3月25日週の注目経済指標!前週の影響で円がヤバいかも・・・

せっかく日銀がマイナス金利解除したってのになんで円が売られるんだよ!
みんなもっと買ってよ!今なら金利0.1%付くよ!お得だよ!!!

残念ながら他の国の通貨のほうが金利が高いので結局高金利通貨買いの円売りなのよね・・・
これはいよいよ助からんか・・・

注目経済指標

2024年3月25日~3月29日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。

2024年3月25日(月曜日)

◆日本銀行の金融政策決定会合議事要旨が公開されます

  • 8:50:🇯🇵
    日銀・金融政策決定会合議事要旨

ついにマイナス金利解除およびイールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)を撤廃した日銀。その会合の議事要旨が月曜日の朝に公開されます。

基本的には発表された内容について記載されているものとなるかと思いますが、ここから先は日銀の利上げに関する意識がどの程度なのかということ。

そういった旨が記載されているかどうかに注目しましょう。

動くかもしれない金融商品:ドル円、クロス円、日経平均株価

◆アメリカで新築住宅販売件数が発表されます

アメリカの国民が家を買っているかどうかは経済が順調かどうかを示す指標になります。前回より増えている場合には経済が順調で、インフレ加速懸念が増加するおそれがあります。
減っている場合はその逆でインフレ鈍化傾向ということですね。

  • 23:00:🇺🇸
    2月新築住宅販売件数(年率換算件数)
    予想:67.5万件、前回:66.1万件
  • 23:00:🇺🇸
    2月新築住宅販売件数(前月比)
    予想:2.1%、前回:1.5%

予想値が前回よりも高くなっているため、依然としてアメリカ経済は強いのではないかと思わされます。

予想より下振れして欲しい気持ちでいっぱいです。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア、米国株

2024年3月26日(火曜日)

◆アメリカで耐久財受注が発表されます

アメリカで3年以上の耐久財(家財や自動車・航空機など)の新規受注額を計算したもの。民間設備投資の先行指数として見られており、増えていれば経済が順調、減っていれば景気が悪くなってきている、という指標になります。

  • 21:30:🇺🇸
    2月耐久財受注(前月比)
    予想:1.4%、前回:-6.1%
  • 21:30:🇺🇸
    2月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
    予想:0.3%、前回:-0.3%

前月比からは大幅に改善している予想となりますが、結構ブレが大きいのでそこまで過度に気にせず参考程度にするのが良い指標かなと思います。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア、米国株

◆アメリカで消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が発表されます

民間の非営利調査機関であるコンファレンスボード(全米産業審議会)が消費者にアンケートを取ってどの様に考えているかを数値化したもの。1985年の100を基準としていて、100を超えると好景気な傾向、下回ると不景気な傾向と判断するものです。

  • 23:00:🇺🇸
    3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
    予想:107.0、前回:106.7

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア、米国株

2024年3月27日(水曜日)

◆南アフリカで政策金利が発表されます。

  • 時刻不明:🇿🇦
    南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
    予想:8.25%、前回:8.25%

動くかもしれない金融商品:南アフリカランド関連通貨ペア

オーストラリアで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 09:30:🇦🇺
    2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:3.5%、前回:3.4%

インフレを抑えられていないと利下げしても意味がありません。世界的に利下げの流れになってきている中で、オーストラリアのCPIはどうなっているのか。

豪ドルトレーダーは注意してみておきましょう。

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

欧州で消費者信頼感・経済信頼感が発表されます。

  • 19:00:🇪🇺
    3月消費者信頼感(確定値)
    前回:-14.9
  • 19:00:🇪🇺
    3月経済信頼感
    予想:96.1、前回:95.4

経済的に不安感が募ってきている欧州ですが、前回は大幅にマイナスだった信頼感指数が今回どの程度になるのかについて注目しておきたい所です。

更にマイナスになるようであれば、いよいよ欧州経済はヤバい・・・かもしれません。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

2024年3月28日(木曜日)

