アップル社の決算時期です!投資家が見ておきたいポイントを解説します!
アップルの社運は米国株全体に大きな影響を及ぼす可能性が高いので要チェックなんだお!
アップルの経営陣は前四半期「経済的圧力はいまだiPhoneの需要に影響を与えていない」と発言。今後の経営にも自信を見せていましたが、米国株投資家はこれまで以上に、より説得力ある証拠を求めています。
そこで本日は、10月27日に行われるアップル社の決算発表で注視すべきポイントを解説します。
ソース先
Apple earnings: What do the iPhone production reports really mean?
米国株全体に影響するアップルの決算
10月24日から始まる米国株式市場は『アップル(AAPL)』『マイクロソフト(MSFT)』『アルファベット(GOOGL)』『アマゾン(AMZN)』の決算が大きな注目材料になっています。
それもそのはず、これらハイテク大手4社はS&P500の時価総額全体の20%/NASDAQの33%を占めており、今後の株価指数を占う上で特に重要な立場にあるためです。
特にアップルへの注目は高く、世界の投資家が動向を見守っていることは間違いありません。
新型iPhoneの減産ニュース
アップル社は27日に第4四半期の収益報告を行いますが、これに先立ってiPhone14の減産報道が出ています。
海外メディアThe Informationは関係筋の話として、アップルがiPhone14プラスの生産を削減していると報道。「iPhone14プラスに対する需要を再評価するためで、少なくとも中国の製造業者1社に対してiPhone14プラス部品の生産を直ちに停止するよう指示した」そうです。
高価なハードウェアの需要鈍化の恐れ
iPhone14は旧世代からは価格据え置き(米国)で発売されましたが、そもそも高級品で、最も安価なモデルでも799ドル(約12万円)、高いモデルに至っては1599ドル(約24万円)の値付けがされています。
そこにインフレも加わることで、高価なハードウェアの需要鈍化の懸念が日々高まっています。
消費者支出額にも影響か
さらに9月下旬のBloomberg誌の報道によると、アップルはiPhone14ファミリーの計画的な増産計画を進めておらず、代わりに昨年と同じ生産レベルを目標にしているとのこと。
iPhone生産台数が前年と同じというのは驚くべきことではないでしょう。
しかしアップルが実際に出荷台数を調整しているのだとすれば、決算に悪影響を与える可能性があります。
アップルのフォーワードガイダンスが重要
「歴史的に見てアップルの第4四半期決算は特に重要ではありませんが、同社によるフォワードガイダンス(将来の方向性についてのコメント)は大きいです」
このように語るのは投資会社バーンスタインのアナリスト・Toni Sacconaghi氏。リセッション(景気後退)に陥りそうな現在の苦しい経済情勢だからこそ、アップル社の先行き指針は特に注目に値するものだと同氏は言います。
アップルがこのガイダンスのなかで具体的な数字を出すとは考えていません。ただ需要環境に関するアップルの定性的なコメントは、最終的に投資家のセンチメントを形作る可能性が高いです。
米投資銀行エバーコアISIのアナリスト・Amit Daryanani氏は、iPhone減産の可能性を否定してはいないものの、アップルの「他の重要指標はどれも健全に見える」と指摘。「iPhoneの需要は依然として強く、減速に関する最近の懸念とは対照的だ」と付け加えています。
加えて高価なProモデルが安価なベースモデルよりも良く売れている傾向を考えると、アップルは今まで以上に平均販売価格を押し上げようと意識している可能性もあります。
友達が脱Appleしてるし、どんどんiPhone高くなるし・・・もうオワコンなんじゃねーの?
そう言いつつも使ってるんでしょう?まだまだユーザーは多い証拠ですよね・・・
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アップルの決算の見所
アップルの第4四半期決算で個人投資家は何に注目しておくべきか、見どころは次の通りです。
1)1株当たり純利益
まずは1株あたり当期純利益(EPS)に注目しましょう。
金融会社ファクトセットが追跡するアナリストたちは、アップルのEPSが前年度の1.24ドルから1.27ドルに増加すると予想しています。またヘッジファンドや学者らの予測情報を収集するエスティマイズ社は、平均1.30ドルを見積もっています。
1株当たり純利益(EPS)とは:
企業を評価する際に使われる指標のひとつで、1株当たりの利益がどれだけあるのかを示す。当期純利益÷発行済株式数の計算で求められ、基本的に数値が高いほど、企業の稼ぐ力(収益力&成長性)が分かる。
2)収益
次に見るべきは収益です。
ファクトセット社のコンセンサスでは、アップルは前年度の834億ドルから888億ドルへの増収を見込んでおり、またエスティマイズ社も886億ドルを期待しています。
アナリストたちは主にiPhoneの増収に期待を寄せており、製品ごとの数字は以下の通りです。
- iPhone:434億ドル(前年度389億ドル)
- iPad:77億ドル(前年度83億ドル)
- Mac:90億ドル(前年92億ドル)
- ウェアラブル/ホーム製品/アクセサリー:89億ドル(前年88億ドル)
- サービス:201億ドル(前年度200億ドル)
3)株価の動き
そして決算前後の株価の動きも大切です。
決算発表後にアップルの株価が上昇したケースは、過去10回のうち3回だけでした。
同社株価は24日終値で149.45ドルをつけ年初来ー17.89%を記録。APPLを構成銘柄に組み入れたNYダウはー13.90%、S&P500はー20.83%の下落を見せています。ファクトセットの追跡するアナリスト41名のうち32名が「買い」、7名が「ホールド」、2名が「売り」と評価しており、平均目標株価は143.39ドルになっています。
4)ドル高の影響
他に注意すべき点としては、ドル高によるマイナスの影響でしょう。
実際にアップル経営陣は今から3ヶ月ほど前、外国為替が9月の売上高の伸びにー600ベーシスポイントの影響を与える可能性があると予測していました。
英国ポンド・カナダドル・ユーロ・日本円が弱いことから、「ドル高による予想以上の逆風の兆候を見逃してはならない」と投資銀行DAダビッドソンのアナリスト・Tom Forte氏も忠告しています。
アップルが先行きについてコメントする。これで米国株投資家の心理が決まるのだ・・!
アップルがダメならガチで不況インしそうな予感すっから見ないことにするわ
暇人なんだから情報収集汁!しっかり読者のみなさまに状況を伝えていくんだよ!
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