ついにビットコインが“税率20%”で買える時代に!?申告分離課税で有利かと思いきや注意点が多すぎた・・・

うおおおお!ついにビットコインETFがトレードできるようになったのか!
時代は完全に来ちゃってるやつだ!これは知っておいて損はないぞ!

しかし注意点も多いので、この記事でしっかり学んでいってくれよな

「ビットコイン投資=税金が高い」という常識が、ついに覆るかもしれません。

9月30日、IG証券のバラエティ口座にて
「iシェアーズ ビットコイン トラストETF」
「iシェアーズ イーサリアム トラストETF」のCFD取引が解禁されました。

これ、ただの新商品じゃありません。税金面で“革命”級のインパクトなんです。

目次

通常のビットコイン投資は“最大55%課税”!ETF CFDなら一律約20%でOK!

従来のビットコイン投資(現物取引)は「雑所得扱い」で、所得額に応じて最大55%の税金が課されます。

つまり、ビットコインで大きく儲けても、そのおよそ半分が税金で消えてしまいます

一方、今回のIG証券が提供するETF CFDは「申告分離課税」対象。
税率は一律20.315%(所得税+住民税)です。

株やFXと同じ扱いになるため、大きく稼ぐ人ほど節税効果が高いというわけです。

iシェアーズ ビットコインETFとは?値動きは現物とほぼ同じ!

今回取引できる「iシェアーズ ビットコイン トラストETF(IBIT)」は、現物ビットコインの値動きにほぼ連動するETFです。

つまり、ウォレットの管理や仮想通貨取引所を使わなくても、ほぼ同じ値動きをCFDで手軽に再現できるというわけです。

また、イーサリアム版(ETHA)も同時に上場しており、「暗号資産は怖いけどETFなら触れる」という層にとっては最適な選択肢といえるでしょう。

ただし注意!ETF CFDには“ファンディングコスト”がかかる!

魅力的な制度設計の一方で、見逃せない注意点もあります。

それが「ファンディングコスト(資金調達コスト)」です。

IG証券のETF CFDでは、ポジションを日をまたいで保有すると、次の計算式でコストが発生します👇

総取引金額 ×(SOFRオーバーナイト金利 ±3.0%)÷ 360日

たとえば2025年10月時点の米国金利SOFRは4.15%。
ロングポジションの場合、これに+3.0%を加えた7.15%が適用されます。

仮にビットコインETF CFDを1,000ロット(終値70.8ドル)で保有していた場合(記事執筆時点の価格)
総取引金額は約70,800ドル、為替レート1ドル=150円
換算で
約1060万円のポジションになります。

この場合、1日あたりのファンディングコストは約14.7ドル(約2,110円/日)
つまり、長期保有はコスト的にかなり不利

この商品は短期〜中期のトレード向けと考えるのが現実的です。

さらに“取引手数料”も発生!株式CFDと同じ扱いに

IG証券のETF CFDは、株式CFDと同様の手数料体系が適用されます。

米国ETFの場合、取引ごとに以下のコストがかかります👇

区分手数料最低手数料
米国ETF CFDロット数(株数)× 2.2セントUSD16.5~USD27.5

1,000ロット取引の場合、手数料は
1,000 × 0.022ドル = 220ドル(約3,300円)
往復取引では約6,600円のコストがかかる計算です。

少額取引だと最低でも2500円程度取られてしまいます。

取引金額が大きいほど影響は限定的ですが、スキャルピングのような超短期売買にはやや不向きといえるでしょう。

最大レバレッジは5倍(個人口座)!法人口座なら20倍も可能

IG証券のETF CFDは、個人口座で最大5倍のレバレッジをかけることができます。

つまり、先ほどの1060万円相当のポジションを保有するには、およそ210万円前後の証拠金で取引が可能ということになります。

さらに法人口座では最大20倍のレバレッジが認められており、必要証拠金はわずか約53万円程度にまで圧縮可能です。
(※レバレッジ取引はリスクも高まるため、あくまで参考値)

ティアード証拠金制度にも注意!保有ロットが増えるほど維持率アップ

IG証券のETF CFDには、「ティアード証拠金制度」が導入されています。

これは、保有ロットが増えるほど証拠金維持率(必要証拠金比率)が段階的に上がる仕組みです。

レベルロット数維持証拠金率
10〜6,00020%
26,000〜19,80030%
319,800〜39,60060%
439,600以上75%

つまり、ポジションを大きく持てば持つほどレバレッジ効率は低下します。

個人トレーダーが安全に取引する場合は、レベル1〜2(〜2万ロット未満)を目安にするのが現実的でしょう。

ファンディング+手数料+証拠金維持率=⚫️⚫️勝負の設計

ここまでをまとめると、

ETF CFDは「税制面では超優秀、でも長期保有にはコストが重い

という構造。

つまり、数日〜数週間単位での短期戦にこそ真価を発揮する金融商品になるかと思われます。

今回のまとめ:税率20%でビットコイン投資ができる時代に突入!?

では今回のまとめです。

  • 累進課税(最大55%)のビットコインより、IG証券のETF CFDなら税率一律20%
  • レバレッジ最大5倍(法人は20倍)で効率的に運用可能
  • ティアード証拠金で大口ポジションには維持率上昇リスクあり
  • ファンディングコスト&手数料が発生するため、短期トレードに最適!

正直、長期的に保有する場合にはあまり向いていないというのが事実。ファンディングコストで毎日お金を取られてしまうのはかなり痛いです。

しかし今後もビットコインETFの人気は世界的に拡大が見込まれます。

日本でもようやくその波に乗れるようになった今、IG証券のバラエティ口座を開いておくだけでも十分価値があります。

税率約20%で短期的にトレードするという目的ならかなり有効活用できそうなので、是非口座開設してトレードしてみてください。

てなわけでついに税率約20%でビットコインがトレードできるようになったってわけだ!
少額だと不利な部分も多いけど、大きな金額を扱う人は覚えておいて損は無いかもしれないね‼️

ただ保有コストとか手数料とか馬鹿にならんのでそこは注意しないとね・・・
暗号資産取引所で現物を買ったほうが良い気もするが・・・損益分岐点について計算してみてそれも記事にしてみようかなと考えていますのでお楽しみに

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