中国の不動産大手”恒大集団”が「上場廃止」へ!何が起きた!?中国マネーはどこへ逃げる!?

ちょっと前に話題になったエバーグランデこと恒大集団が上場廃止らしいね
昔から危ないとは言われてたけど・・・中国経済ヤバいのかな?

噂ではマンション買ったのにいつ入居できるかわからないとかいう状況が続いていたらしい・・・
今回はそんな中国不動産業界のバブル崩壊によって何が起きるかを調べてみました

中国の不動産大手・恒大(エバーグランデ)が2025年8月25日に香港で上場廃止になります。

急成長のノリで借金を積み上げ、政府のルール(いわば「借金しすぎチェック」)に引っかかり、資金が回らなくなりました。

支払い遅れ、裁判所の清算命令、社内の不正問題…と悪材料が重なって、ついに取引終了へ。

ポイントは恒大だけじゃないこと。同業の大手にも似た問題が広がり、業界全体の体力が落ちている点です。

エバーグランデ(恒大集団)の週足です。ひどい下落チャートだ・・・

目次

中国不動産業界はどうなる?

中国不動産市場では、買い手の気持ちが冷えています。

未完成のマンションが増え、「本当に引き渡されるの?」という不安が積み上がりました。

政府は住宅ローンを引き下げたり、在庫の買い取りを進めたりしていますが、利用はまだ限定的。

結果として、地域差はあるものの、住宅価格は上がりにくく、回復には時間がかかりやすい地合いが続きます。

  • 買い手の自信が落ちてる:未完成のマンションが増え、「本当に引き渡されるの?」と不安。
  • 値段は下がりやすい:地域差はあるけど、全体としては上がりにくい。
  • 政策は効くのに時間がかかる:ローンを安くしたり在庫を買い取ったりの対策はあるけど、利用はまだ低調。

→ つまり、住宅投資で“すぐ反発”を狙うのは難しい。長期の体力勝負です。

株式市場に影響は?

これによる株式市場への影響を見ていきましょう。

中国・香港株

まず当たり前ですが中国・香港の不動産関連が重くなりがちです。

一方で、国が後押しする分野にお金が集まりやすくなっています。

たとえば電力や送電網の増強、再生可能エネルギー、半導体の国産化、クラウドやAIのインフラなど。

指数を広く買うより、政策の追い風が吹く“的”を狙った資金の動きが目立つようです。

日本株

日本株への影響は“選別”です。

中国向けの売上が多い企業は、需要の弱さや人民元安の影響を受けやすいので要注意。

その一方で、原材料価格の落ち着きや為替の追い風が働く業種もあります。

大切なのは、「その会社は本当に中国頼みなのか? ほかの市場で伸びていないか?」を決算と開示で丁寧に見極めることです。

世界株

世界全体で見ると、恒大の件がいきなりリーマン級の連鎖を起こす可能性は低いとみられています。

ただし、アジアの信用市場や資源価格、サプライチェーンにはじわっと効いてきます。

企業の決算説明で「中国が弱い」という一言が増えると、株価の上値を抑えやすくなる点は覚えておきたいところです。

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中国マネーはどこへ向かう?

では、中国マネーはどこへ向かうのでしょうか。

大きな流れは「安全・国策・分散」でしょう。

まずは現金やマネーファンドなど“すぐ動かせる場所”で待機する動き。次に、元本の安心感が高い国債や政策系の債券へ。値動きが気になる局面ほど、金(ゴールド)という“価値の保管箱”も見直されやすくなります。

さらに、国が後押しするテーマ株、あるいは香港・シンガポール経由の外貨建て資産でリスクを散らす動きも続きそうです。要するに、住宅投機から距離を取り、守りを固めつつ政策の追い風に乗る、というスタンスです。

  1. 現金・マネーファンド:とにかく逃げ場。すぐ動かせるのが安心。
  2. 国債・政策系債:利回りはほどほどでも“元本の安心感”を優先。
  3. 金(ゴールド):家の代わりの“価値の保管場所”として人気が戻りやすい。
  4. 国策テーマ株:当局が応援する産業に素早く資金が入る。
  5. 海外分散:香港・シンガポール経由、ドル建て資産などでリスク分散。

イメージは、住宅投機から“守りと政策順応”への大移動になる可能性があります。

個人投資家はどう動くべき?

まず自分のポートフォリオの“中国関連”を棚卸ししてみましょう。

次に、ニュースの“連想売り”で下げた銘柄の中に、本当に中国依存ではないお宝が混じっていないかを探します。

国策テーマに乗る場合は、補助金の話だけでなく「それがお金(利益)になる道筋がはっきりしているか」をチェック。受注残や価格転嫁、継続率といった指標を見たいところです。

  • 持ち物チェック:自分の保有銘柄(or 仕事)の中国比率、為替の影響、在庫の重さを確認。
  • “連想で売られすぎ”を探す:本当に中国依存?代替市場は?為替メリットは?と事実で見直す。
  • 国策テーマは“継続性”を見る:補助金だけでなく、利益に変わる道筋(受注残や価格転嫁)があるか。
  • 金は“保険の比率”を決める:ニュースで振り回されず、ポートフォリオの一部として淡々と。
  • ボラ対策:荒れたら“積立の押し目”になりやすい。レバは控えめ、現金クッションを残す。

まとめ

では今回のまとめです。

  • 恒大の上場廃止は、中国の「家に頼るモデル」が曲がり角に来たサイン。
  • 不動産は回復まで時間が必要。株は国策・安全・分散へお金が動きやすい。
  • 日本株は中国売上の高い銘柄を選別しつつ、恩恵セクターも拾う。
  • キーワードは安全・国策・ドル・金。住宅から“広く・守り強め”へのシフト。

中国市場の動向は世界経済にも大きく影響するはず
不動産大手が破綻するとなれば結構なショックになりそうな気もするけど・・・
とはいえ恒大集団(エバーグランデ)の破綻は正直既定路線だったよなぁ

結論としては安全資産に資金がシフトしていくかもしれないね。
ゴールドの時代が来るかもしれません。CFDで買う準備しとくか・・・

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