仮想通貨の大暴落で破滅した素人投資家たちの話(後編)

前回なかなかハードな素人投資家の人生破滅模様をお伝えしましたが、本日その続きになります

 

わりと学べる教訓あるから、同じ轍を踏まないようよく読むべ

 

えらい!おじさんが抱きしめてあげる!ほらどーどー!拒むなよっ!

ふざけんな!他人に抱きしめられたことないんだぞ!初を奪うな、やめろよクソがあああ!


暗号通貨の大暴落で痛手を負った個人投資家は少なくありません。英紙ガーディアンが「暴落で破滅した素人投資家たち」を紹介しています。

ソース先

‘They couldn’t even scream any more. They were just sobbing’: the amateur investors ruined by the crypto crash

https://www.theguardian.com/technology/2022/jul/12/they-couldnt-even-scream-any-more-they-were-just-sobbing-the-amateur-investors-ruined-by-the-crypto-crash

前編はこちら

仮想通貨の大暴落で破滅した素人投資家たちの話(前編)仮想通貨暴落でもう後がないお!ムリだー!   でも塩漬けしてれば騰がるよね、人生逆転も夢じゃないお   なんて現実を見ないバカばっかだからみんな良いカモに・・ふぎゃgぁああああ(…
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暴落は誰しも予想できていたこと

あなたが仮想通貨の愛好家であっても、はたまた懐疑論者であっても、このような暴落がいつか起きることは予見していたことでしょう。その規模を予想できずともです。

ブルがいつかは途切れるという感覚はどこかに持ち続けていたはずです。

なぜ暴落は起きたか

投資家は2020年〜2021年に投機的にビットコインを購入。これは金利が低く、多くの人が感染症対策によるロックダウン(都市封鎖)と景気刺激策のため、予備の現金を持っていたー要するにカネ余りだったーことが大きな理由でしょう。

しかしサプライチェーンの混乱やウクライナでの戦争に後押しされて金利とインフレが上昇。機関投資家はより安全な資産に資金を移すことを好みました。

Streeter氏はこう説明しています。

インフレがいかに制御不能であるか、そして中央銀行の連邦準備理事会(FRB)がそれを抑制できるかどうかについて、金融市場全体に懸念が波及する恐れがあります。人々は豊かだと感じるときは仮想通貨のようなリスクの高い資産にお金を使う傾向がある一方、先行きが不確実な時期にはより安全な避難所に逃げるのです。

やりたい放題の状況に

暗号資産はあまりにホットな話題で、悪意ある演者、詐欺師、信心深い投資家、YouTubeやTwitterでは専門家を装ったただの素人が言いたい放題好き勝手していました。

うんこマークの『プーコイン』や柴犬の『ドージコイン』といったミーム通貨が人気を博したとき、市場に調整が入ることは明らかだったはず。このような愚かなことは長くは続かないからです。

サウサンプトン大学のLarisa Yarovaya准教授は「暴落はかなり予想可能な出来事だった」と認めており、イングランド銀行も暗号通貨投資家に対して「資産すべて失う覚悟を持つように」と繰り返し言い聞かせてきました。

熱狂を演出したソーシャルメディア

仮想通貨はSNSという”誇大宣伝マシン”によって史上前例のないレベルで買い煽られ続けました。

コインが今後どれだけ大きなリターンを上げるか甘美な声で囁き、数々のインフルエンサーが理解不能な専門用語をまくし立てることで、これらを売り込んでいたのです。

ソーシャルメディアの投稿は暗号通貨取引所や関連企業によって操作されていたものも多く、純粋に人々がビットコインという新しいテクノロジーに興味があったのかは分かっていません。Yarovaya准教授はこのように指摘しています。

本当に一般大衆が暗号資産に関心があるのか、はたまたTwitterの大量のボットが人々にコインを買わせようとしていただけなのか、投資家は分かっていませんでした。SNSのシステムは透明性が確保されていませんからね。


SNSの熱狂に釣られる素人は損するから気をつけるように

 

やだ!自分に言い聞かせててウケるんですけど!

