毎月29万円タダでもらえるベーシックインカムの実験計画が発表！国民へのバラマキは良い制度か？

イギリスで毎月29万円もらえるベーシックインカムの実験始まるかもだって

働かず家でゴロ寝して金がもらえるとか裏山しぃいいいいいい

働かずに家で寝てるってそのままJIN君じゃん

しゃらっぷ！僕だってにゃん吉のお世話してるんだぞおおお！

イギリスでベーシックインカムの実証実験が行われる可能性が出てきました。2年間にわたり毎月29万円がタダでもらえる実験とあって、注目を集めています。

ソース先

What is universal basic income and is offering ‘free cash’ to everyone a good idea? What you need to know about the trial giving people £1,600 a month

https://www.thisismoney.co.uk/money/bills/article-12164673/Universal-basic-income-need-know-1-600-monthly-payment-trial.html

ベーシックインカムとは

ユニバーサル・ベーシック・インカム（UBI）とは、政府が全国民に一定の金額を定期的に支給し、最低所得を保障する制度です。

新型コロナウイルス感染症対策が引き続き模索される中、世界各国でUBIに対する関心が高まってきています。

UBI導入は、市民の貧困を減らし、複雑な資力調査（生活保護申請者の受給資格を判定するために行われる調査のこと）のためのコストも削減できると見られています。

しかしこの計画は定期的に莫大な費用がかかることから、裏目に出る可能性があると考える批評家からは激しい反発に直面しています。

英国でベーシックインカムの実験

イギリスのシンクタンク『Autonomy』は今月初旬、英国内でのUBI実験計画を発表。

この計画では、18歳以上の参加者30人に2年間、毎月1,600ポンド（約29万円）が「無条件」で支払われることになります。参加者はもちろん働く必要はなく、仕事を探す必要も、なんらかの制限が課されるわけでもありません。

いわば「無償のお金」が参加者の生活や心身の健康にどのような影響を与えるのか、Autonomyは観察していきたいとしています。

毎月29万円がタダでもらえる

実験参加者には毎月1,600ポンド（約29万円）が現金で振り込まれます。

他に収入がない場合は月176ポンド（約3.2万円）の税金が発生するものの、受け取った現金の使い道は自由です。選ばれし30人は実験終了を迎える2年後まで、合計3.84万ポンド（約700万円）を受け取ることになります。

メリットとは

UBIを支持する人々は、この制度が支給者・受給者ともにいくつかの利点をもたらす可能性があると信じています。

Autonomyの研究部長・Will Stronge氏はこう指摘していました。

今後数十年は気候変動や新たな形の自動化による経済的ショックに見舞われることが予想されており、ベーシックインカムは将来の生計を確保する上で極めて重要な部分となるはずです。（中略）ベーシックインカムが直接的に貧困を軽減し、何百万人もの人々の福祉を向上させるということを、あらゆる証拠が示しています。潜在的な利益はあまりに大きく、無視することはできないでしょう。

1）貧困が減る

最も分かりやすいメリットは、貧困が減ることでしょう。

また支給された現金によって、貧しい家庭の子どもたちは仕事を探す必要がなくなり、学業に専念することに役立つでしょう。

かつてイギリスでは、子どもたちが学校教育を受けられるよう、新労働党政権が教育維持補助金（EMA）の支給を取り決めました。この制度は2010年に廃止されましたが、他の国では継続され、多くの貧困で苦しむ家庭を救っています。

2）困っている人々を助ける

UBI支給額は光熱費や食費など、基本的なニーズを賄うだけの十分な現金が提供されます。

そのため、生活のために犯罪に手を染める人は少なくなるはずです。

また無給またはほとんど無給状態で働く介護者やボランティア、自動化や人工知能のせいで解雇されてしまった失業者たちを助ける可能性もあります。

3）給付のコストが減る

全員に同じ額が支払われるシステムということはつまり、複数の給付制度の運営コストを削減できることを意味します。

同時に高齢者や障害者など、人によっては申請が難しい、あるいは不可能だと感じるような給付金申請を行う必要性もなくなります。

デメリットとは

UBIにはデメリットも存在します。Autonomyの報告書ではこう記されていました。

UBIには対処すべき潜在的なリスクがあります。それは、酒やタバコなどの快楽主義的な支出です。しかし一方で予測可能で安全な収入源があれば、実際には人々は長い目で物事を見るようになり、快楽主義が減ると予想しています。

1）莫大な費用がかかる

明らかなデメリットは計画の実行コストです。

加えて全員にタダで現金を配るとなると、インフレが急上昇する可能性もあり、食費や光熱費が上昇してUBIのメリットが打ち消されるリスクが出てきます。

2）他の救済措置がない

また複数の給付金制度を単一の定額給付金制度（UBI）に置き換えることで、生きるのにUBI以上の扶助が必要な人々を隅に追いやる危険性もあります。

給付額は一様であり、地域差や個人間の差はありません。そのため一部の物価の高い地域に住む消費者は、住宅費や食費に多く支出が必要になることから、まるでペナルティを課されているようにも感じるかもしれません。

3）ムダ使いする受給者が出る

そして受給者がお金をムダ使いしてしまうことも十分考えられるでしょう。

実はこれがUBIの最大とも言える問題点です。なぜならUBIが他のすべての給付制度に取って代わることになるため、ムダ使いで手元から現金がなくなってしまうと、他に救済措置がなくなるのです。

他の国でのベーシックインカム実験

フィンランドでは2016年、無作為に選ばれた失業者2,000人を対象に、月額500ポンド（約9万円）受け取るベーシックインカム実験を実施。

この計画は成功したようで、給付金を受け取っていない別の失業者グループと比較して、再就職率は増加していたことが分かっています。

受給者たちはUBIのおかげで、より幸せでより良い生活を送っていることも報告されています。

米国アラスカ州では1982年以来、全住民が年間1,006ドル〜2,000ドル（約14万〜28万円）を受け取っています。またブラジルでも、2004年に始まった福祉更生プログラムにより、国民の最も貧しい25％の人々が最低賃金の約20％相当の支払いを受けています。

ベーシックインカム収入あったら全額FXと株につっこむ自信あるわ

もしもの時はカーチャンいるしね。おら笑ってねーで小遣いくれや

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