「投資ができると思っている男性ほど急落相場で狼狽売りしやすい」最新調査で判明

調査結果によると45歳以上の男性で投資知識をひけらかすような人ほど狼狽売りしやすいそうです

 

ってこれ、JIN君のことじゃん草

 

誰が45歳以上だふざけんな!ぼくはハタチだから!

狼狽売りは否定しないんスね


この記事を読んでいるあなたが45歳以上の男性で既婚者、かつ投資に関する優れた知識や経験を持ち合わせていると自負している場合、特に気をつけて下さい。最近の米国株式市場の暴落はあなたの資産に大きな打撃を与える可能性があるためです。

学術誌「Journal of Financial Data Science」に掲載された研究論文によれば、急落相場ではこの特徴に当てはまる人ほど「パニックを起こして狼狽売りする傾向が高くなる」そうです。

ソース先

Watch out if you’re male, over 45, and think you know about investing

https://www.marketwatch.com/story/watch-out-if-youre-male-over-45-and-think-you-know-about-investing-11653068061

目次

MITによる狼狽売りに関する調査

米名門マサチューセッツ工科大学の研究員らが、2003年〜2015年における65万件を超える個人の証券アカウントのデータセットから”狼狽売りしやすい人の特徴”を分析。

「When Do Investors Freak Out? Machine Learning Predictions of Panic Selling(投資家はいつパニックに陥るか?狼狽売りの機械学習予測モデル)」と題された論文のなかで、パニック売りをするのは統計学的見地からどのようなタイプの人に共通するのか調べたのでした。

パニック売り/狼狽売りとはリスク資産の大部分を意図的に突然売却することですが、研究者らはここでは具体的に「1ヶ月のうちに株式資産の90%が減少して売却した状態」と定義しています。

狼狽売りしやすい人の特徴

データ分析の結果、狼狽売りをする人の特徴が浮かび上がってきました。

  • 45歳以上はパニック売りする傾向が強く、若い投資家にはあまり見られない
  • 結婚/離婚経験のある投資家はパニックになりやすい
  • 女性よりも男性の方が狼狽売りする確率がわずかに高い
  • 扶養家族がいない投資家はパニック売りする可能性が最も低い
  • 優れた投資経験を持っていると自負する投資家ほどパニックになりやすい
  • 優れた投資知識を持っていると自負する投資家ほどパニックになりやすい

そもそもなぜこの人口統計学的特性(年齢・結婚歴・性別・扶養家族の存在など)とパニック売りとの間に強い相関関係が認められるのか。あくまでこれらは相関関係であって因果関係ではないため、研究者も論文のなかで説明しようとはしていませんでした。

ただ多くの要因が相互作用してこれらの結果を引き起こしていることは間違いないでしょう。

狼狽売りする原因とは

ここからは個人的推測ですが、前述の人口統計学的特性に当てはまる人が狼狽売りしやすい理由を考えてみましょう。

年配の投資家ほどパニックに陥りやすいというデータは、ポートフォリオが弱気相場から回復するのを何年も待っていられない世代(特に定年退職間近だったり老後の生活を送っている人々)だからかもしれません。また自分以外の家族を養わねばならない人に多く狼狽売りの傾向が見られるのも不思議ではないように思えます。

さらに自信過剰な人ほど、相場が自分の思い描いたシナリオから急に外れたときに狼狽しやすいのも納得がいきます。加えて自信過剰は男性の間で多く見られるという研究結果もあります。

狼狽売りした人のその後

狼狽売りをした個人投資家のほとんどは株式市場から退却。自分が売却した時よりも株価が遥かに高くなるまで市場に戻って来れず、もしくは二度と戻って来れず、結果負け越してしまうことになるのだと言います。

具体的にパニック売りをした投資家の約3分の1は株式市場から完全に撤退したことが判明。市場に再び参入することはないそうです。

この調査結果はいつでも目を通して参考にすることができますが、米国株が大幅安をつけている今こそ注目すべき内容でしょう。

3月末以降S&P500は16%下落し、NASDAQも22%下落。2ヶ月という短いスパンでこれだけマイナスを記録したのは異様で深刻な問題です。定年退職を間近に控える多くの人がパニックに陥っていることだと思われます。

投資家は全員この研究結果に向き合うべき

個人投資家がこの研究結果に真剣に向き合う価値は十分あるでしょう。

本研究でMIT研究者は人工知能(AI)を用いて投資家がパニック売りするかどうかを予測するモデルを構築しており、それは驚異的な的中率を誇っています。前述の人口統計学的特性に当てはまる個人投資家は特に、今の急落相場で狼狽売りしてしまわないよう注意する必要があります。

逆にこれらのカテゴリのいずれにも属さない人だからといって安心して良いわけではありません。個々人によって性格は異なりますし、誰もがパニックに陥る可能性だってありますからね。

狼狽売りの問題点はパニックになること

ここで1つ強調しておきたいのは、狼狽売りがダメな理由は株式を売却するのが悪いからではありません。問題なのはパニックになり正常な判断ができない状態で急いで売ってしまうことなのです。

事前に決めておいた計画に従って売却しているのであれば適切な行為と言えます。

絶対に避けたいのは、目標を達成するまでの計画案(ロードマップ)なく弱気相場の真っ只中に突っ立っていることでしょう。計画がないと、一時的な株価の上げ下げで生じる気持ちの高ぶりに抵抗するのが難しく、パニック売りする衝動に駆られてしまいがち

一時的な衝動で動くと良い結果に結びつかないことは往々にしてあるのです。


狼狽売りで永遠の敗者にならないようあらかじめ計画を立てて投資するんだぞ

 

無計画・無鉄砲が取り柄の君が言っても説得力ないだろjk

 

計画ならあるもん!うんと大金持ちになることだもん!

かわいいから許す

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