米国株暴落の予兆か! 空売り投資家が増え逆イールドも発生してしまった!!

あれ?めっちゃ株価下がってるんだけど米株ヤバない?

 

空売りが増えててさらに景気後退の予兆とも言える逆イールドっちゅうもんが発生したようです

 

よー分からんけどどひゃああああ!解説よろ!


2022年に株式市場の暴落は起こるのでしょうか。

米国株の空売りをする投資家が過去3ヶ月の間に若干ではあるものの増えてきていることが判明。さらに逆イールドの発生で景気後退の懸念も囁かれています。

ソース先

Short sellers are increasing their bets on a stock market crash

https://finance.yahoo.com/news/short-sellers-are-increasing-their-bets-on-a-stock-market-crash-163158831.html

目次

空売り投資家が増えている

株式市場の暴落が起きると考えている人はウォール街では今のところ少数派ですが、企業の将来の株価下落に賭ける取引で利益を狙う空売り投資家が増えているそうです。

S&P500の空売り比率は全体的に上昇

金融会社S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによれば、米国株式市場全体の売りに占める信用売りの割合(空売り比率)は上昇しているとのこと。S&P500の空売り比率も去年末から今年3月中旬にかけて11ベーシスポイント増加し2.2%まで上がっています。

グラフでも分かる通り、空売り比率は金融をのぞく全てのセクターで有意に高くなっています。

■セクター毎の空売り比率

空売り比率とは:
市場全体の売りに占める信用売り(空売り)の割合のこと。通常株価が下がる局面では信用売りが増え、株価が上がる局面では信用売りは減るため、株価とは逆相関になりやすい。信用売りには期限があり買い戻す必要があるので、空売り比率が大きいと、今後ショートカバー(空売りの買戻し)が入りやすく相場が上昇しやすい。

一般消費財セクターが最も顕著

特に空売りが顕著なのは消費者向け小売や通信販売などの一般消費財。このセクターの空売り比率は過去3ヶ月で74ベーシスポイント上昇し、5.24%になっています。

ここまでショートポジションが増えたのは、インフレによる需要圧迫が原因のようです。

次点でエネルギー部門が72ベーシスポイント上昇で空売り比率は3.91%を記録。一方で金融業界においては、銀行が連邦準備理事会(FRB)による利上げの恩恵を受けることから、上昇率は最も控え目でわずか9ベーシスポイントでした。

米国債券市場で逆イールドが発生

マーケットの低迷が囁かれるなか、空売り比率上昇のレポートが出たことに危機感を覚える投資家も少なくないはず。さらに良くないニュースは続きます。

3月29日には10年国債利回りが2年国債利回りを下回る、いわゆる「逆イールド」が発生

逆イールドは一般的に「景気後退(リセッション)の予兆」と解釈されることが多く、今後の景気を懸念する声は日に日増えています。

ソース先

Bond Market Flashes Recession Signal as Key Yield Gap Inverts

https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-03-29/u-s-yield-curve-inverts-from-two-to-10-years-in-recession-sign

逆イールドとは

逆イールドとは短期金利が長期金利の水準を上回る状態のこと。

FRBがインフレ抑制に向けて積極的な利上げ介入することを示唆したことから、将来の金融政策の変化に敏感な2年国債利回りに強い上昇圧力が生じ、一時的に10年債利回りの水準を上回ったのでした。

景気後退の予兆か

今回の逆イールドが景気後退の予兆になるかは不明ですが、専門家らは警鐘を鳴らしています。

米国は1990年以降、4度の景気後退局面を経験していますが、そのいずれにおいても逆イールドが発生。逆イールド発生から景気後退までの期間は、直近の景気後退期を除く過去3回の平均では、約2年2ヵ月とされています。

メドレー・グローバル・アドバイザーズのBen Emons氏もこう指摘していました。

歴史的にリセッションは逆イールドなしでは起きていない。従ってこれが将来の景気後退の前兆である可能性が高い。しかし景気後退入りの時期は分からない。遅くて2年先になるだろう。

景気後退局面入りまでは米株は上昇か

空売り投資家にとって逆イールド発生は喜ばしい事態かもしれません。しかし過去のデータでは、逆イールド発生から景気後退入りまでは約2年2ヵ月の期間があり、その間、株価は上昇してきたのです。

ドイツ銀行によれば、米国で1978年以降起きた6度の逆イールドのすべてで株式市場は回復。S&P500は3〜5ヶ月かけて平均19%以上も上昇したそうです。

パシフィック・インベストメント・マネジメントのMarc Seidner氏はこう分析しています。

逆イールドは景気後退が近いことを示唆する確実な手段ではない。目下起きている逆イールドはリセッションの始まりではなく警告シグナルを送るものである。

今後の米国株はどうなるか

空売りする人が増えているという事実は理にかなったものでしょう。2022年はロシアとウクライナの戦争で幕を開け、記録的な高インフレやサプライチェーンの混乱、FRBによる利上げで世界が混乱しているためです。これらはS&P500を調整局面に引きずり込むのに十分です。

しかしながらS&P500は今や年初来安値から11%回復しました。少なくとも今のところは、この勢いが続く可能性があります。

今後もこれまで以上にFRBやウクライナ情勢の動向に注視していく必要がありそうです。


利上げに消極的だったハト派のブレイナードさんが急にタカ派に回ったのも痛かったね

 

こういう時、無茶なナンピンでやらかす人もいるので気をつけてね

↑やらかした人:含み損王JIN

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 逆イールドが発生してから半年位でクラッシュってのがよく言われるから
    まあ一回そう言う事になるのはほぼ間違いない
    ダラ下げなのかジェットコースターなのかは分からんけど

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