日銀の発表があってから介入があると思っていたのに何も無く・・・
このまま160円・・・いくんか・・・?どうしよう・・・
これは・・・ガチで審判の日は近いかもしれない・・・
注目経済指標
2024年4月29日~5月3日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。
特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。
2024年4月29日(月曜日)
◆日本市場は昭和の日で休場です。
◆欧州で消費者信頼感指数・経済信頼感が発表されます。
- 18:00:🇪🇺
4月消費者信頼感(確定値)
予想:-14.7、前回:-14.7 - 18:00:🇪🇺
4月経済信頼感
予想:96.7、前回:96.3
動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
◆ドイツで消費者物価指数(CPI)が発表されます。
- 21:00:🇩🇪
4月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比)
予想:0.6%、前回:0.4% - 21:00:🇩🇪
4月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比)
予想:0.6%、前回:0.4%
ドイツがインフレ率若干上昇の予想となっています。
欧州経済はこのまま崩れていくものかと思われますが、アメリカを筆頭にインフレ率は下げ止まっている印象を受けます。
とはいえ欧州圏はちゃんと下がりきっていると思われますので、過度に心配する必要はないかなとも思っています。
動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
2024年4月30日(火曜日)
◆アメリカのFOMC1日目です。
金利を決めようね委員会、初日です。
利下げはいつ、どのタイミングでどのようにして行われるのか、FRBの意向に注目が集まります。
◆日本で失業率・有効求人倍率が発表されます。
- 08:30:🇯🇵
3月失業率
予想:2.5%、前回:2.6% - 08:30:🇯🇵
3月有効求人倍率
予想:1.26、前回:1.26
動くかもしれない金融商品:ドル円・クロス円・日経平均株価
◆オーストラリアで小売売上高が発表されます。
小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。
- 10:30:🇦🇺
3月小売売上高(前月比)
予想:0.2%、前回:0.3%
動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア
◆フランスで国内総生産(GDP)が発表されます。
国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。
- 14:30:🇫🇷
1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
予想:0.1%、前回:0.1%
動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
◆ドイツで小売売上高が発表されます。
小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。
- 15:00:🇩🇪
3月小売売上高(前月比)
予想:1.5%、前回:-1.9%(修正-1.7%) - 15:00:🇩🇪
3月小売売上高(前年同月比)
予想:-0.7%、前回:1.7%(修正1.9%)
動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
◆ドイツで失業率が発表されます。
- 16:55:🇩🇪
4月失業者数(前月比)
予想:0.80万人、前回:0.40万人 - 16:55:🇩🇪
4月失業率
予想:5.9%、前回:5.9%
動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
◆ドイツで国内総生産(GDP)が発表されます。
国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。
- 17:00:🇩🇪
1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
予想:0.1%、前回:-0.3% - 17:00:🇩🇪
1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
予想:-0.2%、前回:-0.2% - 17:00:🇩🇪
1-3月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)
予想:-0.8%、前回:-0.4%
動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
◆欧州で消費者物価指数(HICP)が発表されます。
消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。
- 18:00:🇪🇺
4月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
予想:2.4%、前回:2.4% - 18:00:🇪🇺
4月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
予想:2.6%、前回:2.9%
欧州の消費者物価指数はしっかり鈍化してきています。
日本円は最弱すぎるのと介入リスクがあるので、狙うならユーロドルの売りが良いのかなと思っています。
動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
◆欧州で国内総生産(GDP)が発表されます。
国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。
