金融不安のいま頼るべきは『ビットコイン』か『金』か?機関投資家は「考えるまでもない」と指摘

金融危機が現実味を帯びてきた今日このごろ。株はもう天井近いかもしれません

話は聞かせてもらった。では資金をどこに移そうか

 

 

やっぱ上昇率エグい仮想通貨?でもゴールドも歴史が強さを証明してるしなぁ

 

 

大口投資家によれば「一択」のようです。詳しく解説しますね


米銀行の経営破綻が相次ぎ世界中に不安を与えていますが、いま我々は『ビットコイン』と『金』のどちらを頼っていくべきなのでしょうか。

この選択について機関投資家は「考えるまでもないこと」だと信じています。

ソース先

Bitcoin or Gold? Big Investors Think It’s a No-Brainer.

https://www.barrons.com/articles/bitcoin-or-gold-investment-be35d426

目次

大口は銀行破綻後『金』を好んでいる

ビットコインは将来的には金(ゴールド)のような有事に強い金融商品になるかもしれません。しかし現時点においては、機関投資家たちは純金の方を好んでいるようです。

JPモルガンの金融アナリストが今月提出したメモには、以下のように記されていました。

今年3月に相次いで始まった銀行破綻によって、プロのトレーダーたちは仮想通貨への投資を控えるようになり、代わりに金先物へのエクスポージャー(資産割合)を大幅に増やすようになった

地金は将来起こりうる大災害に対するヘッジ(リスク回避)として有用だと考えられているので、ある意味当然でしょう。

これまでの銀行危機はさらに広範な金融危機を招くだけでなく、さらにアメリカの中央銀行である連邦準備理事会(FRB)が利上げを一時停止したり、はたまた利下げに転じる可能性も高めています。

ただゴールドを持っていたとしても、定期的に利息を生み出してくれるわけではないことから、預金金利が高い場合には魅力が薄れる傾向があります。

『ビットコイン』と『金』の類似点

地方銀行の株価が3月以降値下げの兆候を示し始めてからというもの、ビットコインの価格は44%上昇して2万9,387ドルに到達しました。

比較的新しい商品なこともあり、暗号通貨には歴史的な実績がありません。

しかしビットコイン信奉者たちは、以下の理由から、この通貨がゴールドと同じような特性を持っていると信じています。

  • ビットコインは供給量が限られている
  • ビットコインは株式相場との相関性が低い
  • ビットコインは金に代わるデジタル代替品になる可能性がある

供給量が限られている

地球上に存在する金の量は非常に限られており、貴金属や工業用用途など、需要は世界中で高く供給が追いつかなくなる場合があります。

供給量が限られているという意味では、ビットコインも同じです。

ビットコインの発行量は最大で2,100万枚に制限されており、発行時のマイニングの難易度は時間の経過とともに上昇するため、新しいビットコインの発行量は徐々に減少していきます。

株式市場との相関性が低い

安全資産として知られる金は、株式市場の不安定な動きに対して保険的な役割を果たしやすい商品です。そのため株価が下落すると金価格が上昇し、株価が堅調に推移すると金価格が下落することがあります。

ビットコインについても、株式相場の相関性が低いと見ることができます。

一部の投資家やトレーダーは、ビットコインが株式市場のトレンドに追随することがあると主張しています。しかしビットコインの価格変動は供給と需要に基づくものであるため、株式市場の変動に必ずしも連動するわけではありません。またビットコインには独自のファンダメンタルズ要因があり、株式市場とは異なる要因によって価格が変動することがあります。


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大口と小口投資家で意見は真逆

JPモルガンによれば、投資家が今後ビットコインとゴールドのどちらの資産を推していくか選ぶ場合、大口投資家と小口投資家との間では意見が割れると言います。

JPモルガンがビットコイン先物データを分析したところ、個人投資家がこの仮想通貨の相場を上昇させたにもかかわらず、大口の機関投資家はこの通貨を購入しなかった可能性が高いことが分かりました。

実際2023年3月から5月初旬にかけて、資産運用機関は金先物へのエクスポージャーを大幅に増やし、約200億ドルのロングポジションを築きました。

ロングポジションとは
買いポジション、あるいはポジションを買い越している状態のこと。ロングポジションを保有している場合は、ポジション保有時から価格が上昇したときには収益が上がり、逆に価格が下落した時には損失が発生する。逆にショートポジションまたは売りポジションは、価格が下落した時に収益が上がり、逆に価格が上昇したときには損失が発生する状態を指す。

なお金への関心を示す指標となる、上場投資信託(ETF)における金保有残高は、僅かな増加に留まっているようです。

大口が仮想通貨に消極的な理由

金融機関がビットコインをヘッジとして利用することに躊躇うのにはいくつか理由があります。

  • ビットコインは深刻な金融危機に直面したことがない
  • ボラティリティ(価格変動の度合い)が激しすぎる
  • 最近急騰したものの過去最高値からは50%以上下回る

これらはどれもビットコインに消極的になる理由として真っ当でしょう。ただそれ以上に、「米国は暗号資産に対する規制や取り締まりの真っ只中にあり、あまりに先行きが不透明」だとアナリストらは指摘しています。

『シルバーゲート・キャピタル・コープ(SI)』と『シグネチャー銀行(SBNY)』の破綻の一因は仮想通貨業者との多大な取引にある、と米規制当局は非難しており、連邦当局は他の銀行に対して仮想通貨に浸かりすぎないよう警告しています。

よって、今のところ、ビットコインが嵐の避難場所だとは考えにくいのです。


金は幾度もの金融危機を乗り越えてきましたからね。そして常に過去最高値を更新しているのは強いです

 

要約するとパッと出のワケワカランやつを信用するなということか

 

トレーダー業界にもいるわそういう人間、たとえば今だと・・

おい、それ以上はヤメロー

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