今回は超有益!FX会社のスワップ金利比較をしちゃうよ!
これがあればきっと迷えるFXトレーダーも大助かり!是非読んでいってね!
中期・長期でトレードする場合に必ずといっていいほど影響するスワップ金利
会社によって様々な特徴があるので、そこを見極めてどの会社が自分に合うかを選ぶ際の参考資料にしてくれよな
FX(外国為替取引)に興味がある個人投資家のためのスワップ金利を比較します!
FXトレードするにあたって必ず気にしておきたい「スワップ金利」。
今回はFXトレーダー(個人投資家)に向けた主要国内FX業者のスワップ金利比較をやっていきたいと思います。
FXのスワップ金利(スワップポイント)とは?
まずはスワップ金利とはなんぞや?という事について説明します。
ざっくり説明すると、異なる2国間の通貨ペアを取引する際に発生する金利差の調整金です。
具体的には、高金利の国の通貨を買い、低金利の国の通貨を売ることで、その金利差に相当する金額を受け取ることができます。売りと買いを逆にすると金利差に相当する金額を支払うことになります。
記事執筆時点ですと、米ドル(USD)が5.25-5.50%の金利に対して日本円(JPY)が0.10%の金利となっているため、
●米ドル買い(日本円売り)= プラス分の金利差額を受け取る
●日本円買い(米ドル売り)= マイナス分の金利差額を支払う
という調整金が1日ごとに発生します。これをスワップ金利(スワップポイント)と呼びます。
FX業者各社では「スワップポイント」で統一しているところが多いですが、この記事ではスワップ金利の方がわかりやすいと思いましたので、スワップ金利にて統一したいと思います。
なので現時点で米ドル円の通貨ペアの売り(日本円買い・米ドル売り)を保有してしまうと、約5%の調整金額となるスワップ金利を支払うことになってしまいます。
ええっ!めちゃくちゃ金利差あるじゃん!そんなの売ったら大損だよ!
絶対にやっちゃダメだよそんな事!やってるやつがいたらアホだよ!アホ!
JINさん・・・自己紹介ありがとうございます・・・
スワップ取引のメリット・デメリット
では次にスワップ金利を受け取り/支払いする取引、いわゆる「スワップ取引」に関するメリット・デメリットを説明したいと思います。
スワップポイントがもらえる
スワップポイントは、ポジションを保有した期間に応じて獲得できる魅力的な利益です。
長期的にポジションを保有するスイングトレーダーにとっては利益の大きな割合を占めます。
それ故にマイナススワップ金利が付いてしまう通貨ペアは避けたいところ。
インカムゲインになる
インカムゲインとは、金融商品を保有した場合に得られる利益のことを指します。
今回解説しているFXのスワップポイントについても同様に、スワップ取引を通じて安定した収入源となってくれる可能性があります。
保有したままで利益になるのは大きな利点ですね。
損失をカバーしてくれる
もしFXの裁量取引で損をしてしまった場合に、保有していた期間分だけ得たスワップ金利は為替差損を補ってくれるという利点があります。
長期的な為替の方向性を見誤ったとしても、長期で保有していることで得られるスワップ金利は非常に優秀な、ある種の保険のような役割を果たしてくれます。
マイナスのスワップポイントに注意
もちろん良いところだけではなく、2国間の金利差がマイナスの場合には金利を支払う必要があります。
例えば日本円を買って米ドルを売る場合(米ドル円の売り)、金利差がマイナス(0.10% – 5.25% = -5.15%)になるため、調整金がマイナスになり日々のスワップ金利を支払う事になります。
マイナススワップになっている通貨ペアのポジションを保有する際には十分に気をつけましょう。
スワップ金利、もらえるなら1円でも高い方が良いよね!
