ダウ平均株価とは、ダウ工業平均株価指数、ダウ30、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、ダウ平均など様々な呼ばれ方がされています。

そんな有名なダウ平均株価とは一体何なのかを今回はお話ししたいと思います。

株式だけではなく、通貨との相関に関わってくるのでしっかりと覚えていくのだぞ！

ダウ平均株価とは！

ダウ平均株価とは、1896年にチャールズダウ（Charles Dow）によって考案され、ニューヨーク証券取引所（NYSE）とナスダック（NASDAQ）に上場している優良企業30社の株価の値動きを測定する指標です。

ダウ平均株価に含まれている優良企業30銘柄のことを英語では“blue chip”と呼ばれています。

ダウ平均株価の指数算出方法！

S&P500やTOPIXなどは“時価総額加重平均株価指数”と言って、時価総額に対して“加重平均”で算出されますが、これに対して、ダウ平均株価は“単純平均”で算出されます。

計算方法は以下の通りです。

※除数とは：割り算で言う分母に値する数値を指します。ダウはダウ工業株30種平均とも言われているため、除数は30となりますが、単純にずっと30というわけではなく、銘柄構成が入れ替わったりする際に修正する必要が出てくるのでこのような言い方になっています。

ダウ平均株価の構成銘柄について！

ダウ平均株価の構成銘柄は以下の通りです。 ※ 2020年12月時点

ダウ平均株価の構成銘柄（業種別）

ダウ平均株価の構成銘柄

ダウ平均株価と日経平均の関係性について！

ダウ平均株価が米国の代表的な株価指数であるとすると、日本の代表的な株価指数は日経平均です。

日経平均は東京証券取引所第一部に上場する2109銘柄のうち日本経済新聞社が選定した日本を代表する225銘柄を対象とした株価指数です。

ダウ平均株価は米国だけでなく、世界中の株式市場に影響を与える重要なバロメーターです。

日経平均の朝9時の寄り付きは、前夜のダウ平均株価の影響を非常に大きく受けます。

ダウ平均株価のまとめ！

ダウ平均株価は、米国を代表する株価指数の1つです！

それ故に、日経平均や為替などに大きく影響するので覚えてくださいね！

優良企業ばっかりなら、ダウに採用されている銘柄を買っておけば基本的に間違いないんじゃないの？

間違っちゃいないけど、定期的に入れ替えも起こっているから、ちゃんと経過を見守る必要はあるのだけは覚えておけよな・・・

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