10月23日週の経済指標と気にしておくべきこと

ぐおおおおおおお!1億マイナスうううううううううう!!!

ついにその時がやってきてしまった・・・のか?

目次

注目経済指標

2023年10月23日~10月27日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね

2023年10月23日(月曜日)

◆月曜日はニュージーランドと香港が休場です

この日は特に大きな指標は無いのですが、日本の物価見通し引き上げと長短金利差をコントロールするイールドカーブ・コントロール(YCC)の再調整が噂されていますので、ドル円が下窓で反応する可能性があります。

戦争懸念なども引き続き払拭できていませんので、週明けは慌てず落ち着いて状況を判断してポジション整理や新規ポジションを入れるようにしましょう。

2023年10月24日(火曜日)

◆火曜日はイギリスの失業率の発表があります。

これ、実は先週発表される予定だったものが次週(今週)に繰越されたものになります。

失業率は文字通りどれだけの割合で人が職を失っているかというものです。インフレ具合を測るのにそこそこ重要なので英ポンドを取引している人達は注目しておきましょう。

  • 15時:🇬🇧9月失業率 前回:4.0%
  • 15時:🇬🇧8月失業率(ILO方式) 予想:4.3%、前回:4.3%
  • 15時:🇬🇧9月失業保険申請件数 前回:0.09万件

また、ILO方式というのは国際労働基準(International Labour Organization)に基づいた失業率の事です。今回発表されるのは7月分なので、そのギャップで雇用状況がどうなっているかを測る事ができます。

さらに失業保険申請件数は職がない人たちが申請するものなので、増えていると景気が悪くなっているという指標になります。こちらも要注目ですね。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

あとは欧州圏主要国のPMIが発表されます。

PMIは企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、アンケート調査した結果を指数化したものです。景気の動向を測るのに使用されます。

フランス、ドイツ、ユーロ、イギリスのPMIが立て続けに発表されますので、ユーロや英ポンドをトレードする人は注意しましょう。

  • 16時15分:🇫🇷10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:44.4、前回:44.2
  • 16時15分:🇫🇷10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:44.4、前回:44.4
  • 16時30分:🇩🇪10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:40.1、前回:39.6
  • 16時30分:🇩🇪10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:50.0、前回:50.3
  • 17時:🇪🇺10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:43.7、前回:43.4
  • 17時:🇪🇺10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:48.6、前回:48.7
  • 17時30分:🇬🇧10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:44.7、前回:44.3
  • 17時30分:🇬🇧10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:49.3、前回:49.3

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

あとはアメリカもPMIを発表します。

先述した通りPMIは購買担当者にアンケートを取って景気の動向を測るためのものです。

  • 22時45分:🇺🇸10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:49.4、前回:49.8
  • 22時45分:🇺🇸10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 予想:49.8、前回:50.1
  • 22時45分:🇺🇸10月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:50.2

アメリカのインフレ具合がどうなっているかを見極めるためにも注意して見ておきましょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年10月25日(水曜日)

◆水曜日はオーストラリアで消費者物価指数の発表があります。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 9時30分:🇦🇺7-9月期四半期消費者物価(CPI)(前期比) 予想:1.1%、前回:0.8%
  • 9時30分:🇦🇺7-9月期四半期消費者物価(CPI)(前年同期比) 予想:5.3%、前回:6.0%
  • 9時30分:🇦🇺9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 予想:5.4%、前回:5.2%

強弱入り混じる予想となっており、ますが、直近の「前年同月比」がインフレ加速予想なことを考えると発表後は若干豪ドル買いが走るかもしれません。注意してみておきましょう。

動くかもしれない金融商品:オーストラリアドル関連通貨ペア

◆あとはアメリカで新築住宅販売件数の発表があります。

アメリカの国民が家を買っているかどうかは経済が順調かどうかを示す指標になります。前回より増えている場合には経済が順調で、インフレ加速懸念が増加するおそれがあります。

  • 23時:🇺🇸9月新築住宅販売件数(前月比) 予想:1.2%、前回:-8.7%
  • 23時:🇺🇸9月新築住宅販売件数(年率換算件数) 予想:68.3万件、前回:67.5万件

こちらの指標が改善している傾向にあることから、経済が順調=ドル買いで反応する可能性があります。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆あとはカナダで政策金利の発表があります。

  • 23時:🇨🇦カナダ銀行 政策金利 予想:5.00%、前回:5.00%

カナダはインフレ率が底打ちして少しリバウンドしたこともあり、少々警戒気味になっているかと思います。

そんな中で据え置き予想となっていますが、資源国通貨ということもあって戦争の状況や原油価格次第では乱高下する可能性があります。

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

2023年10月26日(木曜日)

