ユーロ円と英ポンド円が急落！何があった！？今後どうなる！？

ユーロ円と英ポンド円が爆下げ！一体何があったの！？
ワイとしては助かるけど、原因しっかり知っておかなきゃ！

ここが天井になるのか！？どうなのか！？

欧州通貨が急落！一体何が起きたのか？

8月23日の16:30頃、突如として欧州通貨が急落しました。

その時に発表されていた経済指標がありました。それが「ドイツPMI」です。

PMIとは？

PMIはPurchasing Manager’s Indexの略で、購買担当者景気指数とも言います。 要するに、企業側の人間が景気をどう感じているかを測るための指標ですね。

消費者が景気をどう感じているのかも重要ですが、企業側がどう感じているかもとても大事です。それがこのPMI。

今回、欧州主要国のPMIが発表されましたが、ドイツのPMIが予想より遥かに低い数値で発表されました。

【経済指標速報】
🇩🇪PMI (速報値) の結果です✍️
結果は強弱入り混じる✍️

16:30発表📣
🇩🇪製造業PMI
結果：39.1
予想：38.7
前回：38.8

🇩🇪サービス業PMI
結果：47.3
予想：51.5
前回：52.3

🇪🇺🇯🇵EURJPYは158.22円から157.81円まで下落📉
— みんなのFX｜トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) August 23, 2023

製造業は若干予想よりも良く、前回よりも改善しています。しかしサービス業PMIが予想よりも4.2ポイント悪化し、前回からは5ポイントも下落しました。

ちなみにサービス業とは、ざっくりとですが小売業を抜いた、「顧客にサービスを提供する業種」です。

といっても分かりづらいと思いますので具体的な業種を挙げますと

接客、販売業
飲食業
宿泊業
不動産
医療
金融業
保険業
娯楽

といった具合です。概ね、消費者に大きく関わってくる業種ばかりですね。

ということはドイツ国内の全体的な景気が、企業側から見てかなり悪くなってきている、という事を示す結果になったということです。

欧州の中でもドイツは屈指の経済大国です。EU圏に与える影響はかなり大きいと言っても過言ではないでしょう。そこの経済が低迷してきたとなれば、ヨーロッパ全体的に悪化していると捉えられるのは不思議ではありません。

これを受けて市場が「欧州は金利据え置きからの利下げの方針に切り替わるのでは？」という思惑があったのか、ユーロと英ポンドが急激に売られました。

ちなみにEUとイギリスのサービス業PMIも悪化していました。

【経済指標速報】
🇪🇺製造業/サービス業PMIの結果です✍️
結果は強弱入り混じる✍️

17:00発表📣
🇪🇺製造業PMI(速報値)
結果：43.7
予想：42.6
前回：42.7

🇪🇺サービス業PMI(速報値)
結果：48.3
予想：50.5
前回：50.9

🇪🇺🇯🇵ユーロ円は157.28円付近で推移🧐
— みんなのFX｜トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) August 23, 2023

イギリスに至っては製造業も悪化。時間差で発表されたせいか、英ポンド円はドイツPMIでまず1回目の急落。そして英国PMIの発表で再度急落。

全体で見れば英ポンド円が185.9円から183.4まで、約2.5円もの急落をするという結果になりました。

【経済指標速報】
🇬🇧PMI(速報値)の結果です✍️
結果は予想を下回る📉

17:30発表📣
🇬🇧製造業PMI
結果：42.5
予想：45.0
前回：45.3

🇬🇧サービス業PMI
結果：48.7
予想：51.0
前回：51.5

🇬🇧🇯🇵ポンド円は185.04円から184.30円付近まで下落中📉
— みんなのFX｜トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) August 23, 2023