- 18:00:🇪🇺
1-3月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
予想:0.1%、前回:0.0% - 18:00:🇪🇺
1-3月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
予想:0.2%、前回:0.1%
消費者物価指数に続きGDPが発表されます。
予想では少々改善されているようですが、0.1%程度ではほぼ同じと考えてもよいでしょう。
予想通り、もしくはそれ以下であるならば、引き続き欧州の景気はあまり良くないと考えておいて問題ないでしょう。
動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
◆メキシコで国内総生産(GDP)が発表されます。
国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。
- 21:00:🇲🇽
1-3月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
前回:0.1% - 21:00:🇲🇽
1-3月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
前回:2.5%
動くかもしれない金融商品:メキシコペソ関連通貨ペア
◆アメリカで雇用コスト指数が発表されます。
- 21:30:🇺🇸
1-3月期四半期雇用コスト指数(前期比)
予想:1.0%、前回:0.9%
直近ではFBRは雇用を注視しているという報道もありました。
今回のこちらの指標は雇用コスト指数と言われ、どの程度雇用に費用が必要なのかという指標になっています。
増加すればコストが増加、減れば減少しているということですが、雇用のコストが増加しているということは平均時給が高い、つまりインフレが止まっていないと考えられるものになります。
予想では増加しているということは、アメリカの雇用状況は強いまま、と考えるのが自然かもしれません。
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
◆カナダで月次国内総生産(GDP)が発表されます。
- 21:30:🇨🇦
2月月次国内総生産(GDP)(前月比)
予想:0.3%、前回:0.6% - 21:30:🇨🇦
2月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
予想:1.1%、前回:0.9%
アメリカのGDPが低く発表されたのに対し、カナダは前年同月比で少々改善する予想となっています。
同じ北米圏なのでカナダのGDPも低く出るんじゃないかなと考えています。その場合、カナダドルは売られるかもしれません。
動くかもしれない金融商品:カナダドル、米ドル関連通貨ペア
2024年5月1日(水曜日)
◆休場の市場があります。
この日に休場の国一覧
- ドイツ
- フランス
- スイス
- 南アフリカ
- シンガポール
- 香港
- 中国
- トルコ
- メキシコ
◆ニュージーランドで雇用統計が発表されます。
- 07:45:🇳🇿
1-3月期四半期就業者数増減(前期比)
予想:0.3%、前回:0.4% - 07:45:🇳🇿
1-3月期四半期就業者数増減(前年同期比)
予想:1.6%、前回:2.4% - 07:45:🇳🇿
1-3月期四半期失業率
予想:4.3%、前回:4.0%
ニュージーランドの雇用状況ですが、就業者数および失業率はどちらも悪化しているとの予想です。
これだけ高金利政策を継続していれば、こうなってくるのが自然な流れなのかなと思います。アメリカが強いままなのは本当に不思議です。
動くかもしれない金融商品:ニュージーランドドル関連通貨ペア
◆アメリカでADP雇用統計が発表されます。
- 21:15:🇺🇸
4月ADP雇用統計(前月比)
予想:18.0万人、前回:18.4万人
アメリカの雇用統計前哨戦、ADP雇用統計です。
最近は金曜発表の雇用統計数値に疑問が生じることも多いので、ADPの結果も踏まえて複合的に考えるのが良さそうです。
予想では鈍化していますが、個人的には予想よりも高い数値が出て、アメリカはまだまだ強いということを見せつけられるんじゃないかなと予想します。
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
◆アメリカでISM製造業景況指数が発表されます。
- 23:00:🇺🇸
4月ISM製造業景況指数
予想:50.1、前回:50.3
アメリカの製造業も衰えてないという予想になっています。やはり利下げはまだまだ先になるのかもしれません。
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
◆アメリカでJOLTS求人が発表されます。
- 23:00:🇺🇸
3月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
予想:869.0万件、前回:875.6万件
アメリカの求人件数を測るために用いられる指標、JOLTSです。この指標次第で雇用が上手くいってるかどうかを知ることができます。
予想としては悪化ですが、誤差の範囲な気がします。色々と戦略を練るなら結果が出てからでも遅くはないでしょう。
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
◆アメリカでFOMC、政策金利発表、パウエル議長の記者会見があります。
- 27:00:🇺🇸
米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
予想:5.25-5.50%、前回:5.25-5.50% - 27:30:🇺🇸
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
金利を決めようね委員会の2日目です。金利は据え置きなのはほぼ既定路線ですが、ここ最近のアメリカ経済の強さに対してFRBおよびパウエル議長はどのように考えているのか?