オーストラリアで小売売上高が発表されます。

小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。

  • 9:30:🇦🇺
    2月小売売上高(前月比)
    予想:0.4%、前回:1.1%

前日に発表されるCPIは上振れ予想ですが、小売に関しては悪化予想となっています。

複数の指標をみて複合的に判断したい所ですね。

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

◆ドイツで小売売上高が発表されます

小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。

  • 16:00:🇩🇪
    2月小売売上高(前月比)
    予想:0.4%、前回:-0.4%
  • 16:00:🇩🇪
    2月小売売上高(前年同月比)
    予想:-0.8%、前回:-1.6%

欧州の経済状況を図る上でドイツの指標は欠かせません。今回の予想は改善しているものの、前年同月比では依然としてマイナス予想の小売売上高。

そろそろユーロは崩れてくるんじゃないか、いや崩れて欲しい(ポジトーク)。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆イギリスで四半期国内総生産(GDP)の改定値が発表されます

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

改定値と速報値の違いは?
経済指標の中には「速報値」と「改定値」が存在する場合があります。

これは発表時にまず短期的に速報値を発表して景気判断を行います。 次に正確なデータを蓄積してデータの精度を高めた後に発表されるのが改定値です。というわけでどちらかと言うと改定値の方が重要です。

  • 16:00:🇬🇧
    10-12月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
    予想:-0.3%、前回:-0.3%
  • 16:00:🇬🇧
    10-12月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同月比)
    予想:-0.2%、前回:-0.2%

こちらは改定値となりますが、特に変更なければイギリスは景気後退入りということがほぼ確実となるでしょう。

英ポンドもドルに対して売りが強くなってきていることから、ますます英ポンド売りが加速しそうな気配です。

・・・あ、円に対しては期待しないほうが良さそうです。

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

◆ドイツで失業率が発表されます

  • 17:55:🇩🇪
    3月失業者数(前月比)
    予想:1.00万人、前回:1.10万人
  • 17:55:🇩🇪
    3月失業率
    予想:5.9%、前回:5.9%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

アメリカで四半期国内総生産(GDP)確定値などが発表されます。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 21:30:🇺🇸
    10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
    予想:3.2%、前回:3.2%
  • 21:30:🇺🇸
    10-12月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
    前回:3.0%
  • 21:30:🇺🇸
    10-12月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率)
    前回:2.1%

今回は確定値なので速報値からどの程度変化したか、に注目しておきましょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

アメリカで失業保険の新規・継続受給者数の発表があります。

失業保険の新規受給者が増える、継続受給者が減らない、ということであれば経済は悪いという判断になります。逆に新規が減り、継続が減れば経済が回復してきているという捉え方で良いかと思います。

  • 21:30:🇺🇸
    前週分新規失業保険申請件数
    前回:21.0万件
  • 21:30:🇺🇸
    前週分失業保険継続受給者数
    前回:180.7万人

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆カナダで月次国内総生産(GDP)が発表されます

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 21:30:🇨🇦
    1月月次国内総生産(GDP)(前月比)
    予想:0.4%、前回:0.0%
  • 21:30:🇨🇦
    1月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
    予想:0.8%、前回:1.1%

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

アメリカでミシガン大学消費者態度指数・確報値が発表されます。

  • 23:00:🇺🇸
    3月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
    予想:76.6、前回:76.5

通常であれば金曜に発表される指標ですが、金曜日はアメリカ市場は休場なので木曜に発表されるようです。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2024年3月29日(金曜日)

◆この日は休場の国が多いです。

  • 【休場の国】
    アメリカ
    ドイツ
    フランス
    イギリス
    オーストラリア
    ニュージーランド
    スイス
    カナダ
    南アフリカ
    シンガポール
    香港
    メキシコ

日本の東京都区部消費者物価指数(CPI)および失業率などの発表があります。

  • 8:30:🇯🇵
    3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
    予想:2.4%、前回:2.5%
  • 8:30:🇯🇵
    2月失業率
    予想:2.4%、前回:2.4%
  • 8:30:🇯🇵
    2月有効求人倍率
    予想:1.27、前回:1.27

