10月2日週の経済指標と気にしておくべきこと

どうも、マイナス億トレーダーJINです!
今週も注目すべき経済指標をまとめたので是非参考にしてみてくれよな!

9月もドル円上昇しちゃったね

そろそろ天井だと思ったんだけどなぁ

注目経済指標

2023年10月2日~10月6日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね

2023年10月2日(月曜日)

◆月曜日は日本で日銀短観・四半期大企業製造業業況判断の発表があります。

  • 8時半:🇯🇵7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断 予想:6 前回:5

これは日銀が特定の大企業にアンケートを実施して景気の状況を確認する指標になります。

日本のインフレ率や景気動向は今後の政策金利に大きく関わるものになります。マイナス金利解除が早まるのかどうか、この指標次第で決まるかもしれないのでチェックしておきましょう。

あとはユーロで失業率の発表があります。

  • 18時:🇪🇺8月失業率 予想:6.4%、前回:6.4%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

あとはアメリカでISM製造業景況指数の発表があります。

ISM製造業景況指数とは、米国の製造業(300社以上)を対象に、新規受注、生産、入荷、雇用、在庫の状況をアンケート調査して指数化した米国企業の景況感を示す指数です。

  • 23時:🇺🇸9月ISM製造業景況指数 予想:47.7、前回:47.6

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

あとはアメリカの中央銀行(FRB)パウエル議長の発言があります

  • 24時:🇺🇸パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

パウ爺の発言は基本的にタカ派だと思います。サプライズがあるとすればハト派の発言ですが、インフレ率も反発してきている感じなので金利に対する姿勢は強気でしょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年10月3日(火曜日)

◆火曜日はオーストラリア準備銀行(中央銀行)の政策金利発表があります。

  • 12時半:🇦🇺豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 予想:4.10%、前回:4.10%

オーストラリアは経済指標も悪化してきており、3ヶ月連続で金利を据え置きにしています。

今回もおそらく金利据え置きにするだろうとの見方が強く、中国経済もネガティブな面が多いので豪ドル売りが強まりそうな気配がします。

とはいっても豪ドル/円においては日本円が無限ヨワヨワモードに入ってしまっているため、トレードするのであればやはり豪ドル米ドルでしょう。

方向性がしっかりと出そうな通貨ペアなので、トレンドに乗ったトレードをすればある程度は利益が出せそうな気がします。

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

◆あとはアメリカのJOLTS求人件数の発表があります。

JOLTS(Job Openings and Labor Turnover Survey)求人労働異動調査とは、米国の労働省が毎月発表する主要産業区分別の労働需要動向を示した経済指標です。

  • 23時:🇺🇸8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 予想:883.0万件、前回:882.7万件

アメリカの求人関連で雇用統計に先駆けて発表されるJOLTSは、雇用統計のある程度の指標になります。

求人がほぼ横ばいとの予想ですが。ここ数ヶ月をみてみるとゆっくりと求人件数が減少しています。

景気が悪化している兆候を示し始めたこともあり、アメリカ経済への不安が少しずつ積み上がってきている・・・ように思いたいですが多分これはポジショントークです。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年10月4日(水曜日)

◆水曜日はニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利の発表があります。

  • 10時:🇳🇿ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利 予想:5.50%、前回:5.50%

RBNZのスタンスは依然としてタカ派で、利上げの可能性をいまだに残しているといった旨の声明を出しています。

徹底的にインフレを退治しようとする姿勢のRBNZ、予想は5.50%ですが利上げからのNZドル買いが走ることもあり得ます。NZドル関連通貨ペアをトレードされる方は気をつけてトレードしましょう。

動くかもしれない金融商品:ニュージーランドドル関連通貨ペア

◆あとはラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の発言があります。

  • 17時:🇪🇺ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

先週発表されたユーロのインフレ率(HICP、消費者物価指数)は予想に反してかなり鈍化しました。

総合指数 ⇒ 予想:4.5%、前回:5.2%、結果:4.3%
(コア指数 ⇒ 予想:4.8%、前回:5.3%、結果:4.5%

利上げが十分に機能した、という見方も強いことから、ラガルド総裁はハト派の考えを示す可能性もあります。

ユーロはようやく高止まりしたのかどうか、総裁発言で見極めたいところです。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆あとはユーロで小売売上高とPPIの発表があります。

  • 18時:🇪🇺8月小売売上高(前月比) 予想:-0.5%、前回:-0.2%
  • 18時:🇪🇺8月小売売上高(前年同月比) 予想:-1.3%、前回:-1.0%
  • 18時:🇪🇺8月卸売物価指数(PPI)(前月比) 予想:0.6%、前回:-0.5%
  • 18時:🇪🇺8月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 予想:-11.6%、前回:-7.6%

ラガルド総裁の項目でも言いましたが、ユーロの指標は全体的に悪くなっている予想なので、やはりユーロ売りが優勢になりそうな気配です。ユーロ関連トレーダーはこちらもチェックしておきましょう。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆あとはアメリカでADP雇用統計(前月比)の発表があります。

ADP雇用統計とは、米国の人事関連業務代行会社であるADP社(Automatic Data Processing)が、毎月調査・公表するADP社の50万社程度の顧客の給与計算データをもとに、雇用者数の動向を示した雇用調査レポートのことです。 

  • 21時15分:🇺🇸9月ADP雇用統計(前月比) 予想:15.8万人、前回:17.7万人

正直なところADPは意味があるのかわかりませんが、とりあえず予想は悪化のようです。

実際の雇用統計と違う数値がでることも少なくはないので、参考程度に見るようにしておきましょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆あとはアメリカでISM非製造業景況指数(総合)の発表があります。

