米ドル円147円間近!為替介入はいつ来るのか考えてみた

し、しぬ・・・アカン・・・147円て・・・150円いきそうやないかあああああ!!!

 

今回はJINさんがナッパ・ベジータ戦におけるクリリンの如く「為替介入ー!はやくきてくれー!!!」と叫んでいるので介入について調べてみました。よかったら読んでいってね


米ドル円が前回の為替介入レートを超えてしまったいま、多くの人が為替介入に緊張感を持っていることでしょう。

そこで今回は為替介入とは一体何なのか?どういう時に起きるのか?そして今回の介入はいつになるのか?について考えてみました。是非参考にしてみてください。

目次

そもそも為替介入とは?

為替介入は「外国為替平衡操作」「外国為替市場介入」とも呼ばれ、文字通り外国為替市場への市場介入をすることを指します。

日本の場合は財務省の命令に基づき日本銀行(日銀)が実行します。

ちなみに日本では2022年9月22日に11年ぶりの為替介入が行われ、約3兆円のドル売り・円買い介入が行われました。※24年ぶりとかいておりましたが実際には11年ぶりでした。訂正してお詫び致します。

https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/feio/data/monthly/20220930.html

保有している外貨(預金や証券)などを活用して介入するとされていますが、その詳細は公表されていません。

噂では米国債券を売ってドルを準備した上でドル売り介入を行ったとされています。
その証拠に9月末時点で公表された日本の外貨準備高は8月末に比べて外貨証券が実に520億ドル減少したことが明らかになっています。

9月外貨準備は過去最大540億ドル減、ドル売り介入や証券評価減

為替介入の原資となる日本の外貨準備高は9月末時点で1兆2381億ドル(約179.6兆円)と、前月末から540億ドル減少した。減少幅は過去最大だった。財務省が7日発表した。

Bloomberg

https://twitter.com/Min_FX/status/1579014122733469697

為替介入の主な目的

為替介入の主な目的としては過度なレート変動を緩和するのが目的です。行き過ぎた円高・円安などを抑えるためにおこなわれるということになります。

現在世界では米ドルがめちゃくちゃ強くなってしまっており、米ドル1強のせいで新興国が苦しい思いをしているという状況。日本は円安で恩恵を受けるとも言われていますが、様々な物価が上昇してきたことを考えると、流石に行き過ぎなんじゃないかと思わざるを得ません。

行き過ぎた円安を安定させるため・・・まさに今の状況がそれだと思うんですが日本政府が動かないのには何らかの理由がありそうです。次の項で紐解いていきます。


そうでしょ!いまこそ介入すべきでしょ!財務省はなにをやっているのよ!
ワイのポジが来られるのを待っているんでしょ!監視してるんでしょ!そうに違いない!
よってたかってみんなでワイのポジションをいじめないでよおおおお!!!

 

いまかいまかと切られるところが見たい人が多いのか、YouTubeの登録者数がもう少しで18万人を突破しそうです。事が落ち着いたらみんないなくならないか心配です

 

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前回のレートを突破したのになぜ介入しない?

同じようなレートで介入されると考える人もいたようですが、財務省は介入する気配がありません。僕もそう思っていましたが、全然介入してくれません。

なぜなのか?これには様々な憶測が飛び交っています。

  • 介入しても根本的な理由(金利差)が解決できてないから何度も同じレートでは介入しない
  • アメリカの理解を得られないと実施できない
  • もっと円安になってから介入したほうが儲かるから
  • 円が他国の通貨に比べて強くなったから

などなど・・・。

個人的にはアメリカが理解してくれないと実施できないというのはかなり大きいんじゃないかなと思います。現に鈴木財務大臣は本日からワシントンで行われるG20で為替介入の説明をするとしています。

鈴木財務相 G20でドル売り円買い市場介入の立場を説明へ

鈴木財務大臣は今週、ワシントンで開かれるG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議について、日本にとっては、先月、政府・日銀が行ったドル売り円買いの市場介入について説明する会議になるという考えを示しました。

NHKニュース

このあたりをしっかり説明した上で、アメリカさんの理解を得てからでないと2回目の為替介入には踏み切れないんじゃないかなと。1回目は実に24年ぶりの為替介入だったわけですからね。

おまけに米国のイエレン財務長官は米ドル高を容認するような発言をしてしまいました。

勢い止まらぬドル高、米財務長官がお墨付き-市場原理で決まるべきだ

今年に入ってからのドル高の勢いは実際上、制止不可能だ。そして、イエレン米財務長官は11日、市場原理に基づいてドルの価値が決まることが米国の利益に合致すると発言した。

イエレン長官がドルの強さは世界のさまざまな金融政策スタンスの「論理的結果」だと述べた後、ブルームバーグのドル指数は6営業日連続で上昇し、最高値更新に向かっている。ストラテジストの間では、イエレン長官が強いドルを事実上肯定したことで世界の準備通貨であるドルの一段高に弾みがつくと予想されている。

Bloomberg

ドルが強いことを良しとするアメリカが為替介入に対してポジティブかと言われるとかなり微妙なライン。もっと強い理由が必要です。なので介入があるとすればもっと投機的な値動きが発生したタイミングなんじゃないかなと思います。

例えば9月22日の介入前には米ドル円の乱高下が目立ちました。これは黒田総裁の会見や口先介入などの影響があったわけですが、実に1日で2円も上下を繰り返しているわけです。

こうした米ドル円の投機的な値動きが激しくなって来た時、政府は為替介入に踏み切るかもしれません。

記事執筆時点では1米ドル146.8円前後。投機的に上下するのであれば150円タッチも視野に入れて身構えておく必要がありそうです。

ずるずるじわじわ円安には対応しないってか・・・レート見てんのかよ財務省・・・

 

こんなニュースも・・・

 

奇しくも逆預言者となってしまったJINさんのサムネを御覧いただき、お別れしたいと思います
みなさん、CPI前のポジションは軽くしましたか?死なない投資を心がけましょうね。

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