9月25日週の経済指標と気にしておくべきこと

オッス!含み損9000万パワーのJINだお!
今週は気にしておくべきことが多すぎてつい長くなっちまったけど是非読んでいってくれよな!

ついに含み損0.9億・・・あと一歩ってところですね・・・

いやマイナス億はマジで伝説になっちゃうから勘弁してくれ・・・

目次

注目経済指標

2023年9月25日~9月29日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。

2023年9月25日(月曜日)

この日は特に注目の経済指標はなさそうです。

2023年9月26日(火曜日)

火曜日はアメリカの新築住宅販売件数の発表があります。

ちなみに住宅販売件数ですが、アメリカの国民が家を買っているかどうかは経済が順調かどうかを示す指標になります。前回より増えている場合には経済が順調で、インフレ加速懸念が増加するおそれがあります。

減っている場合はその逆でインフレ鈍化傾向ということですね。

  • 23時:🇺🇸8月新築住宅販売件数(年率換算件数) 予想:70.0万件、前回:71.4万件
  • 23時:🇺🇸8月新築住宅販売件数(前月比) 予想:-2.0%、前回:4.4%

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア、米国株

2023年9月27日(水曜日)

水曜日は日銀・金融政策決定会合議事要旨の発表があります。

  • 8時50分:🇯🇵日銀・金融政策決定会合議事要旨

議事要旨とは会議の要点をまとめたもので、今回の日本銀行の金融政策決定会合にて議論・決定された事の要点がまとめてあります。

大まかには会見で発言された通りですが、日本の今後の金融政策について方向感を示すものになります。

たまに「あれ!?議事要旨の中では会見になかったタカ派の意見もある!」なんてこともありますので、しっかり確認しておきましょう!

動くかもしれない金融商品:日本円関連通貨ペア、日経平均株価

あとはオーストラリアのCPIの発表があります。

消費者物価指数(CPI)とは、総務省が毎月公表する消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 10時半:🇦🇺8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 予想:5.2%、前回:4.9%

オーストラリアは最近、金利を据え置きにしたりとハト派な姿勢が優勢ですが、予想CPI(前年同月比)が前回を上回っていることを考えると、インフレ再加速も頭の片隅に入れておかなければなりません。

数値次第では更に利上げする可能性も捨てきれないので、豪ドルの高騰には気をつけておきましょう。

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

2023年9月28日(木曜日)

木曜日はドイツのCPIの発表があります。

  • 21時:🇩🇪9月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比) 予想:0.3%、前回:0.3%
  • 21時:🇩🇪9月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比) 予想:4.6%、前回:6.1%

ドイツのインフレ率を示す経済指標になります。欧州連合(ユーロ)の中でも一番の経済大国であるドイツのCPIは全体的なインフレを把握する目的で注目されています。

前年同月比の予想値が前回よりも大幅に下回っているので、インフレ鈍化になるのであればユーロは下落するかもしれません。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

あとはアメリカのGDPの発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 23時:🇺🇸4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率) 予想:2.3%、前回:2.1%

アメリカの経済がどの程度強いのかを測る事ができる指標になるので、インフレ具合を見るためにもしっかりチェックしておきましょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

あとはメキシコ中銀、政策金利の発表があります。

  • 28時:🇲🇽メキシコ中銀、政策金利 予想:11.25%、前回:11.25%

動くかもしれない金融商品:メキシコペソ関連通貨ペア

あとはアメリカの中央銀行(FRB)パウエル議長の発言があります

  • 29時:🇺🇸パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

先週の金利を決めようね委員会(FOMC)で議論された事が基本的な路線となりますので、タカ派の姿勢を崩すことはおそらく無いでしょう。

一段のドル高に警戒しつつ立ち回りたいところです。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年9月29日(金曜日)

金曜日はイギリスの国内総生産(GDP)の発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 15時:🇬🇧4-6月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比) 予想:0.2%、前回:0.2%
  • 15時:🇬🇧4-6月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比) 予想:0.4%、前回:0.4%

今回は改定値(正確なデータを踏まえた数値)なのですが、そこまで大きな変動が無い以上はそこまで注意して見る必要は無いかもしれません。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

あとドイツの失業者数および失業率の発表があります。

  • 16時55分:🇩🇪9月失業者数(前月比) 予想:1.50万人、前回:1.80万人%
  • 16時55分:🇩🇪9月失業率 予想:5.7%、前回:5.7%

前述した通り、ユーロ圏の一番の経済大国です。ドイツの景気がユーロを左右するといっても過言ではないので、インフレ具合を測るために失業率・失業者数はチェックしておきましょう。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

あとユーロのHICPの発表があります。

欧州の消費者物価指数はCPIではなくHICP(Harmonised Indices of Consumer Prices)と表記します。これは調和消費者物価指数と呼ばれ、EU基準の消費者物価指数を算出したものです。

  • 18時:🇪🇺9月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比) 予想:4.5%、前回:5.2%
  • 18時:🇪🇺9月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比) 予想:4.8%、前回:5.3%

全体的なインフレ率が予想値通り鈍化していれば、追加利上げの懸念は薄まることでしょう。

市場は前回の利上げでピークアウトしたと見ている可能性もありますが、やはりこの消費者物価指数がどんな数値に変化したか?は結構大切です。しっかりチェックしておきましょう

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

あとアメリカでPCEデフレーターの発表があります。

PCEデフレータとは、個人消費支出の名目値から実質値を割って算出される物価指数のことです。本指数は、米国の商務省が毎月末に公表しています。

  • 21時半:🇺🇸8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) 予想:3.5%、前回:3.3%
  • 21時半:🇺🇸8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) 予想:0.2%、前回:0.2%
  • 21時半:🇺🇸8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 予想:3.9%、前回:4.2%

CPIと同じくインフレ具合を測るものになりますが、こちらの数値も下落していかないと全体的なインフレ鈍化とは言えないでしょう。しっかりチェックしておいてください。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

あとカナダで国内総生産(GDP)の発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 21時半:🇨🇦7月月次国内総生産(GDP)(前年同月比) 予想:1.1%、前回:1.1%
  • 21時半:🇨🇦7月月次国内総生産(GDP)(前月比) 予想:0.1%、前回:-0.2%

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

あと、この日は中国市場は休場です。

今週はユーロ圏の指標が多いね!
あとはFRBパウエル議長の発言と、日本の会合議事要旨に注目だ!

