今話題のノックアウト・オプションとは？分かりやすく説明します！

よくぞ来た、FX戦士達よ！
本日は話題のノックアウト・オプションを学んで行くが良い！

以前の億トレーダーの手法を公開した動画の中で話題に上げた、IG証券のノックアウト・オプション。

そのノックアウト・オプションが今1番流行っていて、動画のコメントでは

「始めようと思ったけど使い方が分からない…」
「ノックアウト価格って何？」
「国内のFXなのに本当に*追証が無いの？」
「っていうかそもそもFXとどう違うの？」

*追証(おいしょう)とは
FXで、大暴落や大高騰が起きて証拠金以上に損失を被った場合、FX会社から証拠金の追加入金を求められる場合があります。

という声をいただいたので、ノックアウト・オプションを始めようと思っている方々や
これから投資デビューして億万長者を目指すんだ！と思っている方々の為に、
今回はIG証券の ノックアウト・オプションについてFXと比較しながら分かりやすく説明していこうと思います。

ノックアウト・オプションとは？

ノックアウト・オプションとは、2018年9月にリリースされたIG証券の新しい金融商品です。

大きな特徴としては、

• 投資効率が高いので、少ない資金(オプション料)で利益獲得が狙える
• 主要通貨だけではなく、株価指数や コモディティ(金、原油等)の取引が可能
• リスクが明確で、最大損失はオプション料のみ

＊オプション料とはFX取引で言う維持証拠金に当たるもの

この3つです。ざっくりすぎて全然わからないと思うので1つずつ説明していきます。

投資効率の高さをFXと比べてみた！

たとえば、米ドル／日本円が109円のときに1万通貨買いで取引するとします。

国内FXの場合

通常国内のFX口座であればレバレッジが最大25倍なので、

【米ドル／日本円が109円で1万通貨を買いで取引する場合】
レバレッジ最大25倍
｛ 109（円）×10,000 ｝÷25＝43,600（円）

最低でも維持証拠金として43,600円が必要になります。

ノックアウト・オプションの場合

ノックアウト・オプションの場合、取引に必要な資金はオプション料となります。

【米ドル／日本円が109円で1万通貨買いの取引する場合】
ノックアウト価格を10ポイントで設定したときのオプション料は1,200円

※ノックアウト価格…注文する際に必ず設定する損切りポイント、設定するレベルによってオプション料が変わる。

つまり、ノックアウト価格の設定によってはオプション料が1,200円程度で始められ、少ない取引資金で利益獲得が狙えるということです。

ノックアウト・オプションでなら
少ない資金（オプション料）で多くのポジションが持てるんだ
そして最初に設定するノックアウト価格以上の損失は無いから追証の心配も無いぞ




FXなら通常、米ドル/円のポジションを1万通貨持つには約43,600円が証拠金として必要なんだ
でも、ノックアウト・オプションではノックアウト価格の設定次第では同じ1万通貨持つのに1,200円程度でポジションが持てるんだ、これ凄くね？ねぇ凄いよね？

取扱銘柄数についてFXと比べてみた！

国内FXの場合

取扱通貨ペア数は平均で30通貨ペアと言われています。

FX口座では通貨ペアのみの証券会社がほとんどなので、株価指数など取引したい場合は別途口座を開設する必要があります。

ノックアウト・オプションの場合

ノックアウト・オプションでは取扱通貨ペア数だけで100通貨ペア！！！

さらに1つの口座の取扱いは通貨だけではなく、ダウ平均や日経平均、VIX指数などの株価指数や金・原油等のコモディティも取引でき、合わせると取扱銘柄数はなんと200種類近くにもなります！

ほとんどの証券会社ではFX、CFD等口座ごと開設手続きをしなくてはいけないのに対し、
ノックアウト・オプションの場合、1つの口座開設手続きで為替、株価指数、コモディティの取引ができるようになるので、とても便利だということがお分かりいただけると思います！！

