以前にも紹介しましたTracers MSCI オールカントリーがつみたてNISA対象ファンドになりましたので、お知らせします。
今回はファンドの詳細と、全世界株式について学んでいきましょうね。
全世界株式は超人気ファンドの一つですから、ぜひeMAXIS Slimと比べてみてくださいね。
低コストファンドが、つみたてNISAに登場しました
ぜひ知っていってくださいね
Tracers MSCI オールカントリーインデックスが登場!信託報酬0.05775%(税込)の最安ファンド
- ファンド名:Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス
- 連動指標:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
- 信託報酬:0.05775%/年(税込)
- 販売会社:SBI証券
以前の記事でも紹介しましたちょっと変わったインデックスシリーズがラインナップされているTracersシリーズに、全世界株式(オールカントリー)が登場しました。
全世界株式は他のインデックスファンドでも人気で、常にランキング上位にいる定番のインデックスファンドです。
他の全世界株式は信託報酬が安くても0.1%程度なのですが、このTracers MSCI オールカントリー インデックスは信託報酬が0.05775%(税込)と最安のファンド。
もし100万円を運用したとすると、1年間でわずか525円の手数料という計算になります。
長期で運用していれば、ほとんど手数料は気にならないと僕は思います。
インデックス投資は手数料の低さが重要ですから、なるべく安いファンドを選ぶようにしてくださいね。
つみたてNISA対象ファンドにも選定
Tracers MSCI オールカントリーインデックスはつみたてNISAの対象銘柄に選定され、NISA枠内でも投資することができます。
通常はつみたてNISAに登録されるのは、優良で実績があるインデックスファンドに限られるのですが、決算を迎えていないで実質コストもわからないまま選定されるのは意外かもしれませんね。
しかしそれだけ運営している日興アセットマネジメント株式会社が安心できる会社である証明にもなります。
つみたてNISAでもTracers MSCI オールカントリーインデックスは、選択肢の1つになりますね。
米国株?全世界株?どちらに投資したらいいの?
インデックスファンドシリーズで人気を2分する、米国株(S&P500)か全世界株式か?
Tracers MSCI オールカントリーインデックスの内訳を見てわかる通り、全世界株式も6割が米国株なので値動きとしては大きな違いはありません。
4割は他の国にも投資しているので、米国株が暴落してもマイルドな値動きで済んだりもします。
しかし米国株1強のような相場では、全世界株式の方がリターンも少なくなります。
コロナ後はとにかく米国株が上がり続けていたので、S&P500に投資した方がリターンが大きいですからね。
投資はギャンブルではありませんから、一時的な勝ちを大きくするより、負けを少なくした方が勝てる可能性が高いと、僕は長年の投資生活で気がつきました。
投資は分散した方がリスク下がりますから、分散投資する全世界株式の方がいいのではないかと思います。
色々な意見があると思いますが、分散を意識すると投資家としてのレベルも上がると思います。
めんどくさい人は全世界株式に一本投資でもいいですが、他のファンドとも組み合わせて自分なりのポートフォリオを作ってもいいかもしれませんね。
2023年は日本市場が急伸!?幅広く分散することで収益チャンスが広がる
日本株は5月に33年ぶりの高値を突破し、米国株が軟調でも日本株は好調な値動きをしています。
日経平均8日続伸、終値3万1086円 33年ぶり高値
日本経済新聞社 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00001_S3A520C2000000/
終値で3万1000円台をつけたのは1990年7月以来、約33年ぶり。同7月26日(3万1369円75銭)以来の高値を付けた。
この先も米国株は投資向きな値動きをすると思いますが、もちろん米国株が軟調な時もあります。
そんな時は分散投資で、日本株を含む他の国の株に投資しておくと収益チャンスが生まれるのです。
コロナ後のように米国株一強の時代は、長期的に見れば短い期間になると僕は思います。
日本株の爆益にも乗れるように、投資先の株は分散しておくことがベターでしょう。
Tracers MSCI オールカントリーインデックスは実質コストが高くなる?
インデックスファンドといえばeMAXIS Slimシリーズが超低コストで人気ですが、比較してみてどうか?
eMAXIS Slim”オルカン“、Tracers対抗の信託報酬引き下げは行わず 「公正な比較対象とならない」
ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2304/11/news171.html
Tracersオールカントリーは、「指数の標章使用料」が信託報酬に含まれず、また年率0.1%を上限とした額をその他手数料から徴収できると、有価証券届出書に記載している。指数の標章使用料、つまり連動する指数であるMSCI ACWIの使用料は各社とも非公開だが、信託報酬がこれだけ下がる中では小さな額ではない。
Tracers MSCI オールカントリーは、「指数の標章使用料」が信託報酬に含まれていないため、実質はeMAXIS Slim 全世界株式の方が安くなるのではないかと言われています。
隠れコストは1年経過して決算を迎えて、運用報告書が公開されないとわからないため、どうなるかは現時点ではわかりません。
投資信託は信託報酬で公開される手数料はあくまで予想であり、実際は色々なコストがあるので、必ず信託報酬に収まるとは限りません。
1年以上経過しているファンドなら運用報告書でコストが公開されていますから、必ずチェックしてくださいね。
米国株が強いのは間違いないですが、時には日経が強いこともあります
投資は分散しておくことがベターなんですね
僕もインデックスファンドを買ってのんびり資産を増やします
コツコツが合ってるんですね
投資上級者こそ、基本のNISA枠はしっかり運用しています
まずはNISAでしっかり運用してくださいね
NISA枠もしっかり運用しよう!
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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