◆木曜日はトルコ中央銀行の政策金利発表があります。

  • 20時:🇹🇷トルコ中銀 政策金利 予想:35.00%、前回:30.00%

トルコはガンガン政策金利を上げていますが、トルコリラ自体があまり買われず、ずるずると落ちています。

僕の経験上ですが、トルコリラはエルドアン大統領が何をするかわからないですし、延々と下がっているのでオススメしません。それなりに覚悟した上で触りましょう。

動くかもしれない金融商品:トルコリラ関連通貨ペア

◆あとは欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表があります。

  • 21時15分:🇪🇺欧州中央銀行(ECB)政策金利 予想:4.50%、前回:4.50%

ユーロはインフレ率が落ち着いてきたこともあり、これ以上の利上げは無いだろうという予想の方が強いかと思います。

このままピークアウトして利下げという流れになってくれれば、ようやくユーロ安の方向に傾いてくるんじゃ無いかなと考えています。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆あとはアメリカで国内総生産(GDP)の発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 21時30分:🇺🇸7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率) 予想:4.5%、前回:2.1%
  • 21時30分:🇺🇸7-9月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率) 予想:3.9%、前回:0.8%
  • 21時30分:🇺🇸7-9月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率) 予想:3.9%、前回:0.8%

増加予想となっており、アメリカ経済の強さを伺う結果になりそうでちょっと怖いですね。

しかし景気後退が来るかもしれないという噂が立ち始めたので、言うほど期待されて買われることは無いかなと考えています。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆あとは欧州中央銀行(ECB)ラガルド総裁の定例記者会見があります。

  • 21時45分:🇪🇺ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

政策金利発表後の定例記者会見です。前述した通りインフレ率が落ち着いてきている事もあってそこまでタカ派な発言は無いかなと考えています。

しかし戦争懸念や原油価格高騰によるインフレ再加速が心配されていますのでそのあたりをどう考えているのかに注目したいと思います。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

2023年10月27日(金曜日)

◆金曜日は日本で東京都区部CPIの発表があります。

消費者物価指数(CPI)については先述したとおり、インフレ率を測るために重要な指標となります。

  • 8時半:🇯🇵10月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) 予想:2.5%、前回:2.5%

東京都区部という限定的なエリアのCPIですが、日本の首都ということで割りと注目される指標です。

動くかもしれない金融商品:日本円関連通貨ペア、日経平均株価

◆あとはオーストラリアでPPIの発表があります。

別名「生産者物価指数」と言われており、消費者物価指数(CPI)と対をなす経済指標です。

文字通り生産者側からのインフレ具合を測るもので、CPIと似たように扱われます。どちらかというと注目度は消費者物価指数(CPI)の方が高いです。

  • 9時30分:🇦🇺7-9月期四半期卸売物価指数(PPI)(前期比) 前回:0.5%
  • 9時30分:🇦🇺7-9月期四半期卸売物価指数(PPI)(前年同期比) 前回:3.9%

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

◆あとはアメリカでPCEデフレーターの発表があります。

PCEデフレータとは、個人消費支出の名目値から実質値を割って算出される物価指数のことです。本指数は、米国の商務省が毎月末に公表しています。

  • 21時30分:🇺🇸9月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) 予想:3.4%、前回:3.5%
  • 21時30分:🇺🇸9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) 予想:0.3%、前回:0.1%
  • 21時30分:🇺🇸9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 予想:3.7%、前回:3.9%

景気後退を噂されることが多くなってきました。僕は5月から言ってましたが、ついに現実的な水準に来たんじゃないかなと言う所です。

こうなってくると指標がどうと言うよりは「米国債金利」がどのように推移するのかが重要になってくるのかなと思います。

特に長期国債利回りに注目しておきつつ、債券が買われ始めたら株が下落していく前兆かも?と思いながら立ち回るのが良いかなと思います。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆あとはアメリカでミシガン大学消費者態度指数の発表があります。

  • 23時:🇺🇸10月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 予想:63.0、前回:63.0

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

今週はユーロ圏の指標が多いね!アメリカのGDPにも注目しておこう!
あとはワイの含み損が1億超えるかどうかにも注目だよ!ってやかましわ!

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気にしておくべきこと

先週は株が売られる展開が目立った週だったかと思います。

僕が以前から言っているアメリカの景気後退、市場もいよいよこれを意識し始めたのかなと思います。

金利がこんな状態でアメリカの経済がずっと景気が良いなんてことはまかりとおらないんですよ。僕はいずれ来るとわかっていました。ちょっと読みは外しましたが、ここからが勝負どころです。

しかし当面は戦争懸念による原油価格の動向、および米国債利回りの水準に注意してトレードする感じになりそうです。

今のところ大きなヘッドラインは出ていませんが、イスラム組織「ハマス」とイスラエルの衝突は他国を巻き込んで大きな戦争の火種になる可能性があり、ちょっと警戒を強める必要があるかなと考えています。

とはいえ株がもし大きく下げるようなことがあれば、底打ちをしっかり確認した上で株を買っていくということを念頭に置いて立ち回ろうと思います。株は得意なんですよ。株はね。

相場は全体的に引き続きリスクオフムードが漂っています。安全資産のゴールドは連日高値を更新していますが、キリ番レートのの2000ドルで跳ね返されて前週を終えました。

日足ではまあまあ良い感じの上ヒゲを描いたので、ここから調整下げをしてもおかしくないと思います。そこが押し目と見て買っていくのも戦略としてはアリかなと思います。

僕はゴールドで過去に痛い目見たので買いませんけど。商品先物ムズスンギ。

前週に引き続き、こうしたヘッドライン相場(報道の見出しだけで相場が大きく動くような相場)の場合、ポジションを持ちすぎると痛い目に合うことが多いです。今週も注意してトレードするようにしましょう。

ワイの勝負はこれからだ、これからなんだ
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次回、オレ的ゲーム速報JIN、死す

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