その意向次第で金利をどうするのかが読み取れるはずです。注目しておきましょう。
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
2024年5月2日(木曜日)
◆日銀の金融政策決定会合議事要旨が公開されます。
- 08:50:🇯🇵
日銀・金融政策決定会合議事要旨
名前の通り、議事要旨が公開されます。
金融緩和を続けるんでしょ?はいはいそうですね。って言いたくなりそうな議事要旨になっていることでしょう。もう日本に期待はできません。
動くかもしれない金融商品:米ドル円、クロス円、日経平均株価
◆スイスで消費者物価指数(CPI)が発表されます。
- 15:30:🇨🇭
4月消費者物価指数(CPI)(前月比)
予想:0.1%、前回:0.0%
いち早く利下げを決行したスイスの消費者物価指数、依然として低い数値を保っています。
このままスイスフラン売りが続けば、僕の米ドル/スイスフランはきっといい感じに利益を出してくれるでしょう。
動くかもしれない金融商品:スイスフラン関連通貨ペア
◆アメリカで失業保険関連指標が発表されます。
- 21:30:🇺🇸
前週分新規失業保険申請件数
予想:21.2万件、前回:20.7万件 - 21:30:🇺🇸
前週分失業保険継続受給者数
前回:178.1万人
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
◆アメリカで製造業新規受注が発表されます。
- 23:00:🇺🇸
3月製造業新規受注(前月比)
予想:1.6%、前回:1.4%
こちらの製造業の指標も改善予想。アメリカさん強すぎでしょ。
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
2024年5月3日(金曜日)
◆日本市場は憲法記念日で休場です。
薄商い中の急変動には注意したいですね。為替介入の可能性も全然ありますのでそこも警戒を怠らないようにしましょう。
◆アメリカで雇用統計が発表されます。
- 21:30:🇺🇸
4月非農業部門雇用者数変化(前月比)
予想:25.0万人、前回:30.3万人 - 21:30:🇺🇸
4月失業率
予想:3.8%、前回:3.8% - 21:30:🇺🇸
4月平均時給(前月比)
予想:0.3%、前回:0.3% - 21:30:🇺🇸
4月平均時給(前年同月比)
予想:4.0%、前回:4.1%
アメリカの超注目指標、雇用統計が発表されます。
雇用者数変化は予想よりも低いですが、前回までの事を考えると予想よりも高く出る可能性が高いです。水増しなんて言われてますが、パートタイマーが増えればそりゃ数字も増えるでしょう、と。
問題なのは失業率及び平均時給です。こちらが改善傾向にあるならば、アメリカ経済は依然として強いと言えるでしょう。
逆にここが鈍化してこないと利下げなんて検討すらしてくれないんじゃないかなと思います。
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
◆アメリカでISM非製造業景況指数(総合)が発表されます。
- 23:00:🇺🇸
4月ISM非製造業景況指数(総合)
予想:52.0、前回:51.4
ISM非製造業景況指数も改善予想となっています。アメリカが鈍化するには更にもう一段階利上げしないといけないのでは・・・なんて予想もされるぐらいアメリカさんが強いです。
まあ実際は現状の金利を維持しつつ景気が緩やかに悪化し始めるのを待つ形になりそうです。想定よりもアメリカが強すぎたってだけの話ですね。
動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
今週は月末月初でリバランスに注意だぜ!
そしてもちろん月頭といえばアメリカの雇用統計!
雇用者数変化よりも時給と失業率の方に注目しておいたほうがいいゾ!
ちなみに経済指標はGMO外貨さんのウェブサイトが見やすいよ!
FX口座としてもかなり優秀なので是非口座開設してみてね!