東京都のCPIが発表されます。マイナス金利を解除した日本のインフレ具合は現状どうなっているのか、に注目が集まります。

動くかもしれない金融商品:ドル円、クロス円、日経平均株価

アメリカで個人消費支出(PCEデフレーター)が発表されます。

個人消費支出(PCE)はPersonal Consumption Expendituresの略で、要するに国民が消費/支出したものを集計した経済指標となっており、個人消費の物価動向を示すものとなっています。

PCEデフレーターは2%を基準として、数値が上昇すれば支出が上昇、ひいては物価が上昇している、という判断になります。
ざっくりと、家計に関する支出を集計した指標と覚えておけば良いでしょう。

  • 21:30:🇺🇸
    2月個人所得(前月比)
    予想:0.4%、前回:1.0%
  • 21:30:🇺🇸
    2月個人消費支出(PCE)(前月比)
    予想:0.5%、前回:0.2%
  • 21:30:🇺🇸
    2月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
    予想:2.5%、前回:2.4%
  • 21:30:🇺🇸
    2月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
    予想:0.3%、前回:0.4%
  • 21:30:🇺🇸
    2月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
    予想:2.8%、前回:2.8%

アメリカ市場がお休みの中で発表されるPCEですが、薄商いにより急激な値動きが出る可能性が考えられます。

注目度としては高い指標なので、週末ということもありポジション枚数には注意しておきましょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

大きな発表からあってからの週なのであまり見栄えしない指標が続く週な感じがしちゃうけど、日本の東京CPIとか米PCEは注意しておいたほうがいい指標だよ!
前週の雰囲気を引き継ぐような気がするので円売りドル買いの方向で考えるのが自然かも!

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気にしておくべきこと

先週は日銀がついにマイナス金利解除を行いました。

日銀が17年ぶり利上げ決定、世界最後のマイナス金利に幕-YCC廃止

日本銀行は19日の金融政策決定会合で、世界で最後のマイナス金利(マイナス0.1%)を解除し、17年ぶりの利上げを決めた。イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止や上場投資信託(ETF)の新規購入の停止も決定し、2013年4月以来の大規模な金融緩和政策は転換点を迎えた。

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-19/S7NFSZDWRGG000

メディアはこぞって今後どのぐらい金利を上げるか、について報道しています。

インフレは退治するのが難しいとされていますが、長らくデフレだったことや日本の構造的インフレが解消しない以上はそこまでインフレ加速しないんじゃないかな、と個人的には考えています。

よって利上げもそこそこにしつつ金融緩和も同時に行っていき、しばらくは様子見になるような気がします。もちろん物価(CPI)次第だとは思いますが、少なくとも今年はこれ以上は上げないのではないかなと。

そもそも国内の物価高(インフレ)は極度の円安がもたらした影響も大きく、これが落ち着けば日本の物価も落ち着いてくると予想しています。

体感としては、ですが、スーパーの価格等も少しずつ落ち着いてきているのではないでしょうか。一時はこぞって値上がりしていましたけど、それももう頭打ちな気がします。

また、スイスを筆頭に主要国が利下げを決定・検討している状況になってきた事を踏まえると、長期的に見れば今後は過度な円売りは発生しないんじゃないかなと。

となれば為替も円高方面へと回帰することで日本の物価高も落ち着いてくるのではないかなと予想します。

ポジショントークと言われればそれまでですが、お金は金利の高い方へと動くことを考えれば、利下げしていく通貨から他の金融商品に目を向ける可能性も高くなると考えるのが自然な気がします。

あくまでも参考程度にしてくださいね。今週も頑張っていきましょう。

では今回のまとめです。

  • 依然としてドル買い・円売りの週になる!?
  • イギリスは景気後退入りが確定か!?
  • アメリカの指標は依然として強いのか!?

ぜひ参考にしてくださいね。

もうだめだああああ!損が過去最高の1.3億を超えそうだよおおおお!!!
こうなれば必殺の両建て米ドル円ロングを入れるしか無い!!!

そしてそこが天井になるとは・・・この時はまだ知らないJINさんであった・・・

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