2月12日週の注目経済指標!アメリカCPIに警戒しろ!

いやぁ~先週のワイのブログの予想はドル円上だったから見事予想的中だったね!
さ~てワイの含み損はどうなったかな?

あ、あれ?含み損増えてる・・・?
売り増しで勝負したのが影響したか・・・なんてことだ・・・オワッタ・・・

米経済が強すぎて全然利下げの気配を感じられなくなってきました
景気後退はマジで起きるのか?指標を通じて色々戦略を練りましょう

注目経済指標

2024年2月12日~2月16日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。

2024年2月12日(月曜日)

◆月曜日は日本・香港・中国・シンガポール市場が休場となります。

中国は旧正月、日本は振替休日ですね。3連休となりますが月曜から為替市場は動き始めますので注意しましょう。

イギリス、英中銀(BOE)のベイリー総裁の発言があります。

  • 27:00:🇬🇧
    ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

2024年2月13日(火曜日)

◆火曜日は引き続き香港・中国市場が休場となります。

旧正月ですね。ちなみに中国市場は今週いっぱいお休みとなります。これ以降は割愛しますね。

イギリスの失業率が発表されます。

雇用の状況を知る上で大切な失業率は今後の経済動向を測る上で重要な指標です。忘れずにチェックしておきましょう。

  • 16:00:🇬🇧
    12月失業率
    前回:4.0%
  • 16:00:🇬🇧
    11月失業率(ILO方式)
    予想:4.2%、前回:4.2%
  • 16:00:🇬🇧
    12月失業保険申請件数
    前回:1.17万件

ILO方式というのは国際労働基準(International Labour Organization)に基づいた失業率の事です。今回発表されるのは11月分なので、冬月発表分とのギャップで雇用状況がどうなっているかを測る事ができます。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

◆アメリカの消費者物価指数(CPI)が発表されます。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 22:30:🇺🇸
    1月消費者物価指数(CPI)(前月比)
    予想:0.2%、前回:0.3%(修正前0.2%)
  • 22:30:🇺🇸
    1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:2.9%、前回:3.4%
  • 22:30:🇺🇸
    1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
    予想:0.3%、前回:0.3%
  • 22:30:🇺🇸
    1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
    予想:3.7%、前回:3.9%

アメリカの消費者物価指数が発表されます。予想としてはインフレ鈍化ということですが、アメリカの経済は依然として強く、平均時給がかなり強い事から予想を上回る可能性が十分にあります。

前回よりも上回ってしまうとドル買いが強く発生してしまうため、個人的には予想そのままの数値で収まってほしいというのが正直な所です。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2024年2月14日(水曜日)

イギリスの消費者物価指数(CPI)が発表されます。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 16:00:🇬🇧
    1月消費者物価指数(CPI)(前月比)
    予想:-0.3%、前回:0.4%
  • 16:00:🇬🇧
    1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:4.2%、前回:4.0%
  • 16:00:🇬🇧
    1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
    予想:5.2%、前回:5.1%

ここに来てまさかのインフレ加速予想。イギリスは一体どこまで行ってしまうのか。

利下げなんてまだまだ遠い未来の話かもしれませんので、安易に英ポンド売りは仕掛けないほうが無難でしょう。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

欧州の四半期国内総生産(GDP)が発表されます。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 19:00:🇪🇺
    10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
    予想:0.0%、前回:0.0%
  • 19:00:🇪🇺
    10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
    予想:0.1%、前回:0.1%

欧州の景気動向を測るには様々な経済指標がありますが、GDPも重要な指標の一つです。経済活動が活発で順調であればGDPは増加傾向にありますし、逆は減少傾向にあります。

ここ数ヶ月はほぼ横ばいということであまり変化がなく、引き続き欧州は同じ状況が続くということであれば、利下げもあまり議論される余地はないのかもしれません。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

2024年2月15日(木曜日)

日本の四半期実質国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 8:50:🇯🇵
    10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)
    予想:1.2%、前回:-2.9%
  • 8:50:🇯🇵
    10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
    予想:0.3%、前回:-0.7%

7-9月期四半期実質GDPはマイナス成長となってしまいましたが、今回はプラスの改善予想。

前回発表時にはマイナス予想から更に悪化している予想だったので、今期についても予想よりも悪化している可能性は十分にあります。

日本のマイナス金利解除については慎重な議論が続いていることもあり、GDPも参照されている指標であることから、今後を左右する重要な指標です。しっかりチェックしておきましょう。

