FOMCの翌日3月19日に行われた日銀の金融政策発表についてまとめてみたよ。
あれ?日銀の金融政策決定会合って別に市場に影響ない空気でしょ?
今回は、日銀が金融政策決定会合前にサプライズ報道して米ドル/日本円に影響あったんだよ。
僕も日銀の金融政策決定会合は、今回も空気だと思ってた・・・
あったんだね、黒田砲・・・
なので、みんなこの記事を最後まで読んでほしいんだ。
ということで、2021年3月の日銀金融政策決定会合について見ていこう。
ちなみに、日銀金融政策決定会合がどんなイベントかは以下の通りだ!
日本の金利を決めようね会合です。
注目されていた現行の金融緩和政策については?
日本銀行は3月19日に行われた金融政策決定会合で、現行の大規模な金融緩和策を継続することを発表しました。
大まかな内容としては、1月に行われた金融政策決定会合で発表した内容に大幅な変更はありませんでしたが、その上で金融緩和策の“点検”(金融緩和策の見直し)を行った結果を公表し、長期金利の変動幅を±0.25%とする
長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)について
長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)について変更はありませんでしたが、長期金利の変動幅に変更がありました。
短期金利
日銀当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマイナス金利を適用する。
長期金利
10年物国債金利が0%程度で推移するよう上限を設けず、必要な金額の長期国債の買い入れを行う。
長期金利の変動幅については±0.25%程度とし、一定金利の変動を容認する姿勢を明確にしています。
資産買入れ方針について
ETFやJ-REIT、社債等の年間増加ペースについては、1月の内容とほぼ変更はありません。
しかし、事実上の下限にあたる原則的な買入れ方針(ETF約6兆円、J-REIT約1,800億円)を撤廃することを決定しました。
また、以前の日銀金融政策決定会合で“積極的な買入れを行う”と発表された文言については“必要に応じて買入れを行う”という文言に変更されました。
また、ETFの買入れは市場全体の値動きを示すとされるTOPIX(東証株価指数)に連動するものに限るとしました。
ETFの買入れの対象をTOPIX(東証株価指数)に連動するものだけにした狙いについて黒田総裁は、
「個別の株式の銘柄に偏った影響が出ないようにするため。」
とのことです。
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これらの発表を受けて金融市場は・・・?
3月18日に、長期金利の変動幅を±0.25%に拡大するというサプライズ報道があり、米ドル/日本円は瞬間的に下落しました。
また、3月19日の金融緩和策の見直し内容について正式な発表があった際にも米ドル/日本円は下落し、日経平均株価も下落しました。
ETFの買入れは市場全体の値動きを示すとされるTOPIX(東証株価指数)に連動するものに限るとの発表もあり、TOPIX(東証株価指数)は上昇しました。
今回の日銀政策決定会合は市場に影響を与えました
いつもであれば、あまり影響がないと言われていた日銀金融政策決定会合ですが、今回は長期金利の変動幅の拡大のサプライズ報道があり日本円や日経平均株価、TOPIXに大きな影響を与えました。
見逃しがちな政策金利発表や金融政策発表でも、なにが起こるか分かりませんので注意しておくべきだなと今回の日銀金融政策決定会合で思いました。
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