、上昇継続の可能性が高いです。

からかさは、下落相場の途中や相場が安値圏と思われるところで出現したとき、今後相場が上昇に転じる可能性が高いことを表しています。しかし、相場の高値圏と思われるところで出現したときは、相場が下落に転じる可能性が高いです。

上ヒゲ陽線

図4:上ヒゲ陽線ととんかち

上ヒゲ陽線は、上ヒゲが長い陽線のとこを指します。
下ヒゲ陽線と同じく、実体が長くてもそれ以上に上ヒゲが長く、下ヒゲがあっても短いものであれば上ヒゲ陽線に当てはまります。
ですが、実体が短く上ヒゲの長いものがより有効的な形です。

特に実体が短いものに関しては“とんかち”とも呼ばれます。

上ヒゲが長いということは、買い方よりも売り方のパワーが強いことを表します。

上ヒゲ陽線は、相場が高値圏と思われるところで出現したとき、上昇が一時的に止まるか、下落に転換する可能性があると解釈されます。

ローソク足の陽線だけでもこんなに種類がある!


ローソク足の陽線だけでもこんなに種類があるが、まだまだ序の口。
真のFXウォーリアは、すべての知識を駆使してこそなれるのだ!

それ言える立場だっけ・・・


次回は陰線の種類をご紹介します!ご期待ください!

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