投資の格言シリーズ「全面高したあとの相場は怖い」
全面高とは?何を注意していけばいいのか?
歴史は繰り返すもの。
格言は過去の失敗事例でもありますから、歴史から投資方法を学んでくださいね。
格言から学ぶ投資シリーズ
先人の経験から、利益を出すコツを学んでくださいね
投資の格言シリーズ:全面高したあとの相場は怖い
株式相場では、まず業績が良くて新製品を出した企業など、ポジティブなニュースが出た銘柄から買われて上がっていきます。
ある程度上昇したあとは、同じテーマ内の関連銘柄、いわゆる2番手銘柄も買われて上がっていきます。
そして2番手銘柄が上がる頃には、最初に上がった企業がさらに株価が上がります。
その頃には株価バブルと言われている頃で、インデックス自体の上昇に釣られて無配当の人気のない株まで上がっている状態です。
これが株高相場の流れで、インデックス自体の上昇と共に、テーマも超えて株高になっていきます。
格言でいう全面高したあとの相場は怖いとは、下落したときに下値を支えられる安値の銘柄がないため、底が見えないことを意味します。
一旦下落し始めると、どこまでも落ちていくわけです。
2021年の株式相場は全面高
2020年のコロナウイルスによる世界的なパンデミック。
実はコロナショック前も、連日最高値を更新する高値にいました。
コロナショックによって米国株市場は大幅下落により、史上初のサーキットブレーカーで一時取引がストップ。
コロナショックのようなことは100年に1度と言われていますが、全面高のあとの相場はどこまでも下落しました。
2021年は各国の経済対策により、以前に増して株高相場。
インデックスにつられて、ほとんどの株が上がっています。
今後のことはわかりませんが、落ちるときには大きな下げの可能性もあります。
欲張り過ぎないように、いつでも有事が起こってもいいように運用してくださいね。
靴磨きの少年が投資の話しをする
投資の世界で有名な逸話で「靴磨きの少年」の話しを紹介します。
投資家のパトリック・ケネディは、ある日ウォール街で靴磨きの少年に靴を磨いてもらいました。
靴を磨いている間に少年は「○○の株は買ったかい。凄く騰がるらしいよ」と言いました。
その発言に勘付き、市場のピークアウトを察して、その後本当に起こった大暴落から難を逃れた話しです。
投資の世界では相場の天井が近いことを表し、初心者が参入する頃には市場は飽和しているということ。
多くの人が参入する頃には、売り切って逃げていることが理想的。
ピークは誰にもわかりませんから、潮時は早めに見極めてくださいね。
2017年の仮想通貨バブルの崩壊
靴磨きの少年の具体的な話しをすると、2017年の仮想通貨バブルが有名な話し。
2017年にビットコインは200万円以上に値上がりしましたが、その後は大きく下落。
2021年に再びビットコインブームになるまで、ずっと低空飛行していました。
当時も多くの人が仮想通貨に参入していて、キャバクラ嬢までビットコインの話しをするようなブームになっていたといいます。
まさに靴磨きの少年と同じような状況だったわけです。
暴落に備えてピークを見定める
理想としては、底値で買ってピーク高で売ること。
しかしピークは誰にもわかりませんし、未来のことは読めません。
靴磨きの少年の話しでもありますが、実際にピーク高で売って逃げられたわけではないはず。
ある程度上がりきったと思ったら、ポジションを整理するなり妥協も必要です。
非論理的ではありますが、あとは経験と勘がモノを言うときもあります。
多くの人が参入する前に、ポジションを整理して逃げることも大切ですので、覚えておきましょう。
株高相場で新規買いに迷った時、利益確定したい時にはこの投資格言「全面高したあとの相場は怖い」を思い出してみてくださいね。
全面高の株高は、調整下げでも大きく下げる!
暴落の前に撤退が理想的です
暴落はいつか来るもの
どこで売るかは、“カンに頼る”ときも必要かもしれないね
多くの人が参入してるから、ピークは過ぎてるかもしれないよ
いつ暴落が来てもいいように、ポジションは整理しておこう!
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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