トラリピで重要な総推移という考え方!騰落表からトラリピ向きの通貨ペア

今回は僕が運用しているFX自動売買のトラリピで、重要な「総推移」の考え方について紹介します。

相場は一辺倒に動くことは少なく、基本的には上がったり下がったりを繰り返しています。
単純に円安方向だけを狙うのもいいですが、効率良くトレードするには「総推移」の考え方を知っておかなければなりません。

ぜひ最後まで読んで、学んで行ってくださいね。


FX自動売買は、“総推移”という考え方。
重要な考え方なので、しっかり理解しておきましょうね

目次

トラリピで重要な「総推移」とは?どんな通貨ペアが向いているの?

総推移の考え方

引用元:トラリピパーフェクトガイド

総推移とは、1日の中でどれだけ値動きがあったかを示します。

例えば米ドル円が100円から始まり103円で1日の取引を終えたとすると、忙しいトレーダーは途中の売買がなければ3円の値動きしか取れません。

しかし1日の中の値動きで考えると、相場は絶えず上下に動いていますから合計7円以上の値動きを取れるようになります。

普段のトレードだと見逃してしまうこの値動きが、FX自動売買は重要になってきます。
うまく設定が機能すれば1日3円の値動きに見えても、何度も決済して利益に変えることもできるからです。

忙しい人ほど、この総推移の考え方が合っていると、僕は思います。
高低差で通貨ペアの値動きを見てしまいがちですが、この総推移という考え方に注目してみてくださいね。

騰落表から見るトラリピ向きの通貨ペアは?

通貨ペア別100pipsあたりの総推移

出典元:マネースクエア

マネースクエアが提供している100pipsあたりの総推移を表にまとめました。
総推移が高い通貨ペアほど、上下によく動いたレンジ相場ということです。

2022年に150円を記録した米ドル円は、意外に通貨ペア別に見るとそこまで大きな総推移ではありませんでした。

一辺倒に動く相場はトラリピは苦手な相場ですから、FX自動売買としては利益を狙うのは難しかったのかもしれませんね。

今回は総推移が上位の通貨ペアを見ていきましょう。

トラリピ向き通貨ペア:NZドル円

NZドル円の日足チャート

2022年の100pipsあたりの総推移トップクラスのNZドル円。

円安相場で米ドル円が150円近くまで上昇して円安しか記憶にない人も多いと思いますが、NZドルは円安になりきれていない値動きでした。

それでも2022年初めは70円台で、価格帯が変わったので値動きを読むのは本当に難しかったと思います。

僕もNZドル円を運用しているのは、トラリピ向きの値動きだからなんですね。
プラススワップ方向で仕掛けてじっくりと利益を狙うのが、僕の運用スタイルです。

トラリピ向き通貨ペア:英ポンド円

元々がボラティリティ(値動き)が大きい通貨ペアとして有名な英ポンド円も、トラリピの運用には適した総推移の通貨ペア。

2022年から大きく見ると、160ー168円のレンジ相場で仕掛けていたらピッタリ合った運用だったと、僕は思います。

イギリスはトラス新政権で減税案を打ち出すトラスショックなどの金融危機もありましたが、大きく見れば買い場でした。

含み損に怯まずトレードした人は、大きく利益が乗ったのではないかと思います。

2023年も英ポンド円が上位に入るかはわかりませんが、上位の方にランクインはするのではないかと僕は思います。

英ポンド円もトラリピ向きの通貨ペアですから、ぜひ参考にしてくださいね。

世界戦略通貨ペアは総推移も高い!

こればかりは相場にもよりますが、マネースクエアさんも推している世界戦略通貨ペア(豪ドルNZドル、ユーロ英ポンド、米ドルカナダドル)は、ランキング上位の総推移であることが多いようです。

近い国の通貨ペアだからこそ、1日の値動きも大きく、お互いに綱引きのように引っ張り合って暴落が起きても影響を受けにくい。

そして何より2023年は政策金利が非常に重要なテーマであり、お互いの金融スタンスにより値動きを予想しやすい。

例えば2023年3月時点では、豪ドルはハト派スタンスで利上げペースが鈍化していますが、NZドルはまだまだタカ派で利上げを続けています。
つまり豪ドルNZドルではNZドルの方が強くなり、上値は重い展開が予想されます。

近しい国の通貨ペアだからこそ、トラリピ向きで相場展望もしやすい。
マネースクエアさんのマーケット情報を見ながら、世界戦略通貨ペアを狙ってみてくださいね。

マネースクエアのマーケット情報は参考になる

今回は僕がいつも参考にしているのは、トラリピでお馴染みのマネースクエアのマーケット情報です。

今回のような騰落表もそうですが、重要なマーケット情報の素材も入手できます。
2022年の円安相場を当てたエリオット波動宮田さんの相場展望など、役に立つ情報はたくさんあります。

日々の相場展望を見ているだけでも、かなり勉強になりますよ。

学んだことはトラリピに活かして仕掛ければ、ただ設定をマネする初心者からは脱却できるでしょう。
今後はマーケット情報を活かした投資ができるように、僕と一緒に勉強していきましょうね。


為替は絶えず動いていますから、値動き自体を利益に変える
これがトラリピで重要な考え方なんですね





米ドル円も下がってきたけど、トラリピなら含み損も利益のタネになります
総推移で考えれば値動きは美味しいですからね
こうした考え方も含めて自動売買の戦略を練るとより良い結果が出ますよ


マーケットを学ぼう!

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