金(ゴールド)はもはや安全資産ではないのか・・・?

うわあああ!ドル買い・円買いが止まらねえええ!
これは間違いなくリスクオフだあああああ!!

 

いや、まだ慌てるようなときじゃない。落ち着け僕。
こりゃ安全資産と言われている金(ゴールド)で勝負するしかないな!!

 

 

どうして下がってるんだよおおおおおおおおおおお!!

 

あ、一応注意点なんだけどこの記事は去年(大体コロナショック~年末まで)の値動きを元に考察している部分が多数あるのでそこは注意してくれよな

 

書いた記事の公開を忘れてたって素直に言いなさい!

う、うるさいお!僕だっていろいろ忙しいんだお!にゃんきちの面倒見たりとか!!!あとちゃんと最近の情報も入れたから!

 

 

参考にしているチャートは過去のものだけど、そこから読み取れるゴールドの性質も参考になるから、是非読んでいってくれよな!

リスクオフなのに価格が下落した金(ゴールド)

2020年9月下旬から2021年の年明けまで、大統領選やブレグジットなど世界経済では様々な不安材料がたくさん出てきて市場では一気にリスクオフムードになっていましたよね。

ドイツで10月28日、再拡大する新型コロナウイルス流行に対応するため、11月2日から1カ月間、緊急の部分的なロックダウン(都市封鎖)が発表された。フランスでも30日から12月1日までの約1カ月、全土で再びロックダウンを実施する。

ロイター (https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvC74O85QY0I49VRGO6NEG3T6ORN)

こうしたネガティブなヘッドラインを受けて、2020年10月28日(水)に米ドル買いや日本円買いが強まり、さらにリスクオフのムードが強まりました。

しかし、米ドル買いや日本円買い、スイスフラン買いが強まる中、なぜか安全資産と言われていた金(ゴールド)は買われませんでした。

そして2021年6月、ようやく金融緩和の縮小(テーパリング)が議論され始めた時に米長期国債の利回りが上下に激しく動きました。

FOMC、23年末までに2回の利上げを予想-テーパリング議論へ

米連邦公開市場委員会(FOMC)は15、16両日に開催した定例会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0-0.25%で据え置くことを決定した。一方で2023年末までに2回の利上げを見込んでいることを示唆し、経済が回復する中で利上げ開始時期が前倒しされる可能性が示された。

Bloomberg

通常、アメリカの10年国債利回りと金(ゴールド)は相関関係にあり、金利が下がればゴールドは上がり、金利が上がればゴールドは下がるといった値動きが普通でした。

しかし引けにかけて下げた長期国債利回りに対して金(ゴールド)も同じく下げてしまいました。

安全資産として機能しているはずのゴールドはここ数ヶ月、あまり買われる印象が無くなってきていると感じます。

これを聞いた上で、みなさんの頭にはこうした疑問が浮かんでいたのではないでしょうか。

「果たして金(ゴールド)は本当に安全資産なのか?」

有事の金(ゴールド)買いについて

っていうかそもそも、金(ゴールド)ってなんで有事のときに買われるんだ・・・?
スプレッドもボラティリティもすごいのに・・・

 

アンタ、それ知らないで金(ゴールド)買ってるのかい!?

ほら、みんな有事のときに金(ゴールド)買うじゃん?
みんなのマネしておけば間違いないかなって思って。

何故有事の金(ゴールド)買いは起こる?

有事のときに金(ゴールド)が買われるものなの?知らなかった・・・

というような疑問を抱いてるけどなんとなく取引している人も少なくないと思います。

なぜ、有事の金(ゴールド)買いは起こるといわれているのか?

そもそも、金(ゴールド)というのは株や債券などと違って“実物資産”なので、相場の下落局面に強いという傾向から“有事の金(ゴールド)”とされてきました。

そのため、有事の際に多くの投資家やトレーダーのリスクヘッジ先として金(ゴールド)が買われるという認識が広まり、今では常識というくらいに有名な言葉となりました。

金(ゴールド)は本当に安全資産?

