バフェット氏が中国株を大量に処分!長期投資家の鬼が売却した理由は!?【BYD】

 

我らがウォーレン・バフェットが中国EVメーカーの株を処分し始めました

 
 

そもそもバフェ爺が中国株を買ったのが個人的には驚きだった

 
 

なんか・・らしくないよね

 

ソース先

Warren Buffett’s company slashed its stake in BYD. Here’s why that’s surprising – and 5 possible explanations.

https://markets.businessinsider.com/news/stocks/byd-stock-sales-warren-buffett-berkshire-hathaway-china-ev-munger-2023-11

長期投資の神がBYDを手放す

ウォーレン・バフェット氏がかつて「好きな保有期間は永遠」と言ったことは有名ですが、それに当てはまらない株式もあるようです。

バフェット氏の率いる持株会社『バークシャー・ハサウェイ』は2022年8月以降、中国の電気自動車メーカー『BYD』の株式をなんと6割以上売却していたことが分かったのです。

何が起きたのか?長期投資の神様と慕われてきたバフェット氏が見せた”この異常な動き”について詳しく解説していきます。

BYDってどんな会社?
中国の自動車業界を代表する『BYD(比亜迪)』は、自社開発のEV専用プラットフォームを世界に広め、業界標準化を目指しています。バフェット氏の出資や、マイクロソフト創始者ビル・ゲイツ氏も工場視察もあり、大きな注目を集めていました。2023年7月からは日本市場にも本格参入しています。

長期投資の鬼が6割も手放して話題に

バークシャー社は2008年にBYD株を2億2500万株取得。これは香港市場に上場するBYD株の25%、もしくは会社全体の9.9%にも相当する株数でした。

バフェット氏はその後14年間、BYD株に一切手を付けませんでしたが、潮目が変わります。

2022年以降はBYD株を処分し始め、ついに2023年10月25日時点では保有株数を約8800万株まで減らしたのでした。証券取引所に提出された文書によれば、保有比率は8.8%(香港市場)にまで縮小したことが分かっています。

これほどまでに持ち株を減らしたのは驚きでしょう。

というのもバフェット氏といえば、長期的に会社を所有することに誇りを持っていますし、株式の売却は税金がかかることがあるため、よほどの理由がない限り株を売ろうとしないからです。

長期投資を謳うバークシャー社

バフェット氏といえば長期投資の鬼です。

たとえばバークシャー社は『コカ・コーラ』や『アメリカン・エキスプレス』の株を30年近く買ったまま放置しています。この2つの株は合わせて500億ドル、同社総資産のほぼ10%を占めるほどに大事な銘柄となっていますね。

ただもちろん、例外がないわけではありません。バフェット氏はこれから経済がひどく悪くなるだろうと感じたときに、株を売ったり、事業を処分してきました。

2020年初頭に新型コロナウイルスのパンデミックが発生した後、航空業界は何年も回復しないだろうと考え、4大航空会社の株を売却。さらに長年筆頭株主だったにもかかわらず、不祥事を起こした『ウェルズ・ファーゴ』の株を売っています。

BYDは「奇跡の会社」

バフェット氏は2023年初頭にもBYDを「真に特別な企業」と称賛。4月には王伝福CEOを「並外れた人物」と呼び、バークシャー社のチャーリー・マンガー副会長も口を揃えて「BYDは奇跡の会社」だとベタ褒めしていたほどでした。

それほど高く評価していたのに、持ち株を減らすとは本当に驚きです。

バークシャー社の9月末の手元資金は過去最高の1570億ドル(約23.3兆円)を記録しており、BYD株を売る必要があったとは考えにくいほどなのです。

 

奇跡とか呼びながら処分していってたとか

 
 

ワロタ!なんちゅーポジショントークやねん!

 
 

金ならいくらでもあるのに、売却した謎だけが深まりますね

 

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なぜBYDを売却したか?

バフェット氏がBYD株を売った理由は3つあると考えられます。

1)中国との関係悪化

1つ目の理由は「地政学」です。アメリカと中国はここ数ヶ月の間、半導体・台湾問題・ウクライナ侵攻などを巡って意見が合わず、衝突を繰り返してきました。

つまりバークシャー社は、国同士の緊張の高まりを考慮して、中国から手を引くことを決めた可能性があるのです。

バフェット氏が台湾の半導体メーカー『TSMC』の株式を数ヶ月たらずで手放した理由もここにあるのかもしれません。

2)利益確定を優先

バフェット氏は今年4月このような発言をしていました。

  • BYDの株価が過去数年間で大きく上昇した
  • 他により良い投資対象が見つかったかもしれない

これらがキッカケとなり、バークシャー社はBYD株を売却した可能性があります。

バークシャー社は2008年にBYD株を1株あたり約1ドルで購入。現在では1株30ドルほどで取引されているので、約30倍のリターンを得たことになります。BYDへの投資はリスクもあるため、利益を確定させる方を優先させたのかもしれません。

3)ポートフォリオの整理

そもそもBYD株はバフェット氏のポートフォリオに合っていなかったため、他の銘柄と比べて、手放すのが簡単だったのかもしれません。

バフェット氏といえば、ファーストフードや保険会社など、自分が深く理解している業界の米国企業に集中的に投資することで知られています。中国のEVメーカーは彼の”専門外”だったはずです。

ポートフォリオの整理だったと考えると納得が行く部分もあるでしょう。

 

このまま全て処分するまで売却続けるのかな

 
 

1ドルで買ったならいつ売っても売り時すぎる

 
 

次の株の暴落に備えてお前らもポートフォリオの見直しを急げ!

 

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