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気にしておくべきこと

先週はアメリカのFOMCや日本銀行の政策金利決定会合がありました。

FOMCはアメリカの中央銀行FRBがアメリカの政策金利を決めたりする委員会のことです。

結果から言うとアメリカは金利を据え置きました。

しかし問題なのは今回の内容で、年内あと1回と予想されていた利上げがデータ次第では複数回利上げがありえるかも、というタカ派な姿勢を示す内容となりました。

金利が上がるということは皆がドルを買いに走るという事でもあり、ドル円は引き続きドル高円安の方向に傾く可能性が高くなりました。

つまりワイのポジションも絶望的という事に・・・。

また、企業にとっては利上げされると利息の支払いがキツくなるので株価にはネガティブに働きます。

そうは言っても最近までアメリカ企業は強く、経済的にも落ち込むことがそう無かったのでそこまで心配されていませんでしたが、ここにきてアメリカ500社の詰め合わせパック「S&P500」が8月の安値を割れました。

S&P500のチャート

今まで利上げに耐えてきたアメリカの株価にもとうとう影響が出始め、ここからアメリカの景気が後退するのか、今後の展開次第ではもしかしたら暴落する可能性も否定できません。

時期的にはここから年末にかけて株価は上昇する傾向(季節性のアノマリー)にありますが、

アメリカの景気後退が先になるのか?
それともここを底にして株価は年末に向けて上昇するのか?

という状態になってきたように感じています。

日銀の金融政策決定会合

アメリカに続き日本でも政策金利を決めたりする会合が開かれました。

結論から言うと植田総裁は据え置きを決定し、金融緩和を粘り強く継続する意思を示しました。

日本のインフレ状況では利上げする段階ではなく、物価高騰に伴い賃金の上昇がみられた時点でようやく利上げを検討するということになるかと思います。

その肝心の賃金ですが、直近では上昇どころか下落している状況にあります。

7月実質賃金2.5%減 16カ月連続マイナス、下落率拡大

厚生労働省が8日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、1人当たりの賃金は物価を考慮した実質で前年同月比2.5%減った。マイナスは16カ月連続。物価高の勢いに賃金の伸びが追いつかず、減少幅は6月の1.6%から拡大した。

日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0771Z0X00C23A9000000/

日本銀行としても賃金を注意して見ており、賃金が上昇に転じることがない限りは今後も金融緩和を継続していくだろうとみられています。

つまり日本円は売られてしまう傾向にあって、先のFOMCも相まってドル円はやはりドル高円安の方向に傾く可能性が高くなりました。

ここで気にすべきは、やはり為替介入です。
名前の通り日本銀行及び日本政府が為替に対して介入する行為を指します。

そろそろ行き過ぎた円安を抑制するために行われるだろうという市場の見方もありますが、どのレートで行うのか?が全く読めず、それもあってか積極的な円売りが走らず、アメリカ長期国債利回りが上昇しているにも関わらずドル円の上昇が鈍い状態が続いています。

前回と同じであれば、日本の為替介入は日本が保有するアメリカ国債を売ってドルに換えた上で円に換えるという方法を取るため、アメリカの国債利回りが更に上昇し市場に大きな影響を与えかねません。株なんかも大きく下落する可能性があります。

したがってアメリカの顔を伺う必要があり、為替介入をするタイミングについては慎重にならざるを得ない状態になっていると思われます。

今週はかなり重要な指標があり、難しい内容になってしまいましたので一旦ここでおさらいです。

今回のFOMCと日銀金融政策決定会合を受けてどう立ち回っていくかですが、これは推測ですがおそらく前回の高値、151円付近が意識されると思います。

戦略としては150円前後までは買いつつこまめに利確して為替介入が来たらまた買いを仕込む、という戦略が年末まではやりやすいのかもしれません。

株においては米国株の下落状況が気になります。

ワイとしては落ちるべくして落ちている気がするので、このまま緩やかに景気後退に突入する可能性も高いと見ていますが、ふとしたきっかけでズボッと大きく下落する可能性もあります。

以前からお伝えしている通り、今の時期は株はあまり積極的に買わず、大きく落ちたときに買うぐらいのスタンスで相場を眺めるぐらいがちょうどいいのかなと考えています。

対象セクターは半導体などでしょうか。ハイテクセクターは今後の技術革新も考えたらまだまだ伸びしろがあると考えています。

AIバブルが落ち着いてきている今、大きな下落を待って買い集めるのは有効な戦略かなと考えています。

そんなところでしょうか。ちょっと長くなってしまいましたが、是非参考にしてみてくださいね。

自分で書いておいてなんだけど、やっぱりドル高方向に行く気しかしないんだよな・・・
なにかの間違いで今週為替介入が来てくれたら、そこで損切りするよ・・・ワイの負けだよ・・・だからはやく・・・介入シテクダサイヨ・・・

この記事を読んでいる君も、歴史の目撃者になるか!?
今後のJINさんにも目が話せないぜ!

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