ローソク足で相場を予測してみよう!《十字線編》


ローソク足編、今回は寄引同時線(よりひきどうじせん)について説明します!


 

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相場が拮抗しているときに現れるローソク足

相場において買い方が有利、売り方が有利など偏りがあると実体が長いローソク足が発生します。
しかし、状況によってはどちらのパワーも強く拮抗する場合もあります。
その際に現れるローソク足について今回は説明していきます。

寄引同時線(よりひきどうじせん)

図1:十字線と寄せ線

始値と終値が同じ価格の形は“寄引同時線(よりひきどうじせん)”といいます。
厳密には始値と終値が同じ価格ですが、始値と終値がほぼ同じで価格でローソク足の実体がほぼないものなら寄引同時線とみなしても差し支えはありません。

寄引同時線はヒゲの長さで“十字線(じゅうじせん)”“寄せ線(よせせん)”に分かれます。
基本的にどちらも相場に動きはあったものの、最終的には始値と同じ価格で終わっているため買い方と売り方のパワーが拮抗していたことが分かります。
そしてほとんどの場合に、寄引同時線が出現したタイミングが相場の転換点になっていることが多いので、重要なローソク足の形と言えるでしょう。

十字線は、上下のヒゲが長くない形です。
相場の動きが小休止して、一時的な均衡を保っていたことを示唆しています。
ですが、相場の高値圏や安値圏に出現するとき、相場の転換点になることを暗示している可能性が高いです。

寄せ線も十字線と同じではありますが、ヒゲが長い分、相場が乱高下していたと捉えることができるため、
その後も相場が乱高下する可能性が高いので注意すべき形と言えるでしょう。

極端な寄引同時線

寄引同時線は、さらに細かく分類すると以下のようになります。

図2:極端な寄引同時線

トンボ

トンボは、始値・高値・終値が同じ価格で下ヒゲだけが長い形です。
相場が一旦は大きく下落したものの、その後は買い方のパワーが売り方のパワーよりも上回って安値から大きく反発したことがわかります。

トウバ

トウバは、始値・安値・終値が同じ価格で上ヒゲだけが長い、トンボと真逆の形です。
相場が一旦は大きく上昇したものの、その後は売り方のパワーが買い方のパワーよりも上回って高値から大きく反発したことがわかります。

上十字

上十字は、上ヒゲが長いだけでなく短い下ヒゲもある寄引同時線です。
相場が高値圏や安値圏と思われる付近で出現すると相場の変化を示唆していると捉えられます。
特に、相場が高値圏と思われる付近で出現すると、下落へ転換する可能性があります。

下十字

下十字は、下ヒゲが長いだけでなく短い上ヒゲもある寄引同時線です。
相場が高値圏や安値圏と思われる付近で出現すると相場の変化を示唆していると捉えられます。
特に、相場が安値圏と思われる付近で出現すると、上昇へ転換する可能性があります。

ローソク足も大事だけど一番大切なのは“トレンド”

ローソク足が相場の方向転換のカギを握ると説明してきましたが、
必ずしもそうとは限りません。

過去のチャートをご覧になりながら記事を読んでくださっている方ならもうお分かりかと思いますが、
確かに、ローソク足の条件によって方向の転換が起こる可能性が高いのも事実です。

ですが、チャートをよく見てみると1番大切なのは上位足のトレンドだと気付く方が多いと思います。

色々な条件が重なり合って方向が決まるのが相場ですので、チャートをじっくり観察してみてくださいね!


チャートを観察すれば、相場の全知全能の神になれるというもの。


この先の未来が見える・・・っ!見えるぞ・・・!
1米ドル=105円で、買いだ!!




104円台突入した・・・オワッタ・・・


やる夫、相場はそんなに甘くないぞ。


ローソク足編、まだまだ続きます!

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