9月7日週は何に注目すべき!?雇用統計上振れ×日銀タカ派×中東緊迫化が同時進行…全ての運命が決まる1週間になりそう

先週は凄い円買い来てたけど、流石に続かないよな・・・?構造的な円安が改善されてないんだもん・・・下げたら買っていって良いやつよな?

アメリカ側が円安に対して圧力かけてきてるのも気になるね。アメリカ長期国債の金利もなかなかの水準だし、意外とここから逆回転していく可能性はある・・・のか?

目次

9月7日(月曜日)

この日に重要な指標発表は特にありません。

9月8日(火曜日)

◆日本の国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 08:50: 日本
    重要度:★★★ GDPデフレーター (前年比) (Q2)
    予想:2.6%、前回:2.6%
  • 08:50: 日本
    重要度:★★★ 国内総生産 (前期比) (Q2)
    予想:0.3%、前回:0.3%

この指標で動くかも知れない金融商品:ドル円、クロス円、日経平均株価

9月9日(水曜日)

この日に重要な指標発表は特にありません。

9月10日(木曜日)

◆ドイツの消費者物価指数(CPI)が発表されます。

  • 15:00: ドイツ
    重要度:★★★ 消費者物価指数 (前月比) (8月)
    予想:0.2%、前回:0.2%

この指標で動くかも知れない金融商品:関連通貨ペア

◆欧州中央銀行(ECB)の政策金利が発表されます。

  • 21:15: ヨーロッパ
    重要度:★★★ 預金ファシリティ率 (9月)
    予想:2.50%、前回:2.25%
  • 21:15: ヨーロッパ
    重要度:★★★ 政策金利発表 (9月)
    予想:2.65%、前回:2.40%
  • 21:45: ヨーロッパ
    重要度:★★★ 欧州中央銀行記者会見

この指標で動くかも知れない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆アメリカの生産者物価指数(PPI)が発表されます。

  • 21:30: アメリカ
    重要度:★★★ 生産者物価指数 (前月比) (8月)
    予想:0.4%、前回:0.0%

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカの失業保険申請件数が発表されます。

  • 21:30: アメリカ
    重要度:★★★ 失業保険申請件数
    予想:20.5万件、前回:20.6万件

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカの中古住宅販売戸数 (8月)が発表されます。

  • 23:00: アメリカ
    重要度:★★★ 中古住宅販売戸数 (8月)
    予想:398万件、前回:406.0万件

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

9月11日(金曜日)

◆アメリカの原油在庫量が発表されます。

  • 01:00: アメリカ
    重要度:★★★ 原油在庫量
    前回:-445万件

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

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気にしておくべきこと

今週は「米国の物価が再び強いのか」「日銀の追加利上げ期待が円買いを続けさせるのか」のどちらが勝つかを見極める週になりそうです。

米国のPPI・CPI、ECB理事会、中東情勢を一つの流れとして追う必要があります。特にドル円は、米国の金利だけでなく、日銀の政策姿勢と原油価格にも大きく左右される局面です。

1. 米雇用統計は強い結果。9月FOMCはCPI・PPIが最後の分岐点

先週のアメリカでは、8月の雇用統計が市場予想を大きく上回りました。

非農業部門雇用者数は前月比16.2万人増となり、失業率は4.1%で横ばいでした。雇用市場が急速に悪化しているとの見方は、いったん後退したといえます。

雇用の強さを受けて、9月15〜16日のFOMCで利上げが行われる可能性が改めて意識され、米金利とドルを押し上げる材料になりました。

ただし、平均時給の伸びは前年比3.1%にとどまっています。雇用者数が増えていても、賃金上昇まで加速しているわけではありません。

さらにウォラーFRB理事は、今後発表されるインフレ指標で物価の鈍化が確認できれば、9月会合で据え置きを支持する考えを示しました。反対に、インフレが強ければ利上げを検討する姿勢です。

つまり雇用統計だけでは、9月の利上げは決まりません。

今週10日の米PPI、11日の米CPIでインフレの鈍化が続くのか、再び強まるのかが確認されます。物価が上振れすれば米国の利上げ観測が強まりやすく、鈍化すれば据え置き観測が戻りやすいでしょう。

考えられる戦略:

為替は雇用統計の強さだけを根拠に、ドル円の上昇を決めつけないことが重要です。

米PPI・CPIが予想を上回る場合は、米金利上昇を通じてドル買いが強まる可能性があります。

反対に物価が鈍化した場合は、利上げ観測の後退によるドル売りにも備え、指標直後の値動きを追いかけすぎないよう注意したいところです。

2. 日銀の9月利上げ観測が円高の原動力に。今回は介入ではなかった

先週のドル円では、円が対ドルで大きく買い戻される場面がありました。一時は「また為替介入か」との見方も出ましたが、日銀の当座預金データからは、9月2日に政府がドル売り・円買い介入を実施した明確な形跡は確認されていません。

