どうもJINです。引き続き「米国株決算結果から見るワイの買い時分析」シリーズとして、通信事業大手のAT&T2022年第1四半期決算分析をお届けしたいと思います
ここの配当利回り5%超えてるんだよね。すごくね
あ?オトコは黙ってキャピタルゲインだろうが。インカムゲインは女・子供がやるもんじゃろ?(違います)
AT&Tって?
まずは企業の概要から紹介しましょう。
ワイが株式投資でメインで使っているSBI証券によると以下の通り。
エー・ティー・アンド・ティー(AT&T Inc)は、電気通信、メディア及びテクノロジーサービスを世界的に提供する持株会社である。【事業内容】3つの事業セグメントを通じて事業を展開する。通信セグメントでは、消費者向けに無線・有線の電気通信サービス、ビデオ及びブロードバンド・サービスを提供する。モビリティ、ビジネスワイヤライン、コンシューマワイヤ ラインの3つのビジネスユニットが含まれる。
引用:SBI証券企業情報ページ
アメリカで主に携帯電話事業を展開している大手通信業の企業ですね。日本で言うauとかソフトバンクとかドコモとか、そういったものだと思っていただければOKかなと。
携帯サービスの他にもブロードバンドサービスや映像エンターテイメントの制作・配信事業なども行っています。
競合他社にベライゾン・コミュニケーションズってのがいるんだけど、あっちはNYダウ構成銘柄なんだけどこっちは違うんだよね
残念ながら2015年に除外されてしまったという過去があります
アメリカに行った時に自分の日本プロバイダ携帯が現地のどの会社につながるのか微妙にワクワクした記憶がありますわ。確かAT&Tだった気がする
AT&Tの決算
それでは2022年4月21日に発表されたAT&Tの2022年第1四半期決算予想と結果を見ていきましょう。
ちなみに以下表記のBはビリオン(10億)、Mはミリオン(100万)です。
2022年第1四半期決算予想
予想は以下の通りでした。(ヤフーファイナンスの予想平均値(コンセンサス)から取得)
- 売上高予想:$29.53B(295.3億ドル)(low $29.37B – high $29.69B)
- EPS予想:$0.59(low $0.53 – high $0.62)
2022年第1四半期決算結果
結果は以下の通り。
- 売上高結果:$38.1B(381億ドル) 予想より良い
前年同期:$43.9B(439億ドル)で今年は13.2%悪化 - 純利益:$5,164M(51.64億ドル)
前年同期:$7,942M(79.42億ドル)で今年は35%悪化 - EPS結果:$0.77 予想より良い
前年同期:$0.85で今年は9.5%悪化
参考:AT&T(英語)
前年同期比では悪い結果になったものの、予想より良い結果の決算となりました。
電話やインターネット契約者が増えたり、HBO(アメリカの有料ケーブルテレビ放送局)の加入者数が増えたりと、好調な様子です。
本業である通信事業が好調になってきたのは同社にとってプラスの影響を及ぼしてくれそうです。
なんだか良さそうだね!買おうかどうか迷うなあ。
競合他社のベライゾン・コミュニケーションズとの違いを知っておきたいところなんだけどどうなの?
いちおうVZも取り上げるけど、先に言ってしまうと向こうは通信系顧客の減少が見られたみたいなんだよね
これはかなり追い風になりそうな予感がしていますわ
AT&Tの今後はどう?
ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスに力を入れていたものの、業界は戦国時代。ネットフリックスやアマゾンプライムなど、強い敵が多い中で頭1つ抜き出て勝つことはきっと難しかったでしょう。
これを受けてか、同社はメディア事業のワーナーメディアを分離。
そして今回の決算でVODだけではなく通信事業にもしっかり注力している事がわかってきた事もあって、AT&Tの今後は明るいと見ても良いかなと考えています。
AT&T、契約者数が予想を上回る。メディア事業分離も奏功
ニュースでもこの様に取り上げられていますので、今後に期待していきたいところです。
AT&T、無線通信契約者数が予想上回る-メディア事業分離も奏功
米通信大手AT&Tが21日発表した1-3月(第1四半期)決算は、無線通信契約者数が市場予想を上回る伸びとなった。携帯端末の無料提供が引き続き顧客獲得につながっている。
同社は今月、メディアおよびストリーミング事業の分離を完了。19日にネットフリックスが発表した決算が投資家の失望を誘い、株価急落がメディア企業全般に及んだことを考えると、AT&Tのメディア事業切り離しは時宜を得た形となった。
参考:Bloomberg
それでは長期的に見て買いかどうかを、チャートを見ながら分析してみたいと思います。
ちなみにSBI証券の米国株で取引できますよ。今のうちに口座開設してチェックしておきましょう。
AT&Tの現在のチャート
そんなAT&Tの1年間の株価推移をチャートで見てみましょう。
広く見てダブルボトムを付けそうな形状になっています。ネックラインを超えれば上昇に転じたと見て良いかと思いますが、最近の株価の動向次第ではすこし低迷する可能性も否めません。トレンド的にはいまだダウントレンド中だと思われますので、慎重にいきたいところです。
とは言え今後に期待していきたい銘柄なのは間違いないので、買いのチャンスを細かく伺っておきたい銘柄のひとつですね。
2021年12月に付けた安値を割らずに上昇に転じたところを見ても、そろそろ買いが入ってきそうな気配もしています。
AT&Tまとめ
いかがでしたか?
通信事業の業績が改善してきたこともあって、期待されている銘柄になってきた気がします。
これまで何度かNYダウ構成銘柄から除外されたり追加されたりを繰り返してきたAT&T。波が荒い企業なのかもしれませんが、ここが底という見方もできると思います。
僕は買い場を探してチェックしておこうと思っています。
是非参考にしてみて下さい。
ワイはグロース系の株を探しているんだ。こういう配当利回りが高い銘柄は成長が遅いから遠慮願うよ
というわけで買い時が来たらすぐに連絡をくれたまえ。超買っちゃうから。
人の助言で売り買いするとお互いにとって良いこと全く無いから絶対に教えねえよ
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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