中国株に投資するならアリババじゃなくて中国IT系のあの銘柄が最強!?

ワイが買ってる中国株価指数(上海指数)全然上がらないんだけど!どうなってんの!?

 

中国株といえば『アリババ』が有名だけどもうオワコンかも

 
 

そういえば孫さんもアリババ株の大半を売却したよね

 
 

最近は”あの銘柄”が中国IT分野で注目されているようですよ!

 

ソース先

Forget Alibaba. Baidu Is the Best Way to Play Chinese Tech Stocks.

https://www.barrons.com/articles/timing-the-feds-interest-rate-cuts-930b92ea

目次

アリババより注目の中国株とは

『アリババグループ』といえば中国を代表するテクノロジー企業として長らく先頭に立ってきました。しかしアリババの経営状況は年々厳しくなってきており、投資家は他の国内銘柄に目を向け始めています。

中国株に投資するなら『バイドゥ(百度)』の方が良い選択肢かもしれません。

『百度』は中国最大の検索エンジンを提供する会社で、いわば中国版Googleと称されています。その中核となる事業はオンライン検索と広告ですが、最近では『百度』の人工知能(AI)への取り組みが注目を集めています。

『百度』のAI事業がアツイ

『百度』が展開するAI事業はとても多く、例えばクラウドコンピューティングから、無人タクシー、ChatGPTの競合製品Ernieに至るまで多方面にわたっています。

同社は2023年11月よりErnieの有料版を正式スタートさせました。

Ernieでは、ChatGPTのようにユーザーが自由にAIとのチャットを楽しむ機能だけでなく、顧客向けチャットボットを運用する企業が、この技術を使って独自のスマートアプリを開発できるようにもしたのです。

こうして米金融会社モーニングスターのアナリスト・Kai Wang氏は、中国でいま最も注目の銘柄として『アリババグループ』と『百度』名前をあげるほどになっています。

『百度』四半期売上は予想を上回る

『百度』が報告した2023年第3四半期決算の売上高は344.5億元(約7146億円)となり、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)の市場予想343.3億元を上回る結果でした。

また1株あたり利益は20.40元(約420円)と、こちらもLSEGの予想16.55元を上回ったのです。

当社の生成系AIを中心とした事業そして製品戦略は、今後複数年にわたる持続的な収益と利益の拡大に向けた準備となるはずだ。

このように声明を発表したのは百度CEOのRobin Li氏。

投資家たちは生成系AIに期待しており、『百度』の株価は決算報告の後に1.9%上昇したそうです。

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『百度』の抱える課題とは

しかし『百度』に問題がないわけではありません。

今年は特に中国経済に勢いがなく、それが同国の株全般に悪い影響を与えているようです。

実際に2023年が始まってからというもの『百度』の株価は5.14%下落(12月5日時点)しており、ライバルであるGoogleの親会社『アルファベット』が45.0%上昇していることを考えると、大きく遅れを取っていることが分かります。

チャイナ・リスク

中国に関連するビジネスや投資を行う際に考慮しなければならないリスクのことを「チャイナ・リスク」と呼びますが、

まさに『百度』に投資する際にもチャイナ・リスクは無視できません。

『百度』の株価は2021年初頭にピークをつけました。しかし中国政府が2020年後半からITセクターに対して規制取り締まりを始めたことで、同社の時価総額は今では3分の2も失われてしまいました。

米中緊張

さらに中国とアメリカの間では対立が深まっています。

両国の緊張が高まったことで、米国は中国への半導体輸出規制を拡大しました。こうして中国ではAIチップのアクセスが制限され始め、同国の関連セクターは大きな影響を受けています。

アリババも例外ではない

チャイナ・リスクや米中緊張の課題はもちろん『百度』だけのものではありません。他の中国企業も似たような問題に直面しており、株価が打撃を受けています。

アメリカによる半導体輸出規制は特に『アリババグループ』に大きな混乱を引き起こしました。

同社は先月、規制拡大によってチップが入手しにくくなったことで、自社のAI製品やAIサービスの提供が難しくなったと報告。その結果、クラウドコンピューティングおよびAI部門の子会社化を中止せざるを得ない状況になったと発表しています。

『百度』の方が良い

こうして見てみると、中国株なら『アリババグループ』よりも『百度』の方が良さそうです。

「当社はすでに今後1〜2年に必要な半導体を確保している」と百度CEOのLi氏。またエヌビディア製の最先端チップも使うことで今後もサービスを提供していける、と自信を見せていました。

米国による半導体輸出規制は中国のAI産業全体の発展を遅らせる可能性があるものの、十分なコンピューティングパワーにアクセスできるライバル企業が少なくなるため、(百度のような)大手企業にとっては利益が舞い込む可能性がある。

このように米タイガー証券のアナリスト・Bo Pei氏は考えています。

 

というわけで最強はバイドゥに決定しますた!

 
 

中国の地政学リスクがすぐに消えるわけじゃないけど『百度』の方が良さそうですね

 
 

正直チャイナリスクがある時点で中国株を投資として考えるの難しいっす

 
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