9月18日週の経済指標と気にしておくべきこと

オッス!三連休とかニートすぎて知らなくてちょっと遅くなっちゃった!
月曜はあまりめぼしい指標が無かったので許してちょ!

今週は目玉のイベントが控えてるので、それに向けてしっかり戦略を練っていきましょう

注目経済指標

2023年9月18日~9月22日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。

2023年9月18日(月曜日)

月曜は目ぼしい指標はありませんでした。

日本は祝日で三連休の最終日でしたね。ワイは朝にモーサテがあるかと思っていたのに無かったので肩を落として寝ました。

2023年9月19日(火曜日)

火曜日は欧州の消費者物価指数(HICP)の改定値発表があります。

欧州の消費者物価指数はCPIではなくHICP(Harmonised Indices of Consumer Prices)と表記します。これは調和消費者物価指数と呼ばれ、EU基準の消費者物価指数を算出したものです。

改定値と速報値の違いは?
経済指標の中には「速報値」と「改定値」が存在する場合があります。

これは発表時にまず短期的に速報値を発表して景気判断を行います。 次に正確なデータを蓄積してデータの精度を高めた後に発表されるのが改定値です。というわけでどちらかと言うと改定値の方が重要です。

  • 18時:🇪🇺8月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) 予想:5.3%、前回:5.3%
  • 18時:🇪🇺8月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比) 予想:5.3%、前回:5.3%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア、英ポンド関連通貨ペア

あとカナダの消費者物価指数(CPI)の発表があります。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

カナダのインフレ率はアメリカのインフレ率を測るために注目されることもあるので、カナダのインフレ状況は見ておいて損はないでしょう。

  • 21時半:🇨🇦8月消費者物価指数(CPI)(前月比)  予想:0.2%、前回:0.6%
  • 21時半:🇨🇦8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 予想:3.8%、前回:3.3%

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア、米ドル関連通貨ペア(カナダとアメリカは経済的に似たような傾向にあるため)

2023年9月20日(水曜日)

水曜日はイギリスの消費者物価指数(CPI)の発表があります。

消費者物価指数については先述したとおり、インフレ率を測るために重要な指標となります。

  • 15時:🇬🇧8月消費者物価指数(CPI)(前月比) 予想:0.7%、前回:-0.4%
  • 15時:🇬🇧8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 予想:7.1%、前回:6.8%
  • 15時:🇬🇧8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 予想:6.8%、前回:6.9%

イギリスのインフレ率は予想値としては加速傾向にあるとの事なので、ユーロとは違ってまだまだ利上げ継続の可能性が否めません。しかしコア指数は若干鈍化予想なので、少々荒れる可能性があります。注意しましょう。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

あとアメリカの金利を決めようね委員会、米連邦公開市場委員会(FOMC)があります。

FOMCはアメリカの中央銀行FRBがアメリカの政策金利を決めたりする委員会のことです。そしてその30分後にFRBパウエル議長の定例記者会見があります。

アメリカの金利は今後の金融政策に大きな影響を与えますので、今月の大注目イベントの一つです。

  • 27時(翌3時):🇺🇸米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
            予想:5.25-5.50%、前回:5.25-5.50%
  • 27時半(翌3時半):🇺🇸パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

今回は金利据え置きの予想とされているアメリカのFOMC。しかし年内にあと1回の利上げを考えている、といった旨の発言をしていましたので注目が集まるのは今回ではなく次回のFOMCになるでしょう。

基本的に今回のFOMCでは金利据え置きは織り込まれていますので、サプライズが無ければ相場はそこまで動くようなことは無いのかなと思われます。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年9月21日(木曜日)

