ゴールド価格が高値を更新！

2023年12月のCFDランキングでは、約3年4カ月ぶりに高値を更新した金（ゴールド）が大きく上昇して、CFDでは「金スポット」が売買代金を大きく伸ばす相場になりました。

さらにビットコインが5月以来最長の続伸していて、対ドルで4万ドル台まで伸びた影響で、コインベースなど暗号資産関連銘柄が伸びています。

2024年1月には初のビットコインETFが承認され、暗号資産関連は引き続き売買代金を伸ばしていきそうです。

CFDランキングを見ると、その月の出来事を振り返って「なぜ伸びたか？」の理由を考えていくと、投資家としてのレベルも上がっていくのではないかと思います。

ぜひランキングをチェックして、トレードの参考にしてくださいね。

なぜ金価格が急騰？

FRBの早期利下げ観測を受け、金(ゴールド)は2100ドルを超える急騰で最高値を記録しました。

他にも中東情勢の悪化や中国の景気後退など、地政学的なリスクも相まってリスクオフに流れたのかもしれません。

通常は金は安全資産と言われていて、リスクオフ相場で買われます。金利はつきませんが、資産価値が高く値崩れしにくいため、リスクが高くなってきた際に買われる金融商品です。

チャート形状も右肩上がりで投資対象としても買いやすいと思います。

2024年は景気後退が始まると言われていますから、2024年の金価格は最高値付近で推移することを予想している人も多いかと思います。

絶対ではありませんが金価格は金利と逆相関と言われていますから、米FOMCで利下げが開始されれば上昇要因になるかもしれません。

2024年は株価とはまた違った動きの金CFDにも注目して、どんな相場でも利益を狙っていきましょう。

日経平均株価はバブル期以来の高値へ

1月の株高で日経平均株価は、バブル期の最高値に匹敵するほどの高値をつけています。

2000年代から日本株は下がる一方というイメージの人が多かったですから、最近の日本株の上昇は誰もが予想をしなかったのかもしれませんね。

日経平均株価 一時600円以上値上がり 33年11か月ぶり高値更新

19日の東京株式市場、日経平均株価は一時、600円以上値上がりし、終値として33年11か月ぶりの高値を更新しました。

NHKニュース　https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240119/k10014326671000.html

2024年1月のCFDランキングでは、日本株が上位に入ってくることが予想されます。
CFDでは日本株は証拠金が少なめで投資ができる傾向にあるので、初心者の人でも扱いやすいかもしれませんね。

ちなみに日経平均株価の最高値は1989年12月に付けた3万8915円です。記事執筆時点では3万6000円前半で推移していますので、もう目と鼻の先ですね。

日本株は積極的に投資対象とすべき値動きになっていますから、このビッグウェーブに乗って利益を出したい所です。

日本株は中国の投資家が支えている？

あまりにも日経平均の高騰を受け、中国で日本株ETF売買が殺到していて、一時的に売買が取引停止されました。

通常は海外株の売買を停止するということはありえないですが、さすが中国はそういったリスクもあります。

日本株ＥＴＦに中国の投資家殺到－運用会社のリスク警告も無視

日本株に連動する上場投資信託（ＥＴＦ）に、中国の投資家が殺到している。リスクを巡り警鐘が鳴らされ、17日の取引は一時停止されたが、売買再開後も上昇。警告が無視される形になっている。

Bloomberg　https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-17/S7DUB4T1UM0W00

2024年から開始された日本人は全世界株(通称：オールカントリー）に投資している人が増え、ほとんどの人が外国株に投資しているという噂。

投資の神様ウォーレンバフェット氏も日本株を買い増しているのに、もっと日本人も日本株を買った方がいいかもしれませんね。

FRBは利下げに慎重派？利下げ開始が株の転換点となるか？

金利と株価は反比例の関係があり、金利が下がると株価は上がる傾向があります。

しかし実際に利下げが開始される頃には景気後退が始まっていますから、単純に株価が上がるとは限りませんよ。

ウォラーＦＲＢ理事、年内の利下げ可能－インフレ再燃なければ

米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のウォラー理事は16日、インフレが再燃しなければ、金融当局は今年利下げすることが可能だとの認識を示した。ただし、その場合でも利下げは秩序立った慎重なペースで進めるべきだと強調した。

Bloomberg　https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-16/S7D36UT1UM0W00

2024年初め頃は利下げが始まるかも？という期待感が高まっている時こそ、株高のピークかもしれません。
景気後退はソフトランディングになるか？ハードランディングになるか？

金利の動向は為替に大きく影響しますから、僕のポジショントークとしては下がって欲しいところです。
あとになってみないとわかりませんが、今後の金利関連の動向は株価にも影響していきますから、経済指標には注目していきましょうね。

2024年はついに景気後退か？

2023年から言われていますが、今年はついに景気後退が来るのではないか？と警戒しておく時期かもしれません。

確かに株は楽観的な状況が続いていて、2024年から新NISAも始まり、投資を始める人も増えています。
こういう初心者が入ってきた相場は、暴落すると大きく下がる可能性が高いと、僕は思います。

人間は損をしたくない生き物ですから、負けるとどうしても取り返したいとい欲が出てしまいます。
2024年のどこで暴落するかは誰にもわかりませんが、欲に負けずに下がったタイミングはじっくり待ちたいと思います。

下がったところを買っていくことが、僕の投資スタイルなんです。
投資は機械的に運用した方が勝率は高いですから、長期目線でコツコツ買って行きましょうね。