「投資の仕方」「最高の投資先」をググったせいで詐欺にあいかけた話

金融担当の記者が「最高の投資先」でググったら詐欺にあいかけたんやって

ねーわーwwwどんだけ情弱なんwwwww

そんな情強な君もこの体験談は聞いといた方がいいぞ!騙されないためにもな!


Google検索を活用して投資の仕方について学んだり、有望株を見つけようとする初心者は世の中にごまんといることでしょう。

そういった人々を狙った詐欺が横行しているようで、英紙「The Mail」のレイチェル・ストラウス記者も危うくカモにされかけたのだと言います。

同じような被害が出ないよう、ストラウス記者が自身の身に降りかかった恐ろしい体験談を共有していたので紹介させていただきます。

ソース先

I Googled ‘how to invest’ – only to be besieged by fraudsters in minutes: Our harrowing tale shows search giant is still the scammers’ best friend

https://www.thisismoney.co.uk/money/beatthescammers/article-9821061/I-Googled-invest-besieged-fraudsters-minutes.html

詐欺師から鳴り止まない電話

数日にわたり詐欺師はありとあらゆる策略を駆使してきました。

彼らは私から現金を巻き上げようと、私を急かし、脅迫し、説得し、または友情を深める言葉をかけてもきます。1日になんと17本の不在着信が詐欺師からは入っており、執拗に私を追い回していたのです。

これだけ恐ろしい仕打ちをされたのです。こういった体験談を聞けばみなさん、オンラインで怪しいリンクに飛んだとか、個人情報が抜き取られたなどの原因を考えるでしょう。

しかしそうではありません。

私がしたことは毎日何千もの人が行うであろう、実に平凡なことだったのです。

私は何をやって詐欺師から狙われたか

私がやったことといえば「イギリスの最高の投資先」「投資方法」をGoogle検索。上位に表示されたサイトに自分の連絡先を入れただけでした。

今考えるとこれだけですでに詐欺師の罠にはまってしまっていたのです。

以下2つの詐欺サイトの特徴および詐欺師とのやり取りを紹介しますが、どちらも細部まで本物らしく、大勢の人が騙されるのも無理ない完成度だったことは言わせてください。

詐欺サイトとのやり取り1

詐欺サイトの特徴

  • 英国放送協会BBCが投稿した記事に見えた
  • 内容はAmazonが仮想通貨「ビットコインプライム」を作ったというデタラメ
  • Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏がこの通貨を支持するような言葉が記事内に引用されており、これが世界各国のメディアで報じられたような錯覚を起こさせる作りだった

詐欺サイトとのやり取り

連絡先を入れてからものの数分後のことでした。ロンドンのキングスタウンという(実在しない)場所に拠点があると話す女性から電話があったのです。

彼女はジェフ・ベゾス氏が設立した企業の役員であると言い張り、投資をすれば最低50〜65%の利益を享受でき、さらにリスクも1%と断言。

私を安心させようと「100ドル投資しても1ドル失う可能性があるだけ」と話したのでした。

詐欺サイトとのやり取り2

詐欺サイトの特徴

  • 英紙Daily Mirrorが投稿した記事に見えた
  • 英人気司会者ホリー・ウィロウビー氏の顔が宣伝に使われていた
  • AIによる投資を推奨し、ウィロウビー氏がプロジェクトに関わっているかのように思わせる記述もあった

詐欺サイトとのやり取り

こちらも連絡先を入れて数分以内に男性から電話が入ります。

ウィロウビー氏が実際に使っているサービスなのか尋ねたところ「イエス」の答えが。さらに「イーロン・マスク氏やボリス・ジョンソン英首相も当社のサービスをご利用いただいています」と話したのでした。

AIによる投資のため人為的ミスはなく極めて安全であり初心者向けであるとも強調。

私が身分証明書のコピーを渡すのを躊躇うと、同僚を名乗る別の人物から電話が入り、「いま投資しなければ永遠にチャンスを失う」「すでに自分は1000件以上の電話があり儲けたい人でいっぱいだ」などと急かされることになったのです。


不在着信17件とか電話の音聞くだけでトラウマなるレベルやんけ・・・
ボク電話する相手いないからこんなに通知来てたらビビるわ

 

そんな悲しい事言うなよ。俺が毎日電話してやるよ!電話番号教えてくれよな!

 

あ、ありがとうだお。持つべきものは友達だなあ・・・

 

~後日~

 

はいもしもし。えっ?儲け話?ボクだけが選ばれた幸運の人?
今投資しておけば月に20%の利益が得られてリスクほぼ無し?今申し込まないとチャンスを失う?

犯罪者を追放する仕組み作りが今すぐ必要

このような詐欺を撲滅すべく、警察のような中央集権的な管理機構の設立が望まれるでしょう。

Googleは来月末より投資詐欺に関連した広告を取り締まると発表していますが、たとえ新しい規則が導入されたとしても不十分だと考える専門家もいます。

消費者団体Which?のガレス・ショー氏はこう明かしています。

Googleの対策に懐疑的な専門家:
「Googleは詐欺や模倣サイトを阻止することをこの10年間約束してきましたが、いまだに騙される人が後を絶ちません。Googleに通報が行き削除された偽の広告は、数日後にはまた復活しています。このようなこともあり同社の新しい施策が有効であるか、現時点で我々は判断できかねます」

またネット上での詐欺被害を食い止めるため、法案でオンライン広告の取り扱いについて制度化するよう求める声もあがっています。これにはイングランド銀行、ロンドン氏警察、労働年金委員会、財務省特別委員会などが支持を表明しているようです。

英国政府は制度化を拒否しているものの、プリティ・パテル英内務大臣は厳しい規制を検討中であると語っていました。

内務大臣は規制を検討中:
「我々はネット広告を介した詐欺を取り締まるため、より厳格な規制を検討中です。また詐欺を減らし、国民の安全を守るため、さまざまな選択肢の検討を続けています」

Googleはどう対処すべきか

もちろんオンラインには信頼できる投資情報源も多くあります。

しかし詐欺的だったり非倫理的な企業からの広告は至るところに存在します。詐欺グループは検索上位にヒットするよう広告費を払っているので当然でしょう。

こうして政府による信頼おける金融アドバイスや規制当局の情報などは、ユーザーの目に届きにくい場所に追いやられるのです。

こうした現状に、Googleはどう対応していくのでしょうか。

我々は遭遇した偽の広告をすべてGoogleと共有しており、現在「調査中」とのコメントを得ています。また厳しい広告掲載ルールを早く導入しなかった理由については「広告主に調整する時間を与えるため」と答えていました。

Googleは英国で意識向上キャンペーンを展開すると約束。さらに金融関連の広告は、金融行動監視機構(FCA)に認可された企業からの広告のみ取り扱うなどして、来月末からさらなる詐欺広告の規制を進めていくとしています。

預金金利はいまや記録的な低水準です。そのため多くの人が良い投資先を見つけようとGoogleに頼っていますが、うまい話には騙されないよう、一人一人の心掛けも重要になってくると言えるでしょう。


FCA認可の企業広告のみ掲載ってのは良さげ

草コインがいまいち流行らないのも詐欺っぽさが拭えないのが一番の原因だしな

 

みんなが騙されないようにこういった情報発信をしていくから、これからもオレ的FX・株投資部ブログをチェックしてくれよな!

詐欺ダメ!ゼッタイ!みんなも騙されないように常に疑うんだぞ!

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