米雇用統計の前哨戦！？ADP全国雇用者数と新規失業保険申請件数《前編》

米雇用統計だけが為替に大きく影響する経済指標じゃないんだ・・・
米雇用統計の2日前に発表されるADP全国雇用者数と新規失業保険申請件数も重要だからチェックするべし…

というわけで今回は前編としてADP雇用統計についてです
後編では新規失業保険申請件数について解説するぽよ

経済指標：ADP全国雇用者数

ADP全国雇用者数とは、全米約50万社の給与計算を代行する大手アウトソーシング会社ADP（Automatic Data Processing）が、自社の顧客を対象に雇用者数の動向を調査・集計したデータを発表する経済指標です。

“ADP全米雇用報告”や“ADP民間雇用者数”、“ADP雇用統計”または単に“ADP”と呼ばれることもあります。正式名称は“ADP National Employment Report”です。

基本的に、毎月米雇用統計の2営業日前に発表されます。

非農業部門雇用者数（通称：NFP）のサンプル数である約48万に近いことから、NFPの結果を予想する重要な手がかりとして位置づけられています。

ADP全国雇用者数の経済指標発表時間は、夏時間の場合は日本時間で21時15分、冬時間の場合は日本時間で22時15分です。

経済指標：ADP全国雇用者数の特徴

2002年5月から発表が行われるようになったADP全国雇用者数は、かつてNFPの結果との相関性は全くありませんでした。

ADP全国雇用者数とNFPの結果に大きな違いが生じてしまう原因の1つに、NFPでは集計の対象となっている政府機関の就業者が、ADP全国雇用者数には盛り込まれていないという点もありました。

そこで2012年11月から調査方法の変更を行い、過去のデータも新しい調査方法に基づいて改定したため、現在はある程度の相関性も確認できるようになりました。

しかし、NFPの結果と数万人単位でブレが生じてしまうのは今でもよくあります。

ですので、米雇用統計の参考経済指標として重要なデータではありますが、NFPと似たような結果にならないこともありますので気を付けてトレードを行ってください。

経済指標：ADP全国雇用者数のまとめ！

ADP全国雇用者数は、米雇用統計の2日前に経済指標が発表される大事な経済指標の1つです。

以下にADP全国雇用者数の経済指標発表の発表日と発表時間をまとめました。

経済指標発表時に値動きを見れば、
米雇用統計の日にどっちに動くのか予想することができます！

しっかりと覚えて真のFXウォーリアを目指しましょう！

ADP雇用統計を参考にすれば米雇用統計の当日にどういった動きをするのかを予測する判断材料になる！覚えておくんだぞ！

毎度の事ながら言っておくが絶対同じになるってワケじゃないからそこも覚えておくようにな

後編もよろしく！

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