動くかもしれない金融商品:ドル円、クロス円、日経平均株価

オーストラリアの雇用統計が発表されます。

  • 9:30:🇦🇺
    1月新規雇用者数
    予想:3.00万人、前回:-6.51万人
  • 9:30:🇦🇺
    1月失業率
    予想:4.0%、前回:3.9%

前回はかなりのマイナス値を叩き出してしまったオーストラリアの雇用統計。今回は新規雇用がかなり改善されたという予想になっております。

しかし失業率は依然として悪化している予想です。雇用者数はまぁまぁブレが激しいことから失業率を重点的に参照するほうが良いかなと考えています。

そんなオーストラリアの失業率は数回分遡って見てみると徐々に増加中です。着実に経済にダメージが加わっていると思いますので、ハト派な動きが活発になっていくような気もします。

豪ドル円においてはチャート形状的にも天井を付けた感じもしますので、上値は重い展開になると予想します。

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

◆イギリスの四半期国内総生産(GDP)が発表されます

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 16:00:🇬🇧
    12月月次国内総生産(GDP)(前月比)
    予想:-0.2%、前回:0.3%
  • 16:00:🇬🇧
    10-12月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
    予想:-0.1%、前回:-0.1%
  • 16:00:🇬🇧
    10-12月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
    予想:0.1%、前回:0.3%

イギリスのGDPは悪化予想となっています。

2022年までのGDPはかなり高い数値が出ていたこともあり、ここ何期かのゼロ%台の数値は利上げが確実にイギリス経済にダメージを与えていると見て良いでしょう。

あとはどこまでこの高金利を維持するのか、というところを見極めていきたいですね。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

アメリカのニューヨーク連銀製造業景気指数が発表されます。

  • 22:30:🇺🇸
    2月ニューヨーク連銀製造業景気指数
    予想:-11.8、前回:-43.7

前回こちらの指標が発表された際にかなり市場が荒れました。

というのも、予想よりもかなり悪い数字が出てしまった事もあり、アメリカの製造業はめちゃくちゃ悪化してる!ということで市場にサプライズを与えた指標となります。

今回は流石に前回よりも多少は改善されている予想となりますが、また悪い数値が出る可能性もあります。

個人的にはこんな高金利を維持すればそりゃそうだろ、とは思いますが、ここ最近のアメリカ経済の強さを見ていると予想よりも上に出てしまう可能性も否めません。

いずれにしても注意して見ておくほうが良い指標でしょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

アメリカの小売売上高が発表されます。

小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。

  • 22:30:🇺🇸
    1月小売売上高(前月比)
    予想:-0.2%、前回:0.6%
  • 22:30:🇺🇸
    1月小売売上高(除自動車)(前月比)
    予想:0.1%、前回:0.4%

多少悪化している予想となっていますが、最近のアメリカ指標を見ていたら予想を上回る気しかしないです。

150円を超えて行ってしまう日はそう遠くないのかもしれません。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

アメリカで失業保険の新規・継続受給者数の発表があります。

失業保険の新規受給者が増える、継続受給者が減らない、ということであれば経済は悪いという判断になります。逆に新規が減り、継続が減れば経済が回復してきているという捉え方で良いかと思います。

  • 22:30:🇺🇸
    前週分新規失業保険申請件数
    予想:21.6万件、前回:21.8万件
  • 22:30:🇺🇸
    前週分失業保険継続受給者数
    前回:187.1万人

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2024年2月16日(金曜日)

◆イギリスの小売売上高が発表されます。

小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。

  • 16:00:🇬🇧
    1月小売売上高(前月比)
    予想:1.5%、前回:-3.2%
  • 16:00:🇬🇧
    1月小売売上高(前年同月比)
    予想:-1.6%、前回:-2.4%
  • 16:00:🇬🇧
    1月小売売上高(除自動車)(前月比)
    予想:1.9%、前回:-3.3%
  • 16:00:🇬🇧
    1月小売売上高(除自動車)(前年同月比)
    予想:-1.3%、前回:-2.1%

GDPに続いて小売売上高が発表されるイギリス。予想は前回よりも改善されているようで、まだ微妙に強さを残しているという予想になっています。

これだけが改善されているとしても方向感は判断できませんので、他の指標と複合して見るようにしましょう。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

◆アメリカで卸売物価指数(PPI)が発表されます。

別名「生産者物価指数」と言われており、消費者物価指数(CPI)と対をなす経済指標です。

文字通り生産者側からのインフレ具合を測るもので、消費者物価指数(CPI)と似たように扱われます。どちらかというと注目度は消費者物価指数(CPI)の方が高いです。

  • 22:30:🇺🇸
    1月卸売物価指数(PPI)(前月比)
    予想:0.1%、前回:-0.1%
  • 22:30:🇺🇸
    1月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
    前回:1.0%
  • 22:30:🇺🇸
    1月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
    予想:0.1%、前回:0.0%
  • 22:30:🇺🇸
    1月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
    前回:1.8%

