米雇用統計は失業率が3.8%に上昇！

9月1日(金)、米雇用統計が発表されました。

今回の米雇用統計では予想値から見ると

• 非農業部門雇用者数↑
• 失業率↓
• 平均時給↓

という結果になりました。

非農業部門雇用者数は8月は予想より悪くなるというアノマリーを覆して予想を上回る結果になりましたが、年初から20万人超えを維持していた数字を2か月連続で割り込んでしまいました。

失業率と平均時給は予想を下回る結果になり、今回の雇用統計の結果から全体的に景気が悪化してきていると言えそうです。

ISM製造業景況指数は予想を上回る結果に

9月1日(金)、8月ISM製造業景況指数が発表されました。

今回のISM製造業景況指数は予想を上回り、一時米ドル買いが発生してドル円が上昇しました。

しかし数値としては10か月連続で50を下回っていて景気は依然として悪化していると言えそうです。

ISMが改善されてきたことを考えると、しばらくドル買いが続く可能性があります。

ちなみにISM製造業景況指数とはなんぞや？ってひとは過去の記事も見てみてください。

ISM製造業景況感指数とは？アメリカ経済の先行指標！今回は、ISM製造業景況感指数についてのお話しです。他のサイトでは景況指数とか景気指数って解説してるところも多いみたいですがウチは景況感指数で解説します。意味？全部一緒だろ。…

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豪ドル米ドルアノマリー！9月はどうなる？

それではここで豪ドル米ドルを見ていきましょう。夏は豪ドルが売られやすい事もあって、9月もその流れが続くかどうかを見てみたいと思います。

また、夏に底を付けて年末まで上がりやすいというのもあります。その見極めに過去データを分析するのは効果的です。

豪ドル米ドルの月足を見るとそこまで偏りがあるわけでは無さそうですが、直近３年は陰線を付けていて９月は弱いと見て良さそうです。

記事公開日の9月5日13:30に豪準備銀行(中央銀行、RBA)、政策金利発表があり、予想では据え置きな事を考えると豪ドルは売り方面に傾く可能性が高いので豪ドルを上がったら売っていくのが良いかもしれません。

直近のニュースからアメリカ経済は依然として悪化していると思われるので今後緩やかにドル売りの流れが来るのではないかと思われるものの、米ドルはまだ買いの傾向にありますので豪ドルと組み合わせる通貨としては米ドルを選ぶのが良いのではないかと思われます。

しかし、米ドルも買われるとは言え上値は限定的っぽいので、豪ドル米ドル共に売られてレンジで推移する可能性があるので、上がったら売って、レンジ下限で決済という戦略をとってみてはどうでしょうか？

ちなみに日本円は売られまくっているのでちょっと狙い辛いので豪ドル円はやめておきましょう。流れがわかり辛い通貨ペアは触らないにつきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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