ノックアウト・オプションの取扱銘柄、200種類もあるの！？
それが１つの口座開設で全て取引出来ちゃうなんて、IG証券、凄すぎるうううううう

リスクの明確さをFXと比べてみた！

国内FXの場合

通常国内FXでは為替に急変動があった際、実際の注文レートと約定レートにズレが発生（スリッページが発生）することがあります。注文レートと約定レートにズレが発生するとどうなるかというと、証拠金維持率が一定のパーセンテージを下回ったときに、不足資金を期日までに入金しなくてはならない追加証拠金が発生してしまいます。

つまり、相場が予想以上に変動した時に強制ロスカットが間に合わず、思わぬ損失が増えてしまうということがあるということです。

ノックアウト・オプションの場合

一方、ノックアウト・オプションの特徴であるノックアウト価格による損失確定・自動決済においてはスリッページが発生しません。

そして、ノックアウト・オプションの大きな特徴であるノックアウト価格は注文時に必ず設定をしなくてはいけないもので、そのポジションが決済されるまでノックアウト価格を変更することができません。

ノックアウト価格を設定することによって万が一のノックアウト（ロスカット）までの金額が明確になるので、最大損失額はオプション料と同額までに抑えることができるということです。

損失幅に耐える取引資金を十分に考慮しないといけないFXに対して、
ノックアウト・オプションは最大損失額が明確なので無理なく取引ができてトレーダーに優しいですね。

ノックアウト・オプションの仕組み

ノックアウト・オプションの特徴はなんとなく分かっていただけたと思うのですが、
「じゃあ結局ノックアウト・オプションってどんな仕組みなの？」と思っている方が多いと思いますので、
ここでは、全体的な仕組みを説明していきます。

【図】ブル（上昇）での例

先ほど説明したように、ノックアウト・オプションはリスクが限定された条件で取引を行います。
取引銘柄の価格が選択したノックアウト価格に達すると自動的にポジションが決済されます。
ノックアウト価格と取引量を選択することで、 オプション料とリスクを自分でコントロールすることができます。

取引する銘柄が上昇すると予測すれば「ブル（上昇）」（FXでいうロング（買い））を選択し、
取引銘柄の価格より低いノックアウト価格を設定します。
逆に、取引する銘柄が下落すると予測すれば「ベア（下落）」（FXでいうショート（売り））を選択し、
取引銘柄の価格より高いノックアウト価格を設定します。

ノックアウト価格を設定することによって、取引を行う前に最大どの程度の損失まで許容できるか決定でき、
そのレベルに応じて適切なリスク管理を行うことが可能になります。

取引感覚はFXにかなり近いと思いますので、FXを経験している方でしたらすぐに慣れると思います。

ノックアウト・オプションのデメリット

ここまではノックアウト・オプションのいいところばかり説明してきたので、
ここからは個人的に少し不便だなと思ったところをデメリットとしてまとめます。

ノックアウト価格が途中で変更できない

ノックアウト価格を設定して注文してしまったら、
そのポジションのノックアウト価格は途中から変更できなくなります。

ノックアウト価格はFXの逆指値とはちょっと違うので、決済で逆指値を使用する場合はノックアウト価格を取引銘柄の価格から少し離れたところに設定をして、逆指値を使用することをおすすめします。

指値注文ができない

「さっき逆指値を使用する話をしてたのに何のこっちゃ！」と思った方多いと思います。
ここで説明しようとしているのは、注文時はFXでいう成行注文しかできないということです。

ただ、先ほどのように決済の場合は損切りも利食いも取引銘柄の価格から離れたところに設定できます。
つまり、エントリーは成行になりますが、イグジットは指定できるということです。

つまりノックアウト価格とは強制損切りされるラインの事なんだ
そして最初に決めたノックアウト価格は２度と変更することはできない！
漢の戦いにやり直しは効かないのだ！！

それからスプレッド（手数料）も少し広い
通常FXでの米ドル/円のスプレッドは0.2～0.3銭ぐらいだが
ノックアウトオプションでの米ドル/円のスプレッドは0.6銭だ！
少ない資金で大きなトレードができる分、若干の手数料がかかると思ったら良いだろう

それでもノックアウト・オプションは上手く使えば少ない資金で大きな利益を出すことも夢じゃないんだ！
僕は優位性の高くて、勝てる可能性が大きい時には積極的に使ってるんだ！

そんなノックアウト・オプションはIG証券で取り扱っています。気になった方は是非口座開設してみてね！