非製造業の購買担当に、新規の受注、在庫や価格、雇用状況などの項目について前月と比較して「良い」「変わらず」「悪い」の3択から選択してもらい、結果をパーセンテージで表したものです。

ISM非製造業景況指数についてはこちらの過去記事も合わせて読んでみてください。

ISM非製造業景況感指数とは?米国で注目される重要指標!今回は、ISM非製造業景況感指数についてです!~景況指数、~景気指数なんて呼ばれたりもしていますね!   ISM製造業景況感指数の“非”製造業版で、経済のサービス化と言われる最近…
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  • 23時:🇺🇸9月ISM非製造業景況指数(総合) 予想:53.5、前回:54.5

こちらはサービス業の指標ですが、2023年5月に底を付けてから上昇していました。今回微妙に悪くなる予想になっており、インフレ鈍化につながる可能性もあります。

正直なところ、これだけ金利が上がっているなら企業は相当に苦しいはずです。いくらアメリカ経済が強いとは言え、そろそろ耐えられなくなってきているんじゃないでしょうか。

ここからまたISMが下がっていくのであれば、アメリカの景気後退も現実味を帯びてくる気がします。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年10月5日(木曜日)

◆木曜日はアメリカでの新規失業保険申請件数と継続受給者数の発表があります。

  • 21時半:🇺🇸前週分新規失業保険申請件数 予想:21.0万件、前回:20.4万件
  • 21時半:🇺🇸前週分失業保険継続受給者数 前回:167.0万人

ISMサービス業指数に加えてこちらも要チェックです。

失業保険申請が増えていれば、単純に職に困っている人が増えているということになりますよね。

景気悪化寄りの数値が出揃えば、いよいよ・・・な雰囲気を感じます。ポジショントークの可能性もあります。はい。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年10月6日(金曜日)

◆金曜日はアメリカで雇用統計の発表があります。

  • 21時半:🇺🇸9月平均時給(前月比) 予想:0.3%、前回:0.2%
  • 21時半:🇺🇸9月平均時給(前年同月比) 予想:4.3%、前回:4.3%
  • 21時半:🇺🇸9月非農業部門雇用者数変化(前月比) 予想:16.8万人、前回:18.7万人
  • 21時半:🇺🇸9月失業率 予想:3.7%、前回:3.8%

月初めのビッグイベント、雇用統計です。雇用者数はADPと同じく悪くなっているという予想ですが、失業率や平均時給が改善されている予想になっています。

強弱入り混じる結果になるようであれば、FRBはタカ派の姿勢を崩さないでしょう。せめて雇用が悪化してくれていればドルは結構売られると思うんですが・・・アメリカ未だに強いんですよね・・・。

とはいえ雇用者数変化はここ半年で見ると着実に低下してきています。ハッキリと景気に現れるのはもう少し先かもしれませんが、そう遠くない未来のはず・・・だと信じています。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆あとカナダの雇用者数と失業率の発表があります。
カナダの雇用統計ですね。

  • 21時半:🇨🇦9月新規雇用者数 予想:2.00万人、前回:3.99万人
  • 21時半:🇨🇦9月失業率 予想:5.6%、前回:5.5%

カナダの雇用統計、予想は悪化とのことです。通常これだけの高金利を維持していれば当然のような気もします。

カナダ中銀は先月、10回連続で利上げしていましたが、これをようやくストップしました。その影響が雇用統計の予想にも現れていますね。雇用者数はかなり悪化している予想です。

アメリカ関連のトレードをしている人は、カナダの経済動向も見ておくとなにか得られるものがあるかもしれませんよ。

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

今週もユーロ関連の指標に注目!オセアニア通貨の政策金利も見逃せない!
あとはなんと言っても雇用統計!アメリカの経済、どうなっちゃってるの!?

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気にしておくべきこと

まずは今週、ユーロに関する経済指標や用心発言に注目しておきたいところです。

というのもヨーロッパ圏の経済は着実に悪化しており、これ以上の利上げは危険水準になり得るからです。

ユーロが売りに傾きそうな気がしていますが、トレードに適しそうなもう片方の通貨がこれと言って見当たりません。

米ドル最強モードは依然として続いているのでユーロドルは候補に挙がるとして、あとはNZドルもタカ派を維持する可能性が高いと考えると、ユーロNZドルなんてのも良いのかもしれません。

ユーロ関連でトレードする場合には参考にしてみてください。

次にアメリカですが、アメリカで予算を巡って与野党が対立しており、スムーズに予算成立がしなかったため連邦政府閉鎖の懸念されていました。

が、結局土壇場で回避されました。

米政府閉鎖、土壇場で回避 11月までのつなぎ予算成立

米国の政府閉鎖が9月30日夜(日本時間10月1日午前)、土壇場で回避された。連邦議会の上下両院は同日、予算執行を11月中旬まで継続できるつなぎ予算案を超党派で可決した。バイデン大統領が署名して成立した。

日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN3040M0Q3A930C2000000/

結局回避されたので余談ですが、今回の連邦政府の閉鎖とは期限内に予算案がまとまらず数千人の連邦職員の給与が払えなくなり議会が機能しなくなる状態の事を言ってます。

これは今までに何度か閉鎖されていて正直またかと言う感じなのですが、インフレ退治・金利高の真っ最中に起きると市場に大きな影響があるのではないかと懸念されていました。

結局政府閉鎖は回避されたので、来週はいつも通り10月6日(金)のアメリカの雇用統計を気にして戦略を立てる週になりそうです。

今週も頑張って耐える日々が続きそうですが、なんとか頑張りますので応援よろしくお願いいたします。

ひとまずアメリカの連邦政府の閉鎖という難所を潜り抜けたJIN、今週は一体どうなってしまうのか!?

次回、オレ的ゲーム速報JIN、戦士ここに散る

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