 

なんだって?僕はみんなのためを思って言ってるだけでしょ?

はいそうです、正直すみませんでした

出金凍結を食らった被害者の話

再び仮想通貨に振り回されてしまった人々の話を紹介します。ロンドン出身の二人は仮想通貨貸付プラットフォーム「セルシウス」(13日に米破産法を適用申請)のユーザーでしたが、突然の出金凍結で多額の資産を失いました。

老後資金が消失し病気に

ロンドン出身の34歳女性シェフ・Alla Driksneさんもストレスから病気を患ってしまいました。

彼女は「セルシウス」の出金凍結騒動により、老後のために蓄えておいた6桁の資産(数十万ポンド)を失ったのです。ショックのあまり「2日連続で何も食べれなかったし眠ることもできなかった」と言います。

「これほどの大金を稼ぐのに6年間16時間働き詰めで頑張ってきた」とAllaさん。それが一瞬で消えてしまったことは彼女にとって苦痛の何者でもなかったようです。

恥ずかしくて誰にも言えない

ロンドン出身の31歳男性Vahidさんはツイッター経由で「セルシウス」創設者のAlex Mashinsky氏に金を返すよう要求。彼もまた出金凍結による被害者で、暗号資産で5万ポンド(約820万円)以上の貯金が引き出せなくなってしまいました。

彼はこのお金で新しい事業を始めようと考えていましたが、厳しい状況に追い込まれています。

あまりに恥ずかしく貯金を失ったことを知人には打ち明けてない、とVahidさん。「去年頃に出金しとくべきだったーと言われるのがイヤなのです。自分が恥ずかしくてたまりません」と付け加えていました。

文句も言えずただ涙を流す人々

30歳の暗号通貨投資家Giulioさんは、Telegramにて3315名のユーザーが集まる「ベアマーケット絶叫セラピーグループ(Bear Market Screaming Therapy Group)」なるグループを立ち上げました。

ここは暴落への怒りを書き込むことで苦痛を和らげようとする人々の集まりです。

しかしユーザーは「もはや絶叫すらできなくなった」とGiulioさん。容赦ない大暴落の連続に「ただただ彼らはすすり泣いている状況」だと言います。

偉大な暗号通貨革命は終わったのか?

ブラックスワン理論を考案したNassim Nicholas Taleb氏はかつては暗号通貨の可能性について広い心を持っていました。彼は2018年にビットコインを「優れたアイディア」であり「オーウェルの未来に対する保険になりうる」と称賛したほどでした。

ブラックスワン理論とは:
めったに起こらないが壊滅的被害をもたらす事象のこと。2008年の金融危機や、予測が難しい地震などの出来事を含む。

しかし2021年に一転、氏は論文でビットコインの価値を「ゼロ」と批判「歴史上これまで見られなかった宗教的でカルト的な行動と投資戦略が金融バブルを引き起こした」とこき下ろしたのです。

さらに続けて「ビットコイン保有者へ言いたい。この通貨のアイディアが理解できるか祖母に聞いて見ると良い。もしも彼女が分からなければ理にかなっていないのだ。(中略)それよりももっと人生で何か生産的なことをしてほしい」とも話していました。

将来性も信じる人も

暗号通貨の世界では、尊敬されている専門家のアドバイスに耳を傾ける人などほとんどいません。

出金凍結のAllaさんは6桁の資産を失ったにも関わらず、将来的に再び暗号通貨に投資することを計画。これにはVahidさんも同調しており、「私は暗号が未来だと固く信じている」「ポンジー・スキームや詐欺ではない」と力説していました。

彼らはビットコインを初期のアマゾンやグーグルに類するものと考えており、将来的にはゴールドに置き代わるものだと心から信じています。


将来どうなるか誰にも予想できないし投機はほどほどにね

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