さ、300％だって！？半導体の派遣を狙いに行ってるのかなんだかしらんけどやりすぎちゃうか・・・
ヘッドラインだけだと凄い感じに見えるけど、詳細はいかに・・・
詳しく見ていきましょう
参考記事：
何が起きたの？
8月中旬、トランプ大統領が記者団に対し、半導体への関税を近く発表すると発言しました。
以前は100%という数字でしたが、今回は200～300%の可能性にも触れています。かなり強い言い方です。
同時に、「米国内に工場を建てたり投資したりする企業には低めの税率から始める」という発言もあり、国内生産を増やしたい狙いが見えます。
そもそも「関税」って？
関税は、海外から入ってくる商品にかける追加の税金です。
税率が高いほど、海外で作ったものをアメリカに売りにくくなる＝アメリカ国内で作る方が有利になりやすい、という仕組みです。
影響はどこに出そう？
影響が出そうなところを3つほど挙げていきます。
① 米国内で作る会社は“相対的に”有利
アメリカで生産できるインテル（Intel）やテキサス・インスツルメンツ（TXN）、グローバルファウンドリーズ（GFS）といった企業は、関税の影響を受けにくい可能性があります。
さらに政府支援（補助金・税優遇）が重なると、追い風になる場面もありえます。
② 海外生産でも「例外」になるケースがある？
多くのチップはTSMC（台湾積体電路）の工場で作られています。
TSMCはアリゾナに工場投資を進めているため、「米国へ投資している企業は優遇」となるなら、NVIDIAやAMDのような“設計専門（工場を持たない）企業”にもダメージは限定的になるシナリオがあります。
ただし、“米国投資していれば全部OKなのか？” “アリゾナ工場で作った分だけOKなのか？” この線引きがまだはっきりしません。ここが最大のモヤモヤ点です。
③ 半導体装置メーカーは読みにくい
半導体を作るための製造装置を売る企業（例：AMATなど）は、需要サイクル（作る量の増減）や設備投資のタイミングに業績が左右されます。
関税が生産の場所替え（米国シフト）を促せば中長期ではプラス面もありますが、短期は不透明感でブレやすいのが正直なところです。
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株式市場はどう反応した？
発言が出た日は、半導体全体の指数が弱含みました。
一方で、米国内生産の色が濃い銘柄には買い戻しも入るなど、選別の動きが出ています。
簡単に言うと、「関税の影響を受けにくい（かもしれない）」会社に資金が寄り、「影響を読み切りにくい」会社は様子見される、というわかりやすい反応でした。
日本の個人投資家はどう考える？
- 焦らず“細則待ち”が基本
●数字（税率）、
●対象（どこで作った分が関税対象か）、
●開始時期。
この3点が確定するまでは、一方向に賭けないのが安全です。 - 「米国内生産」か「米投資の有無」に注目
企業がどこで作っているか、米国にどれだけコミットしているかで明暗が分かれます。各社の生産拠点と投資計画をチェックしましょう。 - 短期は“見出し”に振られやすい
大きな数字（300%など）が踊ると、短期で株価が上下しがちです。分散とポジションサイズ管理をいつも以上に意識したいところ。
気になる点
Q. 「米国に投資していれば、台湾や他国で作ったチップも全部“関税なし”？」
A. 未確定です。米投資の実績があれば全製品OKなのか、アメリカ工場の生産分だけOKなのかで、影響はまったく違います。ここが最大のチェックポイント。
Q. いつから始まる？どのくらいの期間？
A. 時期も期間もまだ不明です。発表内容を確認してからの行動でも十分間に合います。
今回のまとめ
- 最大300%関税の“強いワード”で相場はヒヤリ…！？
- でも「米国内に投資すれば軽くする」の一言でシナリオは二極化！
- TSMCの扱い（全製品か、米国生産分だけか）でNVIDIA/AMDの影響度が激変！
- 細則が出るまで無理に賭けない。出てから“勝ち筋”へ回転が現実的ッ！？
アメリカを強くしようっていうトランプ大統領の意識がはっきりと見て取れるね！
ただこれが半導体業界にとってどれほどの影響を及ぼすかはまだ読めぬ！
正式発表時の発言に注意しておこう！
記事でも書いてるけど、どういう意向なのかハッキリわからない限りは動けないね
トランプちゃんの発言にかなり揺さぶられる気もするから、安易なポジションは持たないようにしましょう
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