木曜日は我らが日本銀行の金融政策決定会合の初日です。

マイナス金利をどうするのか?について議論がなされる可能性もあり、注目度は高いです。

数十年に渡って続けてきたこのマイナス金利をインフレ加速中の日本でついに解除するのかどうか?解除されたらおそらく日本円は買われて円高方面へと加速することでしょう。

詳細な発表は翌日の22日(金曜日)なので、翌日の政策金利発表に備えておきましょう。

あとは南アフリカ準備銀行(中央銀行)の政策金利発表があります。

南アフリカランドをトレードしている方は必ず見ておくべき指標になります。

  • 時刻未定:🇿🇦南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利 予想:8.25%、前回:8.25%

動くかもしれない金融商品:南アフリカランド関連通貨ペア

あとはニュージーランドのGDP(国内総生産)の発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 7時45分:🇳🇿4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前期比) 予想:0.4%、前回:-0.1%
  • 7時45分:🇳🇿4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比) 予想:1.3%、前回:2.2%

前年同期比では下がっている予想ではあるものの、前期比では回復傾向にあります。少々乱高下が予想されるので、注意しましょう。

動くかもしれない金融商品:ニュージーランドドル関連通貨ペア

あとはスイスの国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値が発表されます。

少々長い名前ですが、簡単に言えば政策金利発表です。今回は25ベーシスポイント(0.25%)の利上げ予想となっています。

  • 16時半:🇨🇭スイス国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値 予想:2.00%、前回:1.75%

スイスは永世中立国として知られ、通貨の安定にも一定の評価がありますが、スイスショックが起きた際にその信用はほぼ消えたと言っても過言ではありません。

僕は触っていないので詳しくは知りませんが、利上げ予想なのであればスイスフラン買いに傾く可能性があります。注意しましょう。

動くかもしれない金融商品:スイスフラン関連通貨ペア

あとはイギリスの政策金利発表があります。

  • 20時:🇬🇧イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 予想:5.50%、前回:5.25%
  • 20時:🇬🇧英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

予想では25ベーシスポイント(0.25%)上げるとの予想になっています。

イギリスはまだまだインフレが加速する懸念がありますので、利上げはおそらく”まだ”止めないでしょう。いつになるのかはわかりませんが。

イギリスの今後の姿勢について知りたければ、同時刻の議事要旨も注目しておきましょう。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

あとはアメリカの様々な経済指標が発表されます。

細かくいろいろと発表されますが、全体的には強弱入り交じる予想値なので、サプライズがなければそこまで動かないんじゃないかなと言うのが正直なところです。

  • 21時半:🇺🇸9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 予想:-1.0、前回:12.0
  • 21時半:🇺🇸前週分新規失業保険申請件数 予想:22.5万件、前回:22.0万件
  • 21時半:🇺🇸前週分失業保険継続受給者数 予想:169.5万人、前回:168.8万人
  • 23時:🇺🇸前週分新規失業保険申請件数 予想:0.4%、前回:1.0%
  • 23時:🇺🇸8月中古住宅販売件数(年率換算件数) 予想:410万件、前回:407万件
  • 23時:🇺🇸8月中古住宅販売件数(前月比) 予想:0.7%、前回:-2.2%

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年9月22日(金曜日)

金曜日は日銀の政策金利発表があります。

  • 時間未定:🇯🇵日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表

毎度のことながら発表時刻があまり定まっていないのがやきもきしますが、今回の発表次第では為替は大きく動く可能性があります。

あとは日本の消費者物価指数(CPI)の発表があります。

  • 8時半:🇯🇵8月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 予想:3.0%、前回:3.3%
  • 8時半:🇯🇵8月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) 予想:3.0%、前回:3.1%
  • 8時半:🇯🇵8月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比) 予想:4.3%、前回:4.3%

日本のインフレ率は上昇してきていますが、日銀としてはこれが落ち着くと読んでいるようです。

予想値としては前回よりもインフレ鈍化傾向になっているとの事なので、植田総裁の読みは当たっているのかもしれませんね。

そんな日銀植田総裁の定例記者会見があります。

  • 15時半:🇯🇵植田和男日銀総裁、定例記者会見

ここでどんな発言をするのかに注目が集まります。インフレに対する見通しや金利に対する考え方など、報道通りなのか、そうでないのか。

長期国債と短期国債の利回りをコントロールする、いわゆるイールドカーブコントロールを実質利上げの上限1%までを許容した前回の行動力を考えると、動かない日銀は過去のものかもしれません。

