えーと、予想通りネトフリの広告つきプランが無事爆死したとのことです

このところネトフリは悲報しか出とらんど

ウェンズデーちゃんとイーニッドちゃん超絶可愛いのになんでやーネトフリいい会社やろ

動画配信サービス大手『ネットフリックス』が新しく始めた広告付きのプランは開始から1ヶ月が経ちましたが、早くも苦戦を強いられているようです。

今後も広告つきプランが不調ならば株価に影響を及ぼすと見られています。

ソース先

Netflix stock will ‘suffer’ if ad rollout struggles continue, analyst warns

https://finance.yahoo.com/news/netflix-stock-will-suffer-if-ad-rollout-struggles-continue-analyst-warns-172615698.html

広告つきプランが苦戦

加入者数の減少と株価の下落を受け、ネットフリックス社は2022年11月3日から日本を含む世界12カ国で広告つきの低価格プラン「広告つきベーシックプラン」を導入しました。これにより日本では月額790円、米国では月額6.99ドルという価格設定になっています。

導入から一ヶ月が経過し、ユーザーデータが明らかになってきたようです。

• 2022年11月の新規契約者のうち9%が広告つきプランを選んだ
• このうち新規加入者は57%／既存プランからの変更は43%
• 広告つきプラン利用者はネットフリックス全体の0.2%に留まる

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、サブスクリプション分析会社Antennaの調査で、米国での11月の新規契約者のうち「広告つきベーシック」を選択したのはわずか9％だったことが判明。

同プラン利用者のうち、ネットフリックス新規加入者は57％、既存プランからのダウングレードは43％でした。これによりAntenna社は、米国におけるネットフリックス全加入者数の約0.2%が「広告つきベーシック」を利用していると推定しています。

競合他社では成功例も

競合他社と比較すると、ネットフリックスの苦戦はより鮮明になるはずです。

ワーナー・ブラザーズは2021年6月から『HBO Max』の広告つきプラン（月額9.99ドル）の提供を開始。ローンチ初月に契約した人の15％が新規加入者であり、より高価な広告なしのプランからダウングレードしたユーザーは14%に留まっていました。

また『Hulu』（月額7.99ドル）では加入者の57%が、NBCユニバーサルの『Peacock』（月額4.99ドル）になると90%が広告つきプランを利用していると見積もられています。

株価は大きく下落

ネットフリックス株価は12月15日に9％近くの急落を見せました。

この日は同社の広告つきプランの苦戦をオンライン業界誌Digidayが報告した日であり、ネットフリックス社にとって日中にこれほど株価が下落したのは4月以来だと言います。

Antennaによる調査は15日以降に行われたもので、Digiday誌の報告を裏付けるものでした。28日終値の株価は276.88ドルと、年初来ー53.65%です。

■Netflix株価情報（12月28日終値）

• 株価：276.88（年初来53.65%減）
• 時価総額：1232.17億
• 52週高値：620.61
• 52週安値：162.71

このままだとさらに株価に大打撃

このまま「広告つきベーシック」が盛り上がらず新しい手を打たなければ、ネットフックス株価は打撃を受けることになるはずです。

広告つきプランが株価回復シナリオの一部だった

実は広告つきプランが同社にとって”起死回生の一撃”だったようです。

金融サービス会社マッコーリー・グループ在籍のアナリスト・Tim Nollen氏はYahoo! Finance Liveのインタビューで次のように指摘していました。

「広告つきベーシックプラン」がうまくいかない場合、ネットフリックスの株価は打撃を受けると思います。というのも、同社のリカバリーストーリーはこの広告つきプランの成功が歯車の一部になっているためです。

CM導入で価値が薄まった

あらかじめ設定してあった視聴者数目標を達成できなかったことから、現在ネットフリックスは「広告バイヤーたちに返金を行っている」とDigiday誌は報道。

どうやら同社は予想していた視聴者数の80%にしか広告を配信できなかったようです。

「ネットフリックスはサービスを軌道に乗せるのに苦しんでいる」とNollen氏。さらにこのように付け加えています。

彼らは米国の加入者層を積極的に広告つきのプランに移行させようとして、自分自身で（最大の売りであったCM再生なしという）Netflixの価値を薄めてしまっています。1ヶ月あたり3ドル安くなります。加入者1人あたり3ドルの売上が消えるのです。彼らは今それを広告売上で補うことを余儀なくされているのです。

まだ始まったばかり

ただネットフリックス広報者は「この調査報告には不正確な点が多々ある」と反論。

「当社の広告つきプランはまだ始まったばかりであり、我々としてはその立ち上げと取り組みには満足していますし、ネットフリックスと提携したいと言ってくださる広告主の熱意にも満足しています」と付け加えていました。

ネットフリックスにとって広告つきプランの導入は、事業の成長に伴い、加入者数よりも利益が重視されるようになったことによる大きな方向転換でした。

しかし今後これが定着するのか、ローンチ初月は期待外れの結果となりましたが、まだ判断はできないはず。同社の動向からますます目が離せません。

株価は踏んだり蹴ったりだけど、僕たちはこれからもネトフリ応援します！

だってネトフリ最高でしょ！もう世界最高！！

だから僕を主役に投資の番組作ってください、ギャラは弾めよ

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