企業の財務分析もせずに爆益あげてる投資家がいるらしいです
邪道な気もするけどそれはそれで興味深し!どれ、このボクが参考にしてやってもいいんだぞ!
まぁただ数字が苦手なだけなんですけどね
投資を行う上で企業の財務状況を把握するのは重要ですが、それをまるで必要としない”驚くべき投資法”があるとのこと。米人作家のFred Reichheld氏が紹介しています。
ソース先
This surprising investing strategy crushes the stock market without examining a single financial metric
財務分析のいらない投資法
Reichheld氏はポートフォリオ作成時に企業の財務指標を調べることをしません。
大切なのは顧客満足度を精査すること
彼は代わりに顧客満足度を精査し、各業界の競合他社から有望な企業を選び出しているのだと言います。優れた投資家のPeter Lynch氏は「自分が愛する会社」に投資するよう提唱していますが、Reichheld氏は「人々が愛する会社」に投資。
この戦略だけで彼の過去10年間のリターンは米国の株式市場を3倍近く上回ったようです。
リターンが市場平均を上回っている理由
「私のポートフォリオが素晴らしいリターンをあげている理由は、米国の株式市場が顧客ロイヤルティの力を見くびっているため」と指摘するReichheld氏。
顧客は自分が満足すると必ず戻って来たり友人を紹介してくれたりと、良い循環を生み出します。
これこそ会社に持続的繁栄をもたらす”弾み車”であり、顧客満足度を積み重ねていける会社であれば驚くべきレベルの利益成長を遂げるのです。
顧客ロイヤリティはNPSで分析
消費者の企業への愛着度を知るには「ネット・プロモーター・スコア(NPS)」を活用します。
NPSの調査レポートに目を通せば、顧客が知人に製品やサービスをどの程度オススメする可能性があるかが分かるようになります。
NPSとは:
ネット・プロモーター・スコアとは、顧客ロイヤルティ(企業やブランドへの愛着や信頼)を数値化したもの。顧客の継続利用意向を知るための指標とされている。アップル、グーグル、アマゾン、メタなど顧客志向を重視する企業で特に採用されるケースが多く、全米上位500社のうち約30%がNPSを経営指標として採用している。
NPSが優秀な企業(2011年当時)
2011年、Reichheld氏は当時最もNPSが有望だった以下の11銘柄を長期保有しました。
- アルファベット(GOOGL)
- アップル(AAPL)
- メタ(FB)
- アマゾン(AMZN)
- コストコ(COST)
- サウスウエスト航空(LUV)
- アメリカンエクスプレス(AXP)
- ジェットブルー航空(JBLU)
- ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
- TモバイルUS(TMUS)
- ノートンライフロック(NLOK)
今振り返ってみると、これらのは誰もが買うような当たり前の銘柄に見えるかもしれません。
ただReichheld氏が購入を決めた2011年当時はこれらの企業はさほど大きくなく、例えばアマゾンの時価総額はeBayを下回っていましたし、またTモバイルも携帯電話業界の中で最弱と考えられていたほどでした。
しかしこれらの企業の”顧客重視”は並外れており、それが時間をかけて実を結んだのです。
このポートフォリオは2011年〜2020年にかけてバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)のリターンを2.8倍上回りました。
NPSが優秀な企業(2021年現在)
成功を受けてReichheld氏は、勤務先のベイン・アンド・カンパニーでNPSを多種多様な業界に適用しランク付けしたデータベンチマークサービス「NPS Prism」を立ち上げました。
より多くの業界を精査することで、新しく以下に挙げるようなNPSリーダーも発見し続けています。
- テキサス・ロードハウス(TXRH)
- ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ(DFS)
- テスラ(TSLA)
- チューイ(CHWY)
- ファーストサービス(FSV)
お客さんを大事にする企業は応援したくなりますもんね
ちなみにボクも読者のみんなを大切に思って記事書いてるんだお。いつも愛してゆ
はーい、本日もお薬出しておきますね
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財務会計からはNPSは見えてこない
NPSが優秀な企業に目を向ける投資家は長い間あまり多くいませんでした。
なぜなら財務会計はそれを測る上では不十分だからです。顧客数や顧客満足度、継続利用者数、知人への紹介数など財務会計で報告する義務はなく、競合他社のNPSを比較するのも困難を極めます。
独自でNPSを出す企業も
そんななかペット用品小売店チューイは上場申請書にNPSを掲載していました。
この会社は顧客満足度を重視しており、常日頃から素晴らしい仕事っぷりを見せています。例えば手書きのペットの似顔絵をサプライズで郵送して顧客に日頃の感謝の気持ちを伝えたりしているのだそう。これに感激した飼い主がSNSに画像を投稿すれば、多くの人の目に触れ、潜在的な顧客が増えることに繋がるでしょう。
Reichheld氏の計算によれば、チューイ社のNPSはアマゾン社(ペットカテゴリ)のNPSを24ポイント上回る「並外れたパフォーマンス」をあげています。
NPS算出の精度をあげる
またReichheld氏は「稼得成長率(Earned Growth Rate)」と呼ばれる新しい指標も作成。これはリピーターと彼らの紹介で生み出された収益成長率を測定するものです。
SaaSなどサブスクリプションベースの事業で用いられる「売上継続率(NRR)」を「新規獲得顧客(ENC)」と組み合わせることによって、新規顧客の支出がどれほどの割合でプロモーションチャンネル経由ではなく紹介経由だったかが分かるようになったのだとか。
氏はこうしてNPS算出の精度をあげながら、今後伸びる企業を発掘していく投資を実践しています。
NPS最強の企業を片っ端からおしえてほちい、それで投資先決めるから
まぁ機会があったらまとめてもいいけど・・財務分析もした方がいいとは思うよ・・
あーい。わかりましたー
わかったのなら宜しい、わかったのなら
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