日本関連の投資商品を持っている方はこの会見は必ずチェックしておいたほうが良さそうです。

動くかもしれない金融商品:日本円関連通貨ペア、日経平均株価

あとはイギリスの小売売上高の発表があります。

小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。

  • 15時:🇬🇧8月小売売上高(前月比) 予想:0.5%、前回:-1.2%
  • 15時:🇬🇧8月小売売上高(前年同月比) 予想:-1.2%、前回:-3.2%
  • 15時:🇬🇧8月小売売上高(除自動車)(前月比) 予想:0.7%、前回:-1.4%
  • 15時:🇬🇧8月小売売上高(除自動車)(前年同月比) 予想:-1.3%、前回:-3.4%

全体的に改善されてきている予想値となっているので、イギリスはまだまだインフレが収まってきているとは言い難いのかもしれません。

前日に発表されるイギリスの政策金利がどうなったかによってこちらの結果次第で市場(主に英ポンド系)の動きが大きく左右する可能性が高いです。

結果を見てから判断しても遅くはないかと思われます。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

あとはユーロ圏各国のPMIの発表があります。

PMIは企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、アンケート調査した結果を指数化したものです。景気の動向を測るのに使用されます。

  • 16時15分:🇫🇷9月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:46.2、前回:46.0
  • 16時半:🇩🇪9月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:39.5、前回:39.1
  • 17時:🇪🇺9月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:44.0、前回:43.5
  • 17時半:🇬🇧9月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:43.4、前回:43.0
  • 16時15分:🇫🇷9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:46.0、前回:46.0
  • 16時半:🇩🇪9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:47.2、前回:47.3
  • 17時:🇪🇺9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:44.0、前回:43.5
  • 17時半:🇬🇧9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:49.0、前回:49.5

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア、英ポンド関連通貨ペア

あとはカナダの小売売上高の発表があります。

小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。

  • 21時半:🇨🇦7月小売売上高(前月比) 予想:0.4%、前回:0.1%
  • 21時半:🇨🇦7月小売売上高(除自動車)(前月比) 予想:0.3%、前回:-0.8%

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア、米ドル関連通貨ペア(カナダとアメリカは経済的に似たような傾向にあるため)

あとはアメリカのPMIの発表があります。

ユーロ圏と同じく前述した通り、PMIは企業の購買担当者に景気に関してアンケート調査した結果を指数化したものです。

  • 22時45分:🇺🇸9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:50.3、前回:50.5
  • 22時45分:🇺🇸9月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:50.0、前回:50.2
  • 22時45分:🇺🇸9月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:48.3、前回:47.9

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

今週はアメリカ!イギリス!日本!スイス!の政策金利発表があります!
どう考えても重要なので、かならずチェックするようにしましょう!

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気にしておくべきこと

先週発表されたCPIについては、強弱入り交じる結果になりました。

米コアCPI、前月比で予想上回る伸び-年内追加利上げに道

・コアCPI、前月比での伸び加速は半年ぶり-前年比は予想に一致

・総合CPI、前月比の伸びがここ1年余りで最大-ガソリン高を反映

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-13/S0XC44T0AFB401

総合CPIは原油高が影響してインフレ率が高まったとのことでした。しかしコアCPIの方はというと、ここ2年間では最も低い上昇。

結局今後も追加利上げがあるのかどうかはかなり微妙という感じとなりました。

とりあえず目先はアメリカのFOMCと日本の金融政策決定会合です。これを通過しないことには大まかな目線は決められないでしょう。

週後半に向けて、備えておきましょうね。

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