最近の世界経済のネガティブなヘッドラインが流れ、金(ゴールド)が下がった事実を受け金融市場の専門家の方々は、株価下落などを補填するための“換金売り”で含み益の実現が企画されたという解説がちらほら見られます。

直近のリスクオフで買われた金融資産は、世界の基軸通貨米ドルと世界最大の債権国通貨日本円、機関投資家やヘッジファンドの資金調達通貨であるスイスフラン。

そして世界最大の貿易黒字国であるドイツがあるユーロも本来であればこうしたリスクオフ時に買われる傾向にあります。

ですが、今回は換金売りとして売られ、価格が下がった金(ゴールド)。

本当に世界経済が危なくなったときに換金されてしまう金融資産は、安全資産としてそんなに重要視されていないという風にも考えられますよね。

金が売られるというより米ドルに過剰に反応している!・・・気がする

以前、安全資産の記事にも「金(ゴールド)は、安全資産でありリスク資産である」ということをまとめたのですが、まさにその通りだなと2020年の相場を見ていて思いました。

図1:金(ゴールド) 日足チャート 2020年3月10日~8月頭

上のチャートを見るとわかると思いますが、新型コロナウイルスのネガティブニュースを受けて一時的に金(ゴールド)が売られていることがわかると思います。

ちなみに、このときのVIX(恐怖指数)はこんな感じです。

図2:VIX(恐怖指数)日足チャート 2020年3月10日~7月頭

このときのVIX(恐怖指数)が、リーマンショックの高値付近の水準まであがっていました。

そう考えると、

「あれ?有事の金(ゴールド)って嘘なんじゃないの?」

と思う人が多いかもしれません。

では、ここで米ドル/日本円チャートを見てみましょう。

図3:米ドル/日本円 日足チャート 2020年3月10日~9月中旬

米ドル/日本円の日足チャートを見てみると、“有事のドル買い”が起こっているのがよくわかりますね。

つまり、“有事の金(ゴールド)買い”の力を上回る強い“有事のドル買い”が行われたことによって金(ゴールド)は下落し、米ドルの価格が上昇したと考えることができるかと思います。

金(ゴールド)は安全資産でありリスク資産でもある

先ほどの説明から、

「やっぱり、有事の金(ゴールド)なんて嘘じゃないか!」

なんていう人が多いかもしれませんが、落ち着いて当時の金(ゴールド)のチャートを確認しましょう。

図4:金(ゴールド)日足チャート 2020年3月10日~8月頭

金(ゴールド)は3月半ばで底を打ち、結局短い間に元の水準まで戻りました。

それどころか、下落前の水準より大きく上回り上昇を続けていたのが見てわかるかと思います。

このことから、下落局面に強く持ち直しが早いので“安全資産である”と言うことができると思います。

そして、金(ゴールド)の場合はボラティリティが大きいのでリターンが大きい。つまり、“リスク資産の一面もある”ということが言えると思います。


こうした金(ゴールド)の特性を活かして、
金(ゴールド)が下落したらノックアウト・オプションで押し目買い勝負するってのもありかもね!


ただ、ボラティリティが大きいからリスク管理はしっかりしようね?


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まとめ:結局金(ゴールド)はなんなの?

さて、ここまでお話してきましたが2021年の金(ゴールド)の動きを見ていると長期的には右肩上がりですが短期的に値幅がなかなか大きいので、安全資産とリスク資産の両方の性質を持ち合わせてると言っても良いでしょう。

米ドルや米長期国債利回りとの相関関係も曖昧になってきている事については、経済が正常化していない今を考えると「そういう局面」だということなのかな?と考えていますが、そんな時に相関関係がどうとか考えるのはもしかしたら無駄なのかもしれません。

ひとつ言えるのは、金は採掘できる量に限りのある物なので価値は自然と上がっていく、であろう事。

そうした事を踏まえると、まさに現物の金を保有するか、金関連ETFなどにコツコツ投資するのが正解なのかもしれませんね。

あくまでもボク個人の考え方なので、参考程度にしつつ色々な情報を分析して相場と向き合いましょう!


安全資産である以上は買って放置しておくのが一番賢いかもしれないね
何処かの誰かの煽りで短期的に買ってみたら下がっているけど、きっと長い目で見れば上がるでしょう・・・

 


つまり何が言いたいのかってゴールド助かってくれえええええ!!

 

ってことー。迷ったら、ドゥーナッスィン!だ!無理にトレードする必要は無いよ!

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1件のコメント

  • 金は採掘できる量に限りのある物・・・・

    トルコで金100トン近く埋蔵されている大規模な鉱床が発見された。
    コンゴ民主共和国南部キブ州ルヒヒの山で約90%の土壌が金という鉱山が発見された。
    何か掘り放題ですよw

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