初心者の諸君!ファンダメンタルズ分析で覚えるべきはこれだ!!《前編》

諸君!今回は僕の得意とするファンダメンタルズ分析について紹介していこうと思うぞ!
YouTubeでも毎回ニュースを交えて相場の方向感を予想しているが、ざっくり言えばそれで注目しているものは何か?という部分を解説する感じだ!

 

ちょっと長くなりそうな予感がしたので前後編に分けたよ!
合わせて読んでみてね!

 

コレで君もFXウォリアーの仲間入り間違いなし!
ファンダメンタルズ分析を身に着けて相場を攻略しようではないか!

目次

ファンダメンタルズ分析とは?

ファンダメンタルズ分析とは、経済状況や各国の金融政策の動向を情報として仕入れ、相場を予想する分析のことを言います。

このファンダメンタルズ分析に対し、チャートを使った値動きの分析によって相場を予想する手法がテクニカル分析です。

ファンダメンタルズ分析はすぐに身に付けられるほど容易ではなく、また様々な金融機関のエコノミストやアナリストでさえも正確に世界経済の動向や相場の予想をすることは非常に難しいです。

しかし、だからと言って個人投資家にとってファンダメンタルズ分析は不要!ということではないです。

むしろ、プロで非常に難しい分析だからこそ、個人投資家やトレーダーが金融市場のプロと同じ目線に立って相場を分析しないと相場を生き残る確率が圧倒的に減ると思っています。

それに、ファンダメンタルズ分析でピッタリ正確に相場を予想することが難しくても、大きな相場のトレンドを予想するのはそこまで難しくはないです。

これが出来るようになると、テクニカル分析をメインにトレードしつつ、ファンダメンタルズ分析をサブの武器に備えることが出来るので勝率が劇的に上がります。

例えば、

  • テクニカル分析で買いのサインが出ている
  • ファンダメンタルズ分析の流れが買い方向

であれば、積極的に買いを仕掛けることができます。

一方で、

  • テクニカル分析で買いのサインが出た
  • ファンダメンタルズ的には下落方向の圧力

があれば、“買いはしばらく控えよう”とか“取引数量を小さくしてリスクを抑えよう”など柔軟な対応ができるようになるのです。

初心者が抑えるべきファンダメンタルズ

それでは超基本とされるファンダメンタルズについて紹介していこうと思います。

金融政策(アメリカ・EU・日本)

金融政策とは、各国の中央銀行がその国の経済を支えるために実施する金融面の政策のことです。

例えば、日本の中央銀行である日本銀行が、

「今は日本の景気が悪いから、政策金利の水準を下げよう」
「日本国債を買ってマーケットにお金を流すよ」

といって、日本経済の活性化を図っています。

これが、金融政策です。

ただ、世界のたくさんの国々の中央銀行の金融政策を把握するのはプロでも無理だと思うので、最低限知っておいたほうがいい金融政策は以下の3つです。

  • アメリカ:米FOMC
  • EU:ECB理事会
  • 日本:日銀金融政策決定会合

それぞれ紹介していきますね。

FOMC(アメリカ)

世界最大の国アメリカの金融政策です。

アメリカの金融政策を決める会合のことを“FOMC”と呼び、年8回開催されます。

Federal Open Market Committeeの頭文字を取ったもので、訳は「連邦公開市場委員会」となっています。


ちなみに僕は金利を決めようね委員会っていう覚え方をしてるよ!


アメリカは世界最大の経済大国なのでその金融政策の動向と経済の動向が世界経済に与える影響は非常に大きいです。

アメリカが利上げ(金利が上昇)をすれば、世界中のお金が安全性が高くなおかつ高い利回りが望めるアメリカに流れます。

逆にその他の国は自国通貨が米ドルに替わる動きが多くなるので外貨へのお金の流出が起きます。

ECB理事会(EU)

ECB理事会(Governing Council of the European Central Bank)は、金融政策決定機関でEUの金融政策を行っています。
ECB理事会は、ユーロや英ポンドの動向に大きく影響を与えます。

相場では様々な通貨ペアが取引されていますが、例えばユーロ安になるとユーロ/日本円が下落(ユーロ安円高)します。もちろんユーロ/米ドルにも影響を及ぼしますよね。

するとつまり米ドル/日本円にも影響する可能性があります。

よってECB理事会はユーロ絡みの通貨だけのイベントだけではなく、米ドル/日本円をトレードしている人も注意しておきたいイベントの1つなのです。

FOMCとECBについては過去にも紹介したのでこちらも読んでみてね!

https://jinfxblog.com/archives/8075

日銀金融政策決定会合(日本)

金融政策決定会合は日銀が行っている金融政策を決定する会です。

最近影が薄いなんて言われている日銀ですが、気を付けたいイベントの1つです。

特に、米ドル/日本円やユーロ/日本円などの、対日本円通貨をトレードする個人投資家にとっては日銀の動向は常に気にしていないといけないファンダメンタルズだと思います。


ちなみにFOMCやECB理事会などの金融政策発表日にはそれぞれの対象となる通貨が大きく動くことがあります。
そのため、しっかりニュースを追うことが大切ですよね。

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スイングトレーダーの僕としては長期的に様々なことが決定される金融政策は大事にしているファンダメンタルズのひとつだ。
長期の足で分析しているトレーダーはもちろん、短期の人もトレンドの把握に役立ててみてくれよな

 

次の記事では財政政策や押さえるべき経済指標について詳しく書いていこうと思います。お楽しみに

後編はこちら

https://jinfxblog.com/archives/12314

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