【2024年大予想】豪ドルNZドル(オージーキウイ)は今後もレンジ相場か!?

2023年までの利上げの流れは、一旦終わったかな?
年始恒例企画で、2024年を大予想してみましょう!

指標の結果次第だけど、利下げの可能性も高いだろうね
各国の政策スタンスを確認しておきましょう!

マネースクエア「2024年大予想より

目次

【2024年大予想】資源国の通貨はどうなる?

マネースクエアの2024年大予想で公開されていた資源・新興国通貨の見通しをご紹介します。

2023年までの相場は各国がインフレ(物価高)に対抗すべく、金利を利上げ続けていましたが、インフレのピークは超えた感があります。

このまま単調に物価が下がってくれれば、政策金利は据え置きか利下げに転じることができます。

しかしインフレが再燃したり国内の景気が悪化すれば、政策金利は利下げするしかなく、通貨の価格としては下落していくこといなります。

すべては指標の結果次第となるところが多いですが、各国のインフレの状況や政策のスタンスは確認しておく必要があります。

2024年大予想の各通貨の注目ポイントを参考に、各国の政策スタンスを確認しておきましょう。
詳しい分析詳細は、マネースクエアの「2024年大予想」を参考にしてくださいね。

オセアニア通貨の見通し

ではここからはオセアニア通貨それぞれの見通しを見てみましょう。

豪ドルの見通し

RBAの政策金利は2023年11月に4.35%に引き上げ、一度は据え置いてきた金利を再び利上げしてきました。

インフレ見通しは「2024年中盤に3%程度の鈍化」すると見ていて、指標次第ですがこれ以上の利上げ確率は少ないと市場は見ています。

豪中銀が12年ぶり高水準に金利据え置き

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は5日、今年最後となる金融政策決定会合で政策金利を12年ぶりの高水準に据え置くことを決めた。インフレ鈍化や労働市場の軟化はこれまでの金融引き締め策が効果を発揮しつつあることを示唆している。

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-05/S56CK5T0AFB400
  • 政策金利:4.35%
  • 物価見通し:2024年中盤に3%程度の鈍化

豪ドルといえば僕がFXを始めた頃からリスク資産として扱われ、リスクオン相場ではよく上昇しやすい通貨です。

逆にリスクオフでは暴落しがちのため、リスクについてはよく理解して投資しましょう。

地政学的リスクとしては、中国は豪州最大の輸出先のため、中国経済の減速は豪ドルにとってマイナス要因になります。

NZドル(RBNZ)の見通し

RBNZの政策金利は2023年5月に5.50%に引き上げ、その後は金利を据え置いていて、利上げ局面の終了を示唆しています。

インフレ見通しは「目標圏内に戻るのは2024年後半以降」としてまいますが、2024年半ばには利下げが始まると市場は見ているようです。

NZ中銀、政策金利5.5%に据え置き 追加引き締め警告

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は29日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を約15年ぶり高水準の5.5%に据え置くことを決定した。ただ、インフレ率は依然高すぎるとし、物価上昇圧力が鈍化しなければ追加引き締めが必要になる可能性もあると警告した。

ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/MBJSY4ZNSZPNFPV5TLN2P3DANE-2023-11-29/
  • 政策金利:5.50%
  • インフレ見通し:目標圏内に戻るのは2024年後半以降

NZにとっても中国は最大の輸出先になりますから、中国経済の減速はNZドルにとってマイナス要因になります。
NZドルもリスクオフ相場となれば下落しやすい通貨ですから、リスクはよく理解しておきましょうね。

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豪ドルNZドルの見通し

【2024年大予想】資源・新興国通貨の見通し 抜粋

豪ドルとNZドルの方向感が決まれば、トラリピ世界戦略の豪ドルNZドルの値動きも方向感が決まってきます。

RBA(豪中銀)もRBNZ(NZ中銀)も2024年には利下げに転じる予想で、金利差はあれどどちらも方向は同じと考えて良さそうです。

つまり豪ドルNZドルは同じ方向感の中で、レンジ相場が続くと予想されます。

一時的には1.11000を超える場面も出てくるかもしれませんから、十分な証拠金でじっくり構える覚悟が必要かもしれません。

しかし含み損に耐えた後は利益が待っているのが自動売買ですから、じっくり構えてトラリピで運用しましょう。

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北米通貨の見通し

次は北米通貨というかカナダドルの見通しです。

カナダドルの見通し

カナダドルは2023年7月の会合で利上げして以来、政策金利は据え置いています。

インフレ見通しは「2024年半ばまでは平均約3.5%で推移」するとしていて、2024年には利下げの開始が予測されます。

カナダ中銀、金利据え置き 景気減速で インフレリスク依然懸念

ナダ銀行(BOC、中央銀行)は6日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を5.0%に据え置いた。景気が減速し、全般的な物価圧力が緩和していると指摘すると同時に、インフレ懸念を踏まえ、追加利上げの可能性に含みを残した。

ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/NZKOCNJC6JL4XH25YH7ZZWBBYE-2023-12-06/
  • 政策金利:5.00%
  • インフレ見通し:2025年には2%まで徐々に緩和する見通し

カナダは資源国ですから、原油価格の動向が今後の値動きに左右しそうです。
以前のような大幅な原油価格の上昇はないものの、安定した価格推移がカナダ経済にとっては理想的かもしれませんね。

米ドルカナダドルの見通し

【2024年大予想】資源・新興国通貨の見通し 抜粋

12月の米FOMCで、パウエル議長から利下げが示唆され、2024年中に3回以上の利下げが織り込まれています。
カナダも同様に2024年中に利下げされる可能性が高いですから、方向感は北米通貨同士で同じです。

トラリピ世界戦略のドルカナダも同じ方向感であることから、2023年に続きレンジ相場になると予想されます。
もし原油価格が大きく動くことがあれば、その値動きも材料となるかもしれません。

ここまではあくまで予想であり、指標の結果次第で大きく見通しは変わっていきますし、もちろん未来は誰にもわかりませんから外す可能性もあります。

あくまで年始の恒例行事だと思って、参考程度に見てくださいね。

アメリカが利下げに走れば、ついに米ドル円も暴落か!?
2024年はワイの復活をよく見ておけよ!

すでに年始から円安が加速してるけど、大丈夫か?

ふくみぞんマイナス1億円つらいよおおおおおお!!!!

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