ソース先

How to Invest in Commodities

https://www.investopedia.com/how-to-invest-in-commodities-7480946

コモディティ投資って？

コモディティ投資とはどのような投資方法か知っていますか？

コモディティとは、簡単に言うと「商品」という意味です。投資の世界でいう商品とは、金やプラチナなどの「貴金属」、原油やガソリンなどの「エネルギー」、トウモロコシや大豆などの「穀物」、これらに投資することを「コモディティ投資」と呼んでいます。

株や債券などの金融資産に対して、コモディティは形がありそれ自体に価値があるため「実物資産」とも言われます。

コモディティ投資のメリット

コモディティ投資のメリットは主に3つあります。

• インフレに強い
• 資産の分散効果が高い
• 大きなリターンを得られる可能性がある

インフレに強い

インフレとは、モノの価値が上昇してお金の価値が下がる状態を指します。

たとえば昨日まで100円で買えていた商品が、今日は200円になっていたらどうでしょう。お金の価値が一夜にして半分になってしまったことになります。貯金などで現金を多く保有している場合、インフレが進むと、資産価値がどんどん目減りしていくことになるのです。

そこでインフレ時に価値のあがる商品（コモディティ）に投資しておくことで、インフレ対策になると考えられます。

資産の分散効果が高い

コモディティ投資はポートフォリオの分散化に効果的です。

投資先として人気の株や債券は、たとえば戦争や災害などで世界情勢に大きな影響が出ると、売られる傾向にあります。2020年の世界的パンデミックの時も株式市場が大暴落したのは記憶に新しいでしょう。しかし一方で「有事の金」とも呼ばれるように、金は買われたのです。

このようにコモディティの値動きは株などの伝統的資産とは異なることから、資産を分散（多様化）
させてリスクを減らすことができます。

大きなリターンの可能性

石油・金・穀物などのコモディティは大きく価格が変動する可能性があります。

「金やプラチナなどの貴金属を買って長く持っていれば将来値上がりする」などの話はたびたび耳に入ってきますね。最近では「金価格が1g=1万円を超えて金の買取ショップが繁盛している」などのニュースが流れていました。

このように大きな利益を得られる可能性があることから、投資家を惹きつけています。

コモディティ投資のデメリット

コモディティ投資にはデメリットもあります。

• インカムゲインがない
• 値動きの予想が困難

インカムゲインがない

インカムゲインとは、資産を保有していることで得られる収入のこと。たとえば銀行に貯金をしていれば「利子」がつきますし、株を持っていれば「配当金」を得られるでしょう。

しかしコモディティを持っていてもこのような臨時収入はないのです。

よって「儲かるかどうかは、正確に価格変動を予想してうまく売ったり買ったりできるどうか」の一点にかかってきます。

値動きの予想が困難

コモディティは世界で起こる様々な出来事によって相場が変わることから、値動きが激しく、予測が難しい一面があります。

たとえば農作物を例にとってみましょう。小麦は天候が悪いと収穫量が減りますし、ロシアがウクライナに侵攻した時も、紛争地帯となって小麦を作れなくなったり、また輸出を遮られるなどして小麦価格は急騰しました。

これらのリスクを誰が正確に予想できるでしょうか？投資家がコントロールできない要素が数多くあるのがコモディティ投資なのです。

コモディティ投資のやり方は？

コモディティ投資にはメリットとデメリットそれぞれあると説明しました。

それではここからは、具体的にどのようにしてコモディティ投資を始められるのか見ていきましょう。「商品そのものを買う」といった方法もコモディティ投資ですが、それ以外にも購入方法はあります。

1）現物で売買する

コモディティ投資で一番簡単なのは現物で購入することでしょう。実際に金や銀などを直接買って手元で保管しておく方法です。

エネルギー等を個人で買い付けるのは難しいので、この方法は貴金属がメインになるはずです。

ただしこの場合「物理的に保管できるスペースがあるのか」「長期間安全に保管できるのか」「保険はどうするか」「（農作物などの）保存期限は大丈夫か」など色々な問題をクリアする必要が出てくるでしょう。

2）先物取引で売買する

穀物などの商品を個人が何トンも保管するのは現実的ではないですよね。

そこでコモディティ投資では先物市場での売買が可能です。

先物とは「将来の指定された日に指定された金額と量で売買を行う取引」のことで、商品自体が物理的に交換されるわけではありません。トレーダーは実物を所有することなく、コモディティの契約価格だけで売買取引を行えます。

3）投資信託を通じて投資

他にも、コモディティに特化した上場投資信託（ETF）・上場投資証券（ETN）・上場取引型金融商品（ETP）などの選択肢があります。

これらはいずれも投資家から集めたお金をひとまとめにしてファンドマネージャーと呼ばれる専門家が運用しているのですが、彼らが先物取引を行っているのか、個別株を購入しているのか、はたまた現物を購入しているのかはファンド毎で異なります。

プロが運用するので投資スキルのない初心者でも始めやすい投資といえるでしょう。

ただ一部のファンドはレバレッジ（元手の運用資金以上の金額の取引ができる）を活用しているため、自分にあった投資スタイルを選ぶことが重要になります。

おすすめFX会社

初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り

中長期トレーダー向きな高スワップ金利の「みんなのFX」

サーバーが強い安定のFX業者「GMOクリック証券FXネオ」

外貨注文情報がありがたい「外為どっとコム」

初心者も使いやすい「GMO外貨」

CFD取引なら「GMOクリック証券」

画期的なシステム「ノックアウト・オプション」が使える「IG証券」

自動売買のトラリピが魅力的な「マネースクエア」

JINも使っている個別株の取引にオススメな「SBI証券」