伝説的投資家「米国株式市場がクラッシュする確率は70%、世界恐慌の二の舞いになる可能性も」

米国株のバブルが弾ける確率は70%です

 

お前ら逃げ遅れんなよ!注意はしたぞ!したからなっ!!

 

ってやめてよ、米株ずっと上がっていってよ


「今日の株式市場は1929年に起きた世界恐慌に似たバブル崩壊に向かっている」と語るのは、株価大暴落を専門とする伝説的な長期投資家・Jeremy Grantham氏。

市場暴落の確率を70%と見積もっています。

ソース先

Legendary investor Jeremy Grantham says the stock market has a 70% chance of crashing—and it could be an epic burst like the 1929 crisis

https://fortune.com/2023/07/05/jeremy-grantham-billionaire-investor-gmo-predicts-stock-crash/

米国株式市場は70%の確率で暴落

不吉な予言をしているのは、英国の長期投資家Jeremy Grantham氏。

推定10億ドルの総資産を持ち、650億ドル近い運用資産を扱うGMOの共同創業者である彼は、株式市場が暴落する確率を70%と推定。すでに市場はバブル崩壊のキッカケとなる嵐を引き起こしているものの、人工知能(AI)の出現がそれを遅らせたのだと言います。

AI出現前はGrantham氏は85%と予想していたため、少しは暴落の懸念が後退したかのように思えますが、依然として高い確率となっています。

暴落前の上昇相場

Grantham氏は金融誌ウェルストラックの取材に応じ、米国株価はここ10年近く「ほぼ完璧な」環境から恩恵を受けてきたと指摘していました。

私は米国株式市場においては1929年/2000年/2021年に起きた3つの巨大バブルにしか興味がありません。私たちはすべてのボックスにかなりうまくチェックを入れてきたと思っています。

Grantham氏の言う”ボックス”とは、長期にわたる景気上昇、力強い強気市場、好調な収益のこと。これらの”条件”をすべて満たした米国市場は過去「急激な下落に見舞われてきた」と強調しています。

1929年はウォール街から1日で140億ドルが市場から消え去り、暗黒の木曜日となったのは有名な話でしょう。また2000年にはNASDAQが2年足らずで市場価値の76.81%を失い、2021年も同様に10%の打撃を受けました。

「自分が予想した暴落前の上昇相場はすべて存在しており、正しかった」とGrantham氏。そして今回もS&P500は2022年10月の安値から20%上昇している、と同氏は強調しています。

Grantham氏は2年前にも警告

Grantham氏による悲観的な予測はこれまでも的中してきました。

氏は2021年にもウェルストラック誌に対して、住宅市場/ミーム株式市場/債券市場など様々な市場が極端すぎる価格で取引されていることから「壮大な規模のバブルが起こる」と提言。

そして彼の予言通り、その翌年には、これらアセットの多くは大幅な調整が入り、例えばAMCのようなミーム株は夏までに大暴落を経験しました。

このようなバブルによる”内部崩壊”が1929年の世界恐慌や2000年の金融危機のような大惨事をもたらす可能性があるのであれば、私たちは以下の3点に注視していくべきです。

  • どのくらいのスピードで経済は低迷するのか
  • どのくらいの期間にわたって経済は低迷するのか
  • 利益率はどこまで低下するのか

利益率はすでにかなりの下落をしていますが、さらに悪化する可能性もあります。しかし実際に経済がどれほど厳しさを増すのか、予想は容易いことではありません。

「世界貿易における問題、中国との問題、戦争の問題など、他の経済変数がどれほど深刻になるのか。またそれらがどのような展開を見せていくのか分からないので難しいところ」だとGrantham氏も認めています。


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AIがもたらしたミニ・バブル

Grantham氏はハイテク業界から”創造的破壊者”が誕生したことにより「ミニ・バブルが生まれて膨張してしまった」と認識しており、動揺を隠せずにいます。

創造的破壊者とは、いま流行りの人工知能(AI)に他なりません。

AIはバブル崩壊を防ぐか?

『マイクロソフト(MSFT)』のような大手ハイテク企業は4月の決算報告会で50回以上も「AI」という言葉を使い、株価を大幅に上昇させました。

『メタ(META)』も同様の利益を享受しており、同社CEOのMark Zuckerberg氏は、メタバースからAI製品やサービスに注力するという発表して以来、総資産を400億ドルほど増やしています。

現段階ではAIが市場バブルの崩壊を防ぐのに十分なスピードとパワーを持ち合わせているのか確信が持てていません。ただChatGPTのような技術の出現が自分のバブル崩壊の確率予想を85%から70%に引き下げさせた理由です。

AIの影響力は謎

AIには大きな期待がかかる一方で、ニッチビジネスに終わってしまう懸念も拭い切れません。

「この技術が市場の流れをどこまで変えるかは、それを誰に尋ねるかによって回答が異なる」と語るGrantham氏。AIテクノロジーが社会や経済にどのような影響を与えるかについての意見は”スクランブル状態”だと付け加えています。

地球上で最も聡明な人たちの中には、AIはまったくのナンセンスで、オウムが試行錯誤して学習しているだけのことだと言う人もいます。逆に世の中の全てが変わる、生産性が倍増すると叫ぶ人もいるのです。

もしくはGrantham氏が予想するように、AIは近い将来差し迫ったバブル崩壊と同じタイムスケールで動くわけではないのかもしれません。

ここ1〜2年は、かなり伝統的なバブルの空気感の喪失、かなり伝統的な景気後退、そしてかなり伝統的な利益率低下と株式市場における多少の悲しみが待っているでしょう。 AIの実際の影響が現れる前に、それらが発動するというのは十分ありえることです。


この前の雇用統計にはまぁ一安心できたけど景気に対する警戒感は根強いですからねぇ

 

大暴落来たときのために現金用意しとくのが正解かね(フフフ

そこからさらに下げて泣く未来が見える

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