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

アメリカで住宅着工件数と建設許可件数が発表されます。

アメリカの国民が家を買っているかどうかは経済が順調かどうかを示す指標になります。前回より増えている場合には経済が順調で、インフレ加速懸念が増加するおそれがあります。

減っている場合はその逆でインフレ鈍化傾向ということですね。

  • 22:30:🇺🇸
    1月住宅着工件数(年率換算件数)
    予想:146.5万件、前回:146.0万件
  • 22:30:🇺🇸
    1月住宅着工件数(前月比)
    予想:0.3%、前回:-4.3%
  • 22:30:🇺🇸
    1月建設許可件数(年率換算件数)
    予想:151.5万件、前回:149.5万件(前回改定値:149.3万件)
  • 22:30:🇺🇸
    1月建設許可件数(前月比)
    予想:1.5%、前回:1.9%(前回改定値:1.8%)

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

アメリカでミシガン大学消費者態度指数が発表されます。

  • 24:00:🇺🇸
    2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
    予想:80.0、前回:79.0

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

今週はアメリカのCPIがメインだ!それに加えて日本・欧州・イギリスのGDPもあるよ!
米CPIと日本GDPでドル円の未来が決まっちゃうかも!?

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気にしておくべきこと

先週はパウエル議長のTV出演から始まり、ISM非製造業指数は強い結果が出て、カナダの雇用統計が強い結果だった、という週でした。

とりわけ大きな指標があったわけではなかったため、ドル円は前前週のトレンドを維持していましたし、株はずっと強い状態を維持していました。

ドル円の予想においては先週予想した通り押し目で買えばよかった週となっていましたので、予想通りになってまずは良かったかなと考えています。両建てロング入れるの遅すぎましたけど。

そしてアメリカのS&P500に至っては5000ドルに到達するという、米国株最強伝説ここにあり、という印象を強く感じさせる週でした。

さて、問題は今週どうなるのか?というところですが、ぶっちゃけCPIの結果次第で全てが変わると思います。

CPI発表までは日本市場が休みだったりこれと言った指標が無かったりと、大した動きは見込めない可能性が高いです。

アメリカ市場では前週と同じくトレンドを継続する可能性が高いですが、CPIの結果がインフレ鈍化を示すようであればドル売りが発生するでしょう。

しかしそのドル売りについては一時的なものになると考えています。

元々これだけ強い上昇トレンドが出ているドル円に対してこの時期に急にトレンド転換するようなことは無さそうです。なのでCPIで下げたら買いで立ち回っても良いかなと。

そしてもしドル円が下落方向にトレ転するとしても来月なんじゃないかなと思っています。

というのも色々な人も指摘していますが、コロナ禍で発行されたアメリカ企業の社債償還時期が迫っている(あるいはもう始まってる?)という事が挙げられます。

会社は社債を発行して資金調達を行いますが、借りたお金は返さなくてはなりません。その時に金利をプラスして貸してくれた人に返すわけですが、現在はその金利が上昇してしまっている状態です。

コロナ禍よりも金利が上昇してしまっているため、企業は新たに資金調達するときに高い金利での社債発行となる事から、企業側の負担が増える事になります。

こうした流れから企業の業績が悪くなり、雇用や経済が鈍化、景気が悪化し、政府は高い金利を維持する理由が無くなってきます。

つまりこの社債償還こそが利下げを意識し始める大きなきっかけの一つになるのではないかなと。

逆に言えばその兆しが見えてくるまでは利下げは意識されない可能性が高いです。

このあたりの解説については近いうちに記事にしようかと思っていますのでお楽しみに。

さて、ようやく僕が思い描いていたアメリカ経済の未来への道筋がおぼろげながらぼんやりと見えてきました。先は長そうですが、151円後半は超えないと信じつつ短期的にロングで小銭を稼ぎながらショートポジションに耐えたいと思います。

では今回のまとめです。

  • アメリカ消費者物価指数(CPI)で方向感が決まる!?
  • 日本のGDPはどうなってるのか要チェック!
  • アメリカ企業の社債償還がトレンド転換のカギ!?

ぜひ参考にしてくださいね。

どうすんだよ・・・どうみても短期的にドル円上昇だろ・・・
円が最弱な時期になんでワイは円買いポジションなんか持ってるんだ・・・

ドルコスト損切り法で損切り額が多めに出てしまった今週・・・
辛いですがなるべくポジション軽くしましょう・・・

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