豪ドルNZドルが1位に返り咲き！

自動売買トラリピを提供するマネースクエアが公開している2023年10月のリピートレポートでは、オージーキウイ（豪ドルNZドル）が１位に返り咲きました。

全体としてはオセアニア通貨が順位を上げ、欧米通貨が順位を落とす結果となっています。

欧州通貨も強い値動きをしていますが、トラリピ世界戦略のユーロポンドはちょっと冴えない値動きで、順位を大きく落としています。

僕のトラリピでもユーロポンドは運用を続けていますが、決済としてはかなり少なくて、今は力を貯め込む期間かもしれませんね。

トラリピでは毎月優秀な通貨ペアと設定が公開されますから、「なぜこの通貨ペアが利益が出たのか？」を考えていくと、トラリピや相場のヒント得られると僕は思います。

トラリピはリスク管理が重要！逆張りは危険です

自動売買は方向感が合っていればいいのですが、ユーロ円の高値更新や米ドル円の151円のように逆方向片方に思いっきり偏るとかなり苦しい展開になってしまいます。

トラリピではリスク試算表やシミュレーションで、いくらになったらロスカットするか、事前に確認できます。
僕も設定を仕掛ける時には、必ずシミュレーションで確認するようにしています。

自動売買は長期目線ですが、逆張りにならないように損切りが必要な場合もあります。
僕のようにマイナス1億円の伝説になりたくなければ、損切りポイントはしっかり決めておきましょうね。

豪中銀は金利据え置き！ついに天井か！？

12月のオーストラリア準備銀行（中央銀行）政策金利発表では政策金利を4.35%に維持しました。

豪中銀、政策金利4.35％に据え置き　利上げバイアス維持

オーストラリア準備銀行（中央銀行）は５日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを１２年ぶり高水準の４．３５％に据え置いた。追加利上げが必要になるかどうかは今後入手するデータとリスク評価次第と改めて表明し、来年２月の次回理事会まで判断を持ち越した。

ロイター　https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/WALPTVPZX5JETPETUEC2HH4XVE-2023-12-05/

中銀は声明で「インフレ率が合理的な時間枠内で目標に戻ることを確実にするために金融政策の追加引き締めが必要になるかどうかはデータとリスク評価の展開次第だ」と述べたことで、市場では中銀のタカ派姿勢が弱まっており、前回が最後の利上げになる可能性があるとの見方から、豪ドル円は急落しました。

この先の展開は本当に指標次第かと思いますが、インフレが再燃すれば利上げも十分にあり得ます。

トラリピで人気の豪ドルNZドルの値動きにも影響してきますから、今後の経済指標には注目しておきましょうね。

オージーキウイ(豪ドルNZドル）は年末に下落しやすいアノマリー

オセアニア通貨の豪ドルは年末に弱まり、NZドルは年末に強いアノマリーがあります。
豪ドルNZドルも通貨の強さによって下落しやすくなるので、年末は成績を上げてくるのではないかと思います。

あくまでアノマリーなので絶対ではありませんし、数ヶ月のズレが出る場合もあります。
しかしアノマリーは一定の信ぴょう性がありますから、参考にするとトレードに有利になると、僕は思います。

これからトレードする人は、アノマリーも参考にしてみてくださいね。