歴史的に9月は米国株が荒れ相場になる時期です
8月は株価がだいぶ下がりましたがこのまま下がり続けるのでしょうか?
FX爆損王もこう言っていることですので、詳しく見ていきましょう
くやちい。でも何も言い返せないグヌヌ
米国株にとって試練となる9月がやってきました。
歴史的には株が安くなる時期として知られていますが、今年はどのようなパフォーマンスとなるのでしょう。
ソース先
A stormy September for U.S. stocks may lie ahead. What investors need to know about Wall Street’s worst month.
下落基調の米国株
2023年は世界的にAI(人工知能)技術が大きな注目を集め、関連株が大きく上昇し、アメリカの株式市場は絶好調でした。
しかし8月に入ると一気に勢いを失ってしまいました。
米国を代表する500社から構成された『S&P500』:
- 2023年8月のS&P500リターンは過去6ヶ月で最悪
ハイテク企業やIT企業の割合が高い『NASDAQ』:
- 2023年8月のNASDAQリターンは今年始まってから最も下落
株価が大きく落ちたことで投資家にとっては苦しい8月となりましたが、過去数十年間にわたるデータが何かを教えてくれるとすれば、2023年9月の相場はさらに不安定になる可能性が高そうです。
そう、9月は米国株が”最も荒れる時期”なのです。
例年9月は荒れ模様に
過去何十年という長いスパンで見ると米国株は上がってきましたが、9月に限っては、運用成績(リターン)がマイナスになることが珍しくありません。
米調査会社CFRAリサーチの首席投資ストラテジスト・Sam Stovall氏によれば、S&P500は1945年以降は9月の月間平均リターンがマイナス0.73%を記録。興味深いことに、他の月と比べても、9月だけ株価が最も頻繁に下落しており、株価が上がる確率はわずか44%です。
- 9月のS&P500平均リターン:ー0.73%
同様にNASDAQも1971年以降は9月だけ月間平均リターンがマイナスをつけています。この月に株価が上がる確率は52%と計算されています。
- 9月のNASDAQ平均リターン:ー0.86%
これらのデータを受け、Stovall氏は「今後1ヶ月は(米国株が)期待外れの結果になる可能性があり、それに備えるよう投資家に注意を喚起していきたい」と投資メモのなかで述べていました。
長期金利が上昇中
アメリカの経済がうまくいっていることを示す様々なデータが出てきたことから、中央銀行(FRB:連邦準備理事会)は今後も引き続き「高金利を維持する」のではないかと心配する人が増えてきています。
政府が金利を上げる目的は主にインフレ対策、つまり過熱しすぎた景気を抑えることなので、高金利政策が続くと考えるのも自然でしょう。
株式市場はFRBの過去の利上げのタイムラグで経済活動が減速していくことを織り込み始めていることから、8月を通じて見られた市場のボラティリティ(価格変動)は9月も続くと予想されます。8月の株価調整は十分正当化されるものです。なぜなら(企業価値を算出する)倍率は急速に高くなっており、10年国債利回りも急上昇、加えて長期にわたってインフレと金利が高止まりする可能性があるためです。
このように警告するのは、投資会社トレジャリー・パートナーズのCIO・Richard Saperstein氏。
金利が高いと、一般的には株価は下がる傾向にあります。
なぜなら債券などの安全な金融資産が魅力的になり、投資家はそこに資金を移すことで、株式市場への投資需要が減る可能性があるからです。また会社はお金を借りにくくなることから、投資家が企業の将来性を悪く評価してしまうリスクも高まります。
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今年9月は例外か?
一方で異なる意見も出ています。
ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのテクニカル戦略責任者・Mark Newton氏は、2023年9月は「多くの投資家が予想しているほどマイナスにはならないかもしれない」と考えています。
大統領選が影響
1935年以降、アメリカ大統領選挙を翌年に控えた9月の月間平均リターンはプラスだとNewton氏は指摘しています。
- 大統領選前年の9月のS&P500平均リターン:+0.2%
次の大統領選は2024年11月に行われる予定なので、過去のデータを見る限り、今年9月は株価がマイナスにならないかもしれません。
さらに「株式市場の上昇開始を知らせる様々なテクニカルな兆候が現れ始めている」とNewton氏。そのため月間リターンが今月マイナスになる可能性は「低い」と信じています。
市場心理が弱気に
株式市場に対する投資家の心理状態(センチメント)は7月下旬に”強気”でしたが、ここ数週間で一気に低下しました。
つまり投資家はいま米国株にあまり自信を持てない状況なのです。
これが9月上旬まで「株安の緩衝材として働くだろう」とNewton氏。株はこれからも上がると誰もが信じているなら、株価はすでに天井付近であり、売るのに一番適したタイミングです。逆に今のようにセンチメントが”弱気”の場合、株は買いのタイミングであり、逆張り投資家は市場の上昇を期待していることでしょう。
ドル高と長期金利のピークは近い
さらに「米ドルと米国債利回りの中期的なピークは近い」とNewton氏は付け加えています。
主要通貨に対するドルの強さを示す『ICEドル指数』は最近、6月7日以来の高値で取引されましたが、翌週には下落。米国債10年利回りも同じく2007年11月以来の高水準となる4.339%に上昇したものの、翌週には4.107%まで後退しました。
全体として、強気要因の多くは、株式市場の安値が目前に迫っており、9月前半には市場が上昇する可能性があることを示唆しています。
一般的に、米ドルの価値が上昇すると、米国株は下落する傾向が強くなります。
米国企業がアメリカ以外の国で商品やサービスを売るとします。稼げる現地通貨の金額は変わらないに、ドルに両替すると、得られるドルの量(つまり利益)が減ってしまうのです。米国企業の国際的な競争力を低下させる恐れもあり、人々は米国株に投資するのを控えるようになるかもしれません。
しかしドル高のピークがもう間もなくということは、株価が上がり始める可能性があるということを意味します。
なるほど!9月は株が下がるかもしれないし、上がるかもしれないしと!
この予想は大的中すると思うわ
そんな言い方して意地悪なんだからっ
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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