ここからは各FX会社の4月1日or4月2日のスワップ金利を比較したから参考にしてほしい
各FX業者のスワップ金利(スワップポイント)比較表
それでは早速、各FX会社の4月1日or4月2日時点でのスワップ金利が、どの通貨ペアが優遇されているか見てみましょう。
以下がこの表の注意点となります。
- 1万通貨単位のスワップポイント(南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10万通貨単位)
- 黄色い背景のスワップポイントが一番高く提供されているものです
- スワップポイントの発生ならびに現金残高への反映は表示日のニューヨーククローズ時です
- 1円未満の端数につきましては、正の場合1円未満は切り捨て、負の場合1円未満は切り上げます
GMOクリック証券「FXネオ」
僕がCFDでよくお世話になっているGMOクリック証券のFXネオです。
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +258 | -258 |
ユーロ円 | +221 | -221 |
英ポンド円 | +301 | -301 |
豪ドル円 | +136 | -146 |
南アフリカランド円 | +181 | -181 |
トルコリラ円 | +48 | -48 |
メキシコペソ円 | +272 | -272 |
平均的に高いスワップポイントを提供している印象がありますね。
トレイダーズ証券「みんなのFX」
僕のFXトレードで一番お世話になっているトレイダーズ証券「みんなのFX」です。
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +258 | -268 |
ユーロ円 | +220 | -220 |
英ポンド円 | +270 | -280 |
豪ドル円 | +145 | -145 |
南アフリカランド円 | +171 | -171 |
トルコリラ円 | +36.1 | -40 |
メキシコペソ円 | +251 | -261 |
基本的にかなり良いスワップポイントを提供してくれています。キャンペーンを併用するとより良いトレード環境になるのは間違いありません。
トレイダーズ証券「LIGHT FX」
みんなのFXの兄弟分、「LIGHT FX」です。
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +258 | -268 |
ユーロ円 | +220 | -220 |
英ポンド円 | +270 | -280 |
豪ドル円 | +145 | -145 |
南アフリカランド円 | +171 | -171 |
トルコリラ円 | +36.1 | -40 |
メキシコペソ円 | +251 | -261 |
同じ会社が運営しているだけあって、ほぼ同じようなスワップポイントの提供になっています。
トレイダーズ証券「LIGHT FX」LIGHTペア
そのLIGHT FXの中でもスワップポイントなどが優遇されている「LIGHTペア」です。
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +259 | -259 |
ユーロ円 | +220 | -220 |
英ポンド円 | +300 | -300 |
豪ドル円 | +145 | -145 |
南アフリカランド円 | +175 | -175 |
トルコリラ円 | +48 | -48 |
メキシコペソ円 | +271 | -271 |
LIGHTペアは下記制限があります
取引単位:1取引の最大発注数量:20Lot
※ただし、ロスカット時を除きます。取引上限:売建玉・買建玉それぞれ一律300Lot
(通貨ペア別の建玉数量上限)レバレッジ:個人は25倍
(ただし、トルコリラ/円 LIGHT においては10倍となります。)
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム総研でおなじみの外為どっとコム「外貨ネクストネオ」です。
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +257 | -287 |
ユーロ円 | +220 | -240 |
英ポンド円 | +280 | -300 |
豪ドル円 | +120 | -135 |
南アフリカランド円 | +170 | -270 |
トルコリラ円 | +36 | -56 |
メキシコペソ円 | +250 | -300 |
初心者向けの口座で扱いやすいですが、売りスワップポイントが他に比べて少々高いように感じました。
ヒロセ通称「LION FX」
数少ないスキャルピングOKとしているFX業者、ヒロセ通商の「LION FX」。
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +170 | -300 |
ユーロ円 | +170 | -240 |
英ポンド円 | +230 | -330 |
豪ドル円 | +124 | -151 |
南アフリカランド円 | +170 | -360 |
トルコリラ円 | +36 | -66 |
メキシコペソ円 | +250 | -510 |
スキャがメインの業者というイメージ通り、中長期で保有するには少々辛いスワップポイントとなっています。
JFX「MATRIX TRADER」
スーパースキャルピング小林おじさんが代表のJFX「MATRIX TRADER」
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +170 | -300 |
ユーロ円 | +170 | -240 |
英ポンド円 | +230 | -330 |
豪ドル円 | +124 | -151 |
南アフリカランド円 | +170 | -290 |
トルコリラ円 | +35 | -65 |
メキシコペソ円 | +270 | -320 |
こちらもヒロセ通商と似たようなのスワップポイントになっています。
IG証券
とにかく取り扱い銘柄数が豊富なIG証券。
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +212 | -246 |
ユーロ円 | +164 | -200 |
英ポンド円 | +256 | -298 |
豪ドル円 | +111 | -139 |
南アフリカランド円 | +160 | -200 |
トルコリラ円 | +52 | -72 |
メキシコペソ円 | +250 | -290 |
※4/1はスワップ0デーだった為、4/2のスワップ金利を適用
スワップについては高くもなく、売りスワップがキツくもない、という印象です。バランスの良い口座だなと感じました。
DMM FX
僕がFXを始める際に一番最初に使った口座「DMM FX」。
↓通貨ペア\ポジション→ | 買い | 売り |
米ドル円 | +232 | -235 |
ユーロ円 | +208 | -211 |
英ポンド円 | +298 | -301 |
豪ドル円 | +128 | -131 |
南アフリカランド円 | +180 | -210 |
トルコリラ円 | 取扱無し | 取扱無し |
メキシコペソ円 | +280 | -310 |
※4/1はスワップ0デーだった為、4/2のスワップ金利を適用
割と平均より上な印象のスワップポイントです。大手だけあって流石というべきでしょうか。
比較してみた結果、スワップ金利上位は
「LIGHT FX」ライトモード、
GMOクリック証券「FXネオ」、
DMM FX
が良いようだね!
通貨によってスワップ金利が違うので目的にあったFX会社を使おうぜ!
ちなみに「LIGHT FX」は最狭水準のスプレッド(売買手数料の差)なのでオススメだ!
なお、スワップ金利は各国の短期金利により変動します。
FX会社によってはスワップ金利のつく日が違ったりするので注意してね!
間違いや、もっと高いスワップ金利のFX会社があったら、こちらから教えてくださると助かります。
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