【2023年11月】GMOクリック証券のCFDランキング！日本企業の決算が好調！

2023年11月のCFDランキングでは、米金利の低下やFOMCの利下げ観測により、米国株式市場・日本株式市場ともに大きく上昇した相場になりました。

先が読みにくい相場でもあったかと思いますので、全体としては売買代金は減少傾向にあります。

個別株では上場来高値を更新した米半導体大手の「NVIDIA」が大きく売買代金を伸ばし、テスラを抜いて外国株CFDランキングの首位となりました。

その他にはビットコインの急騰によって、仮装通貨取引所のコインベース株も売買代金を伸ばしています。

CFDランキングを見るとその月の出来事を振り返って、「なぜ伸びたか？」の理由を勉強するには最適です。
ぜひランキングをチェックして、トレードの参考にしてくださいね。

NVIDIAが上場来高値を更新

AIブームでチャットボットなどのツール拡大で、データセンターにNVIDIA製のビデオカードが必須となり需要急増しています。

時価総額は1兆ドルを超えと、1年で約3倍に急伸している米国企業の中でも有数の企業に成長しています。

エヌビディア株、上場来高値更新後に失速－米株市場の下げが重し

エヌビディアの株価は一時6.7％上昇し、502.66ドルを付けた。その後は米株式市場全般の下げを背景に、上げ幅を縮小。終値は471.63ドルで、１％未満の上昇にとどまった。それでも同社の株価は今年、３倍を超える大幅高となっている。

Bloomberg　https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-24/RZWEHJT1UM0W01

AIは今後長期的に成長していくことが予想されますから、NVIDIAの株価はまだまだ伸びそうですね。

とはいえ僕のオススメは市場が恐怖している時に買うこと。正直今買うのはオススメしません。

Fear & Greedインデックスが恐怖側に傾いた時こそ、NVIDIAを購入するのを検討してみましょう。

2024年前半にFRBは利下げする？金利低下が株価を押し上げ

12月の米連邦準備理事会（FRB）で、パウエル議長は来年には金利が低下し始める可能性を示しました。

米国株式市場＝ダウ512ドル高、過去最高値更新　ＦＲＢが来年の利下げ示唆

米国株式市場はダウ工業株３０種(.DJI)が昨年１月以来約２年ぶりに終値で過去最高値を更新した。Ｓ＆Ｐ総合５００種(.SPX)とナスダック総合(.IXIC)も１％超値上がりし、今年の最高値を更新した。

ロイター　https://jp.reuters.com/markets/us/YLHCOYLGVFJ57OMWWYX36PS7OA-2023-12-13/

あれほど利下げは早いと言っていたのに、インフレ率が落ち着いて来て、2024年中の利下げについて言及したことで、為替は大荒れ。

しかし株価にとっては金利低下は好条件ですから、米金利の低下で株価は急騰しています。

FRBの利上げ終了を受け、NYダウは512ドル高、ナスダックも1%高。
先ほどのNVIDIAもそうですが、金利と逆走感と言われるハイテク株が強く値上げしてます。

しかし僕が動画でも言ってるように、逆イールドも過去になく深くなっていますし、過去の傾向を見ても暴落は近いかもしれません。

短期的には株価は好条件ですが、下がり始めたら勢いもすごいかもしれませんよ。

今から株を買うのは高値掴みか？

アノマリーに従うなら「Sell in May」の格言通り5月頃の売り抜けだと想定して、春頃の下落は最後の買い場かもしれませんね。

S&P500や株のアノマリーを見ると、クリスマス頃に好調だった株は1月に調整しやすく、下がりやすい傾向にあります。

今年もそうなるとは限りませんが、アノマリーは一定の信憑性があると、僕は思います。

日系もバブル期以来の高値付近にいて、過去になく株は高値圏にいて買いにくい相場ではないかと思います。
だからこそ1月頃に下がった株は狙って買っていきたいですね。

2024年はおそらく景気後退が来ると僕は思いますが、それはすぐに来るとは限りませんからね。
下落した相場で買っていくのは怖いですが、勇気を出して買っていきましょう。