空売り王が「米国株売れ」って近年騒いでたけど、無視して買ってれば全然儲けられたよねという話
まさか人の意見でポートフォリオなんて変えるわけないよー(ブルブル
この前もKENさんに勝てる銘柄教えてもらってたくせに。丸パクリする気満々やん
てへっ!
「世紀の空売り」マイケル・バーリ氏の予想は外れていたのでしょうか。
投資家は彼の警告を無視していれば米国株で利益を増やせた、と金融専門家は指摘しています。
ソース先
Investors would have made more money buying the S&P 500 instead of following ‘Big Short’ investor Michael Burry’s tweet warnings, an expert says
「世紀の空売り」マイケル・バーリ氏
アメリカ人投資家のマイケル・バーリ氏(52)。
彼は2008年の住宅バブル崩壊を正確に予測したことで一躍有名となり、マイケル・ルイスの著書『世紀の空売り』で実績が取り上げられてからというもの、ウォーレン・バフェット氏などと並び世界から注目を集めている大物投資家のひとりです。
バブルが弾けると考えたバーリ氏は空売りで1億ドル(約148億円)もの大金を得ただけでなく、彼を信じた投資家たちにも7億ドル(約1034億円)の儲けをもたらしたと言われています。
S&P500大暴落を予想も
そんなバーリ氏が2022年頃に”不吉な予測”を繰り返していました。
それは米国株式市場が今後大きく下げてしまうというもの。具体的にはアメリカの代表的な株価指数S&P500が1,862まで下落するとの警告でした。
しかし実際には彼が心配するような出来事は起きていません。
投資家は彼の言いなりになって米国株を売ったり、ポートフォリオを整理するのではなく、むしろ「S&P500を買い増した方が結果的には大きく得をした」と株の専門家は考えています。
バーリ氏の警告に従わず単純にS&P500を買っていれば、買うたびに投資家は利益を得ていたことでしょう。半年間の平均リターンは+34%でした。誰かのツイートが理由で自分のポートフォリオを変更するなどしてはいけません。
このように投資顧問会社『クリエイティブ・プランニング』の首席ストラテジスト・Charlie Bilello氏は指摘しています。
マイケル・バーリ氏の警告とは
近年、バーリ氏は米国株式市場の暴落がとても近いとツイートしてきました。
ソース先
Michael Burry warned stocks would crash and rallies wouldn’t last. Here are 6 of his key tweets in 2022, and what they meant.
「パンデミックの暴落は始まり」
米国株は新型コロナウイルスによる世界的パンデミックで暴落しましたが、あれから株価は力強く反発しています。2020年3月には底値2,192をつけたものの、2022年5月には3,800まで上がりました。
この時期、バーリ氏はS&P500が1,900以下に落ちる可能性があるとツイートしたのです。
バーリ氏によれば、S&P500は暴落の数年後に再び値を下げる傾向があると言います。
2009年には2002年の底値よりも13%下落しており、2002年には1998年のLTCM破綻危機の底値よりも17%下落、1975年にも1970年の底値を10%下回った。S&P500がコロナの底値から15%下がれば、1,862ポイントを記つけるだろう。
「一時的な回復はある」
マーケットが大きく下げた後に一時的に反発することを「デッド・キャット・バウンス(高所から落とせば死んだ猫も跳ね返るの意)」と呼びます。バーリ氏は2022年5月のツイートで「デッド・キャット・バウンスが起きている」と指摘していました。
株価上昇は一時的であり、市場が回復する可能性は低いと見ていたのです。
NASDAQが1日に最も値上がりした20回のタイミングのうち、12回は2000年ITバブル崩壊時に起きたものでした。S&P500が1日に最も値上がりした20回のタイミングのうち、9回は1929年世界恐慌の余波で起きたものでした。
「一時的な回復に騙されるな」
バーリ氏はさらに「一時的な反発に騙されない」よう注意を呼びかけていました。暴落が本当に終わるまで株価は何度か上がる、と付け加えていたのです。
2000年ITバブル崩壊後、NASDAQは10%を超えて上昇するラリー(徐々に上昇していく値動き)が16回ありました。しかしその後は78%の下落が待っていたのです。1929年世界恐慌後、NYダウは10%を超えて上昇するラリーが10回ありました。しかしその後は89%下落して底を打っています。
「とてつもない大暴落」
2021年夏には、暗号資産やミーム株(ネットで熱烈な支持を集めて株価が急騰した銘柄)が急に価値をなくしたことで「史上最大の投機バブルが起きる」とバーリ氏は警告。
さらにダメ押しで「とてつもない大暴落(mother of all crashes)」を予言しました。
ごく最近では2023年2月に「米国株を売りなさい」と一言だけ放ったことでも有名で、モルガン・スタンレー証券のMike Wilson氏や経済学者のDavid Rosenberg氏も彼と同じように米国株に弱気だったようです。
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米国株は好調
バーリー氏は何度も何度も恐ろしい警告をフォロワーに聞かせていましたが、それらは現実化していません。むしろ逆に彼がツイートした2019年〜2023年のあいだ、S&P500は上がり続けているのです。
2019年1月4日終値のS&P500は2,531でした。
そこから2022年12月30日までに51.7%上昇し、2023年が始まってからはさらに16.37%上昇(9月15日終値)しています。
S&P500株価
今年は特にAI関連銘柄とされる『エヌビディア』や『マイクロソフト』『アップル』に注文が殺到しています。
さらにお金を取り巻く環境も2022年とは大きく変わってきています。
- アメリカで物価高が収まってきた
- AI(人工知能)技術を中心にハイテク銘柄がブームとなった
- アメリカの中央銀行が近々利下げに転じる可能性がある
しかしバーリー氏はこのラリーに納得していないようです。同氏はいま想定元本16億ドルを賭け、S&P500やNASDAQの暴落を予想しています。
米国株の行末は分からんけど、まぁなんだ自分を信じろということだ
JIN君は自分のこと信じてるの?
株は何もせずとも増えていく不思議!僕は天才なんだお!
にゃおFXは・・・w
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