いまならキャッシュバック額もかなり大きいよ!
気にしておくべきこと
先週は日銀の金融政策決定会合がありました。政策金利は据え置きを決定し、長期国債の買入は継続するということで超絶ハト派な内容。金融緩和は引き続き行っていくという事で決まりました。
日銀、政策金利の据え置き決定 国債買入も3月会合の方針で継続
日銀は25―26日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コールレート翌日物の誘導目標を0―0.1%で据え置くことを全員一致で決めた。長期国債についても、3月の決定会合で決定された方針に従って実施するとした。
日銀は前回3月の決定会合で大規模緩和の枠組みを見直す一方、国債買い入れについては「これまでとおおむね同程度の金額で長期国債の買い入れを継続する」としていた。市場では買い入れ減額の思惑が出ていたが、日銀は買い入れ方針を維持した。
ロイター https://jp.reuters.com/economy/bank-of-japan/2U7MP2VC5ZP45CDLICLFIF335Q-2024-04-26/
市場は会合後の介入に警戒をしていましたが、結局来ず。
ドル円は引けにかけてなんと158円をマークするという超円安相場に突入しました。
もう日本には期待できません。このまま円安を容認するようなことがあれば、円は無限に売られていくでしょう。
植田総裁はこのまま超円安状態に持っていき、経済を崩壊させてから立て直そうとしてるのでは?という説もどこかで見かけましたが、もしそうなるとしたら一体ドル円は何円まで上昇するのでしょうか。
個人的には頼みの綱はアメリカです。経済が鈍化してきて利下げの目処が立ってくれれば、緩やかではありますがドル売りが始まるはずです。
そこがドル円の転換点となるはずですが、現状アメリカ経済はかなり強いです。あの高金利の中で経済が衰えないのは素直に凄いと思います。
なので戦略的には強い通貨を買って弱い通貨を売る、米ドルを買って円もしくはスイスフランを売るという方針が良いのかなと考えています。
円は介入が怖いですが、正直前回の円高127円はアメリカのハト派傾向が強まったことも起因していました。
しかしアメリカ経済が衰えない限りはいくら日本が為替介入をしたところで買いチャンスにしかならないでしょう。
というわけで介入が来たら恐れずショートを損切り、そしてロングをぶち込むという戦略で立ち向かいます。
長々とドル円ショートを処理できず、ついにここまで来てしまったかというところですが、為替介入も近そうなので、タイミングを見失わないように気を張っておきたいと思います。
なんとかコツコツ損失を軽くしつつ、致命傷から重症ぐらいで着地したいものです。
ちなみにこんな話もあります。
「GWだから、祝日だから為替介入はない」の思い込みは危うい――。1991年以降、祝日の介入は14回ありました(全介入のうち3.8%)。
— 高城泰/FXコレクティブ (@takagifx) April 28, 2024
1994年にはGW中に立て続けの祝日介入(4/29、5/3、5/4)。直近だと2011年に祝日介入しています。 pic.twitter.com/wjUJvBzmbJ
休みだからって為替介入が来ないわけじゃありません。くれぐれも油断しないようにしましょう。
では今回のまとめです。
- 超絶円安相場は継続か!?
- アメリカ雇用は依然として強い!?
- ゴールデンウィークは薄商いを狙った急騰急落に気をつけろ!!!
ぜひ参考にしてくださいね。
ついにJINさんが両建て・・・
巷ではJINさんの両建てがトレンド転換の合図なんて言われてますが・・・
そんなわけねぇだろ・・・ここが転換点になるわけがない・・・
ドルは最強だし日本円は最弱なんだから、このトレンドはアメリカが利下げを決定するまで続くと思っておくべきだろ・・・
ゴールデンウィークは主に日本市場が休みなだけなので、アメリカ市場は普通に動いてることに注意しようね。JINさんに安息の日々は来るのか・・・?
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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