今回の円高は、介入そのものではなく、日銀の追加利上げ観測を受けた円売りポジションの調整が主な要因と考えられます。

植田日銀総裁は、9月17〜18日の次回会合を含め、毎回の会合で利上げを議論する考えを示しました。市場では政策金利を現在の1.0%程度から1.25%程度へ引き上げる見方が強まっています。

高田審議委員も、利上げの間隔や幅にとらわれず機動的に対応する必要があると発言しました。これまで半年に1回程度だった利上げペースが速まるのではないか、という思惑が円買いにつながっています。

加えてベセント米財務長官は、円安と日本のインフレ圧力への対応に向け、日銀の「断固とした」金融政策を支持しました。日米当局が秩序ある為替相場へ連携する姿勢を示していることも、過度な円安を警戒する材料です。

ただし、日銀の9月利上げはまだ決定していません。

利上げが見送られたり、会見で慎重な姿勢が強く示されたりした場合には、積み上がった円買いが巻き戻され、ドル円が反発する可能性もあります。今後は「介入が来るか」だけではなく、日銀が実際にどこまで金融政策を正常化できるかが焦点になりそうです。

考えられる戦略:

為替は「今回は介入ではなかった」という点を意識し、日銀の発言や国内金利の動きを確認することが重要です。

9月の日銀会合までの間は、利上げ期待の高まりで円買いが入りやすい一方、期待が後退した場合の反動も大きくなり得ます。

クロス円は急な円高による損切り連鎖が起きやすいため、レバレッジを抑え、重要イベント前のポジション管理を優先したいところです。

株式は金利上昇が意識される局面で、銀行・保険などの金利上昇メリット株に資金が向かう可能性がある一方、円高が急速に進めば輸出関連株には逆風となります。

3. ECB会合と中東のタンカー攻撃。原油高がインフレと株価を揺らす

欧州では、8月のユーロ圏消費者物価指数が前年比3.3%上昇し、7月の2.9%から加速しました。上昇の中心は原油・天然ガスなどエネルギー価格で、原油高が世界のインフレを再び押し上げ始めていることが分かります。

一方で、食品・エネルギーを除くコアインフレ率は2.4%へ鈍化し、サービス価格の伸びも減速しています。総合インフレは強いものの、物価上昇が幅広い分野へ再加速しているとは言い切れない内容です。

市場では、10日のECB理事会で預金金利を0.25%引き上げ、2.50%とする見方が強まっています。ただし利上げ自体はかなり織り込まれているため、ユーロの方向を決めるのは決定そのものよりも、ラガルド総裁が次の利上げに前向きな姿勢を示すかどうかになりそうです。

同時に中東では、米軍とイラン軍による船舶への攻撃の応酬が続いています。米軍はイランの石油タンカー3隻を攻撃したと発表し、イラン側もタンカーや米関連船舶を標的にした攻撃を表明しました。

北海ブレント原油先物は1バレル96ドル台まで上昇しており、原油高が長引けば、インフレ再燃と世界的な金利上昇が意識されやすくなります。

原油高はエネルギー輸入国である日本の貿易収支や物価にとって負担となり、円安要因として見られやすい材料です。同時に、企業のコスト増加や金融引き締めの長期化を通じて、株式市場にとっては重しになる可能性があります。

考えられる戦略:

ユーロ円はECBの利上げ期待だけで判断せず、日銀会合への期待と円全体の値動きを合わせて確認する必要があります。

原油は中東情勢の見出しで急騰・急落しやすいため、商品市場では高値を追いかける取引に注意が必要です。

株式は原油・米金利・為替がそろって上昇する場合、金利やコストへの警戒から値動きが不安定になり得ます。急変時にも対応できるよう、資金を一度に投入しないことを意識したいところです。

アメリカ中間選挙もあるから、株はそう簡単に落ちたりはしないだろうけど・・・先週の引けにかけて米株は割と売られちゃったみたいだから、ちょっと厳しい状況が続くのかもしれないね

ただ日経平均だけが短期的に反発してるので、もしかすると資金がシフトしてる可能性も・・・。ここから日本株大勝利の時代くるか?
為替は難しそうなので、あまり触らないほうが良さそうな気がしているよ。気をつけてトレードしましょう。

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