ディズニーが2年前のCEOを復帰させましたね!スティーブ・ジョブズ的な奇跡の立て直しに期待age!
って、冷静に考えてそんなうまく行くのかよーって話なんだが
歴史的データで見ると難しいそうです。ディズニー株狙ってる人は読んでみてくださいね
ウォルト・ディズニー・カンパニーは今月20日、ボブ・チャペックCEOが退任し、ロバート・アイガー氏がCEOに復帰することを発表。前CEOが復帰するという異例の人事で立て直しを図る姿勢を見せたものの、これは歴史的に見れば悪手なようです。
金融情報メディアMarket Watchが警鐘を鳴らしています。
ソース先
‘Steve Jobs Syndrome’ strikes as Disney brings back Bob Iger, but history says that’s a bad idea
ディズニーが前CEO復帰の異例人事
ロバート・アイガー氏が2年9月ぶりに『ウォルト・ディズニー』のCEOに復帰。業績不振を受けての異例の再登板ということで、このニュースは投資家たちを驚かせました。
CEO復帰劇といえば、今年3月にも『スターバックス』創業者のハワード・シュルツ氏が「取締役会が新しいリーダーを見つけるまでの間」という条件付きではあるものの、再び同社の舵取りをすることに決定。さらに苦境続く『アマゾン』もジェフ・ベゾス前CEOに復帰を促すべきだとする声も出ているほどです。
我々は2020年5月以降はディズニー株を複数の理由により推奨しませんでした。それらの1つは、退任したボブ・チャペック前CEOが今日の状況を考えると意味をなさないストリーミング戦略に夢中になっていたことが懸念となっていたためです。
このように語ったのは、米リサーチ会社モフェットネイサンソンのアナリスト。しかしアイガー氏の復帰で「ディズニーに魔法が戻った」と讃えていました。
ウォール街はこの動きを熱烈に称賛しており、アイガー氏のCEO復帰ニュースで同社株価は6%近く急騰したのです。
スティーブ・ジョブズ症候群は諸刃の剣
アップルは1997年にスティーブ・ジョブスCEOを会社に復帰させ、その後ジョブス氏の手腕により驚くべき成功を収めました。過去に実績をあげた経営幹部を再び迎え入れる手法は、今では「ブーメランCEO」だったり「スティーブ・ジョブズ症候群」という名称で呼ばれています。
しかしある学術調査によれば、アップルの先例があるにも関わらず、経営が困難になった会社にCEOを復帰させることは会社にとって良い結果をもたらさないことが多いようです。
復帰人事に関するMITの研究
経験豊富なアイガー氏は今後2年間にわたりディズニーを指揮していくことになります。
しかしマサチューセッツ工科大学が発行する経営幹部向け雑誌「MIT Sloan Management Review」が2020年に発表した調査データによれば、以下の懸念があります。
- 退任時から会社は大きく様変わりしている可能性がある
- ビジネス環境が劇的に異なることから復帰に適しているか不明
「復帰したCEOたちのパフォーマンスは他のタイプのCEOよりも著しく低かった」とMITの研究論文は結論づけており、また「彼らがウォール街の望む救世主になるとは限らない」と付け加えていました。
復帰CEOの株価パフォーマンスは平均10%減
研究者らは1992年〜2012年の期間中、S&Pコンポジット1500指数を構成する米国企業に属する167名の”ブーメランCEO”に注目。期待を彼らの在任期間やパフォーマンスを他の6000名近い”非ブーメランCEO”と比較しました。
すると以下の衝撃的な結論が導き出されたのです。
- ブーメランCEOが率いる企業の年間株価パフォーマンスは最初の任期時よりも平均10.1%低くなる
”ブーメランCEO”は会社経営陣や投資家の期待を背負って復帰したものの、実際のパフォーマンスは悪化。この結果は経営困難な時代に雇われた”非ブーメンCEO”と比べた場合でも当てはまったそうです。
成功・失敗した企業の例
CEO復帰失敗の例としては印刷機器メーカー『ゼロックス・ホールディングス』のPaul Allaire氏や、IT企業『ツイッター』のJack Dorsey氏、IT企業『ヤフー』のJerry Yang氏などが挙げられます。
一方で復帰人事に成功した企業は『スターバックス』と『アップル』でした。
両社とも会社をルーツに戻す戦略が功を奏し、『アップル』の場合だとジョブズ氏は製品とラインナップの革新性およびシンプルさに焦点を当て成功。『スターバックス』のシュルツ氏は当初の高級路線で客足を戻しました。
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ディズニーは成功を掴めるか
ここからはディズニーに話を戻しましょう。
今回復帰したロバート・アイガー氏が2021年末に会社を去ってからというもの、ディズニーの株価は約37%下落しています(S&P500は年初来16.04%下落)。その原因の大半は悲惨な第4四半期の業績で、メディアおよびエンターテインメント事業の営業利益は去年同期比91%減少しています。
懸念はディズニープラス
投資家たちはボブ・チャペック前CEOの過度に楽観的な「ディズニープラス」への新規加入者目標を不安視しており、リセッション(景気後退)も間近に迫ってきていることから、さらに損失が続くシナリオを想定しているようです。
モルガン・スタンレー在籍のアナリスト・Benjamin Swinburne氏はこうまとめていました。
ディズニーの株価はすでにパーク事業へのマクロ的な圧力を反映しています。しかしストリーミング事業はそうではありません。具体的にはディズニーのコンテンツは収益性が低く十分に収益化されていないのです
ディズニーの現状を作ったのはアイガー氏自身
今のディズニーの現状はアイガー氏がCEOを退任する前に自ら導入していた企業戦略の成果です。
チャペック前CEOによる決算発表で株価は大きく下落しましたが、今のディズニーを作り上げたアイガー氏が復帰するとなると、なぜかウォール街は歓喜。よくよく考えると不思議な話しですが、アイガー氏は魔法のように投資家を口説く力を持っているのかもしれません。
アイガー氏の復帰には多くの希望と期待が寄せられていますが、経済の減速とともに曇っていくものと考えられます。
自分がCEO辞任前に採用した戦略をどう変えていくのか。第二のスティーブ・ジョブズになれるかどうかというプレッシャーは彼の肩に重くのしかかっており、少なくとも過去のデータは彼の味方ではありません。
アイガー氏が辞任前にまいてた種が花開かなかったのに、アイガー氏復帰させて大丈夫?ってのはその通りですわww
そして研究データからも復帰CEOが成功する可能性は低いと!こりゃダメかもしれんな!
アイガーには秘策があるんだから!!信じるんだ!!株価があがるはずなんだああ!!!
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