2024年は大注目のアメリカ大統領選挙があります!
いったいどんな相場になるのか!?敏腕アナリストの予想をチェックだ!
台湾・ロシア・韓国にアメリカ
今年は選挙が重なる年みたいだね。荒れそうだなあ
【2024年大予想】2024年は循環的円高になる?
マネースクエアのチーフエコノミスト西田明弘氏によれば、2021年から2023年までは「構造的円安」と「循環的円安」が重なってとんでもない円安になったとの事。
しかし2024年は循環的要因が円高方向へと変わると予想されているようです。
マクロ経済の相場環境
24年の最大のテーマは、「構造的円安 vs 循環的円高」と考えています。21-23年は「構造的円安」と「循環的円安」が重なったことで、大幅な円安が示現しました。
2024年大予想 https://www.m2j.co.jp/lp/fcst24otlk
構造的要因とは、少子高齢化社会や日本のGDPが世界4位まで転落していること、米ドル建ての資産から見ると日本円の資産が目減りしていること、などから見る要因のことです。これは引き続き円安要因となりそうです。
循環的要因とは、基本的には経済サイクルの事を言います。昨年まではアメリカとの金利差で円安に傾きましたが、2024年からは円高に傾くだろうという予想のようです。
23年終盤に金利差の縮小の兆候が見られましたが、24年は拡大していくかどうかというところが焦点ですが、個人的にはこれはもう縮小の方向で間違いないだろうと考えています。
さすがに2024年も金利差が拡大するというようなことは無いでしょうから、投資家の注目は日銀政策の動向に集まっていると、僕は思います。
2024年に注目していく事といえばやはり日銀の金融緩和姿勢や、FOMCの利下げや10年債利回りの金利動向は欠かせません。しっかりチェックするようにしましょう。
その他の円安動向の分析詳細については、マネースクエアの「2024年大予想」、特に「マクロ経済の相場環境」を参考にしてみてくださいね。
年始から円安で、また含み損がヤバくなってきた・・・
個人的には、今年は円高で終わってくれないと困るんだよ・・・
経済はソフトランディング?クラッシュランディング?
米国を初め各国の利上げは累積効果がタイムラグを持って表面化し、世界経済の減速は避けられません。
経済は必ず景気後退を迎えるはずですが、それがどこまで大きく暴落するかで、ソフトランディングになるかハードランディングになるか・・・
FOMCメンバーもソフトランディングを強調していますが、立場的にハードランディングになるとは口が裂けても言えないでしょうからね。
歴史的に見れば、利下げが始まる時期には株価は暴落しています。
一方でチーフエコノミストの西田氏はメインシナリオに55%の確率でソフトランディングという予想を掲載しています。
同氏は世界経済の減速は避けられないものの、アメリカの雇用などは底堅くエネルギー価格の下落によるインフレの鈍化で深いリセッション(景気後退)は回避されるとの見通しを持っているそうです。
僕個人としてはこれだけ急激な利上げを行ったのに緩やかに着地できるとはとてもじゃないけど思えません。
リスクオンとリスクオフ相場は交互に来るように、いつまでも楽観的な時期は続かないと思って、しっかり暴落に備えましょう。
あれだけ深い逆イールド(長短金利差の逆転)が起こったんだ!
緩やかに着地できるわけ無いと思うんだお!しらんけど!
アナリストの予想でもノーランディングの確率は10%程度。
これはリセッション(景気後退)は避けられない・・・ってことかな・・・
2024年の主要なイベントは?米大統領選挙に要警戒
2024年は選挙の年と言っても過言ではないほど、主要国の総統選挙が予定されています。
大きな注目となりそうなのは、中国の習近平国家主席が台湾統一を強調していて大荒れになりそうな1月の台湾総統選挙と、11月のアメリカ大統領選挙でしょう。
- 1月:台湾総統選挙
- 3月:ロシア大統領選挙
- 4月:韓国総選挙
- 6月:欧州議会選挙
- 9月:自民党総裁選挙
- 11月:アメリカ大統領選挙
アメリカのバイデン大統領は高齢ですし、トランプ元大統領も選挙に出られるかわからない状況で、いつにも増して大荒れになりそうな予感がします。
相場は先行き不透明な状況を嫌いますから、先が見えないうちはリスクオフ相場に警戒する必要があります。
3月のスーパーチューズデーで米大統領候補者が決定しますから、この辺りのニュースは注目していく必要があるでしょう。
2024年は金利の動向だけでなく、選挙にも注目しておきましょうね。
より一層警戒が必要な地政学リスクの高まり
中国の習近平国家主席は、新年の演説で台湾の統一に意欲を見せ、2024年の台湾総統選挙前に警戒感を強めています。
中国 習主席が新年の演説“祖国統一は歴史の必然” 統一へ意欲
NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240101/k10014304631000.html
中国の習近平国家主席は、新年の演説で総統選挙の投票日まで2週間を切った台湾について「祖国統一は歴史の必然だ」と述べ、統一に向けた意欲を改めて強調しました。
2022年にウクライナ戦争、2023年にイスラエル戦争があり、2024年は台湾有事かもしれません。
かなりテールリスクだとは思いますが、台湾総統にアメリカ寄りの与党が当選した場合の中国の動きも気になります。
投資家としては中立的な立場で見ていますが、これだけ過去にない出来事が続くと2024年も何が起こっても不思議ではありません。
ここまでの情報を見ていると2024年の相場は大荒れとなりそうですから、しっかりと備えておきましょうね。
まさか台湾で戦争始まらないよね・・・
コロナから4年、ウクライナから2年・・・相場は大荒れかもしれない!
大統領選挙はご祝儀相場で上がると言われてるけど、2024年はどうかな?
見逃せない1年になりそうだね!
マネースクエアの予想はかなり参考になるから是非読んでみてくれよな!口座開設もよろしく!
あとは前回紹介した為替レンジ大予想の記事も是非読んでみてくれよな!
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